じじぃの「朝のフルーツは金・食前に食べるのが効果的!その習慣は間違い」

フルーツ

国際フルーツ協会「食事前か食後か 先フルーレポート」

2016/06/21 フードボイス
国際フルーツ協会は本格的な夏を目前にダイエットを考えている人を対象に食事の先にフルーツを食べる「先フル」をまとめた。
朝イチに水分が多いフルーツを食べる、噛んだ時に果汁がジュワッと広がるフルーツならなんでもOK。食前にフルーツを好きなだけ食べる、食前の15~20分ぐらいにフルーツを食べるのが理想的、とにかく食前であれば大丈夫。
http://fv1.jp/39573/

『その習慣、じつは大間違い!』

博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2019年発行

「食後のフルーツは美容にいい」は間違い! より

「食後の楽しみ」といえば、真っ先に思い浮かぶのがデザートやフルーツ。とくに、デザートのケーキやプリンよりも栄養価が高く、カロリーの低いフルーツを食べることを楽しみにしている人も多いかもしれない。
たしかにフルーツはビタミンやミネラル、植物繊維が豊富で、私たちが健康的な生活を送るうえで欠かせない食材の1つとして知られている。
ところが「食後のフルーツ」は、いま挙げた果物のもつ効果を台なしにしてしまい、さらには身体にも悪影響を及ぼす習慣なのである。
果物の最大の特徴の1つとして挙げられるのが「消化の速さ」だ。フルーツは、通常なら胃に入ると30分程度で消化され腸に送られる。それにくらべ、肉や魚、ご飯などは消火に3~5時間ぐらいかかる。
そのため、果物を食後に食べると、先に胃にたまっているご飯やおかずに邪魔され、腸へと進めなくなってしまう。そうすると、フルーツは胃のなかでみずからがもつ酵素によって発酵をはじめてしまうのだ。食後にフルーツを食べると、ゲップがでやすくなるという人がいるかもしれない。これは、フルーツが発酵したことによってでたガスが原因なのだ。そして、このガスは、口臭の元になるともいわれている。
またフルーツのほとんどはアルカリ性だが、胃酸は酸性だ。そのため長時間フルーツが胃に滞留すると、胃酸が中和され、ほかの食べ物の消化吸収を遅らせることとなる。その結果、胃もたれや消化不良などを引き起こすのだ。
それだけでなく、胃でしっかり食べ物が消化されないまま腸に送られると、当然腸内環境も悪化し、肌荒れの原因になる可能性もある。
このように、「食後のフルーツ」は胃腸に大混乱を起こす残念な食習慣なのだが、いままで記したような事態を避けるのはとても簡単だ。
食後がだめなら、食前に食べればいい。そしてできればフルーツだけを食べることだ。これなら胃腸に負担がかかることもなく、栄養素をあますことなく摂ることができる。

                        • -

どうでもいい、じじぃの日記。
「食後にフルーツを食べると、ゲップがでやすくなるという人がいるかもしれない」
ときどき、ゲップが出ます。
まさか、フルーツが原因とは思ってもいませんでした。
糖尿病とも関係があるかもしれません。