どうでもいい、じじぃの日記。
1月21日、NHK BS 香港PHX:時事弁論会 「中国の発展は強い指導者のおかげか」を観た。
大体、こんなことを話していた。
・(司会者)金融危機以来、好調な中国の経済発展ぶりで中国の評価が上がっている。評価されている原因は何か。アメリカでは「中国共産党の元では、いずれ経済破綻がくるとみられていたが、もはや失敗は望むべきでなく、受け入れるべきだ」と言っている。また、ロシアでは「中国の経済成長の成功は指導者が優れているからだ」と言っている。
・指導者のおかげです。1978年12月に訒小平が改革開放を掲げてから30年、恩恵を受けている。強い指導者がいたからです。
・インドの経済と比較すればいい。成功の鍵は中国に強い指導者がいたからだ。
・時代がヒーローをもたらしたのか、ヒーローが時代を作ったのか。何でも歴史の必然です。時代の流れで国民に改革という気持ちがあったから改革開放に繋がった。
・指導者が成功の鍵とはいえない。東ドイツの指導者が中国にきたとき、訒小平は国民の意見を聞くべきだといった。
・キューバ、北朝鮮はどうだ。中国が文化大革命のとき経済成長がなかったのは、強い指導者がいなかったからだ。
・指導者とは指導者グループのことを指している。文化大革命のとき、ある面で正しくとも指導者グループの判断が間違っていたからだ。
・1989年の天安門のとき反改革の動きがあったが、訒小平が改革の制度を安定したものにしたからだ。
・インターネットによる投票結果
75%・・・中国の発展は強い指導者のおかげだ
24%・・・そうは思わない
・メールの内容
中国の発展は強い指導者と儒教のおかげだ。
じじぃの印象
今年は上海万博が開かれる。今日がちょうど開幕の100日前だ。
今年は中国のGDPが日本を抜くというし、上海万博は、日本の大阪万博と同じようなイメージなのか。
「1989年の天安門のとき反改革の動きがあったが、訒小平が改革の制度を安定したものにしたからだ」
結果がすべてなのだろうか。
確かに中国の発展は強い指導者「訒小平」にあった。
1978年10月、当時、国務院副総理の訒小平は日本を訪問した。
http://japanese.china.org.cn/jp/qshn/2008-11/03/content_16703605.htm