じじぃの「年寄りの食材が危ない!クローズ」

クローズアップ現代 「お年寄りの食が危ない」 2010.02.01 NHK
【スタジオゲスト】千葉大学法経学部教授 新藤宗幸 【キャスター】国谷裕子
“フードデザート” 〜広がる食の砂漠〜
今、都市部のお年寄りの食卓に異変が起きている。景気低迷により中小のスーパーが次々と閉店。高齢者の買い物環境が悪化し、肉や野菜、魚、果物など、生鮮食品をほとんど摂ることができない"フードデザート(食の砂漠)"が広がっていると言う。ある大学の調査では、こうした地域に住むお年寄りの2人に1人が「栄養不足」であるという。調査に参加した専門家は、高齢者の慢性的な栄養不足は、老化を加速し、肺炎や脳卒中などのリスクを高め、寝たきりにつながりかねないと、危機感を強めている。90年代、"フードデザート"の問題が深刻化したイギリスでは、国を挙げて対策に乗り出し、街づくりを根本から見直すことで危機を克服した。日本の現状と、イギリス北部の街での解決のプロセスを取材。その方策を考える。
http://www.nhk.or.jp/gendai/
どうでもいい、じじぃの日記。
2/1、NHKクローズアップ現代』「お年寄りの食が危ない」を観た。
フードデザートとは安価で安全な生鮮食料品を購入することが困難な一部エリアのことをいう。
今、都市に住む高齢者のなかでフードデザートが起きています。不況のなか、近くのスーパーが閉店し、遠くの大型スーパーにまで買い出しにいかなければならない食の砂漠が全国に広がっています。
例として、水戸市の女性(73歳)が出てきた。食料品を買いに、以前は駅前のスーパーまで5分の距離だった。
イオンなど大型店との競争に負けて近くのスーパーが無くなってしまった。遠くの大型スーパーまで買い物に行かなければなりない。重い物は持ち帰れないので、最低限必要なものになってしまい、賞味期限の長い缶詰などを買っている。この日に買ったのはツナの缶詰、ブロッコリ、インスタントみそ汁だった。
もっと、いろんな野菜を摂りたいが、年金生活なのでできない。
年金生活の一人暮らしで介護保険で頼めるのは掃除くらいで、買い物までは頼めない。
このような高齢者が増えている。高齢者の半分以上が満足な栄養状態にない。
イギリスの例が出てきた。イギリスでは10年前から、今日本で起きていることが始まっていた。
イギリス北部、シェーンフィールド。80年代、大型スーパーが乱立し、その一方で小さな商店が閉鎖し、町が荒廃していった。転機になったのはブレア政権時代になってからの住民たちの「パートナーシップ」だった。お年寄りからの「とにかく、お店がほしい」。パートナーシップは市民、大学、役所が同じテーブルにつき、考えや意見を交換するやり方だ。大学の学生寮を呼び込むことに成功した。その結果、学生寮のある近くに店がぽつぽつ出てきた。
番組の最後に行政が今出きることとして、現状を把握すること、そして高齢者の健康状態をチェックすることだといっていた。
じじぃのぶつぶつ
車で大型スーパーに買い物によく行くが、ガソリン代がバカにならない。
うちの近くのコンビニで生鮮食品を安く置くようになった。
今、ニンジンが安い。栄養もあることなので、毎日みそ汁に入れて食べている。
豆腐、納豆が安いので、助かる。