じじぃの「未解決ファイル_59_E.T.」

夢の扉〜NEXT DOOR〜 地球外知的生命体がいることを実証したい 2009/12/27 TBS
【ナレーション】長峰由紀 【ドリームナビゲーター】庄司麻衣 【ドリームメーカー】西はりま天文台主任研究員 鳴沢真也
兵庫県作用町。ここに、日本で指折りの天体観測所があります、西はりま天文台です。この主任研究員の鳴沢真也さんは宇宙から発せられる電波などの信号を捉え、地球外知的生命体の存在を科学的に確かめようとしているのです。そんな鳴沢さんは、11月に全国32箇所による画期的な地球外知的生命体探査を行いました。世界も注目するこのプロジェクトはどんな結果が出たのでしょうか?
http://www.tbs.co.jp/yumetobi/
どうでもいい、じじぃの日記。
12/27、TBS 「夢の扉〜NEXT DOOR〜 地球外知的生命体がいることを実証したい」を観た。こんな内容だった。
地球外知的生命体(E.T.)の科学的探査を続けて行きたい。
宇宙には数えきれないほどの恒星や惑星があります。その星の中には、もしかすると地球と同じようなE.T.が存在するかも知れないという夢を子供の頃に想い描いた人は多いでしょう。
そんな子供の頃の夢を持ち続け、E.T.の存在について科学的に探査し続けている人が、兵庫県・西はまり天文台の主任研究員である鳴沢真也さんです。鳴沢さんは宇宙から発せられているという電波やレーザーをキャッチしてE.T.の存在にアプローチしていきます。そんな鳴沢さんは2年前からあるプロジェクトに向けて動き出しました。それは、日本全国、32か所ある天文観測所の協力を得て一斉にE.T.を発見しようというものです。果たして、鳴沢さんは発見することが出来るのだろうか。
銀河系の恒星の数だけでも約1000億個あるとされている。しかし、E.T.からの電波はまだ発見されていない。
今から約50年前、アメリカの天文学者フランク・ドレイク博士らが行った「オズマ計画」から「地球外知的生命体探し」(SETI)が始まった。
1977年、オハイオ州立大学で宇宙からの電波を捕えた。これはE.T.が出したとしか思えない電波だった。"Wow!" シグナルと呼ばれた。89年には自然界にはないとみられる電波をハーバード大学が観測した。 しかし、E.T.からの電波だとする証拠とするには再検出させなければならない。これらの電波は一度きりの電波だった。
兵庫県にある西はりま天文台を中心に「宇宙人探し」(セチ=SETI)が始まった。
プロジェクトを進める同天文台主任研究員の鳴沢さんは「夢のある試みを通じて、広い宇宙の中の小さな地球の存在を実感し、平和の尊さにも思いをはせてほしい」と話している。
2007年11月に西はりま天文台で開催されたSETI研究会にて、全国同時SETI観測実験が正式決定した。
2009年11月に西はりま天文台東海大宇宙情報センター(熊本県)、和歌山大、高知高専吾川木星電波観測所など8ヵ所で電波を同時に観測を行う。地球外知的生命体の探査を目的としたうみへび座領域の電波・光同時観測が始まった。
E.T.が出した電波を同時に捕えることができれば、E.T.が発信したものであるという確定がなされる。
この「宇宙人探し」は一般に「UFO探し」と誤解されていることが多い。「宇宙人」というようなエイリアン的なことは一切ない。鳴沢さんはこのような誤解が一番つらいと話す。
同時観測の本番です。アメリカから記者がかけつけた。当日、分厚い雲が空を覆った。しかし、観測を始める直前になって雲が無くなった。全観測所に「GO」サインを出した。
和歌山大、高知高専吾川木星電波観測所で奇妙な電波を捕えた。
大成功、このような同時観測は世界で初めての試みではないか。ちょっと大げさにいうと科学の歴史を変えたのではないか。
後で解析の結果、高知高専吾川木星電波観測所のものは「ノイズ」だと分かった。和歌山大は漁業無線の電波を拾ってしまったのではないか。残念ながら、E.T.からの電波を捕えることができなかった。
鳴沢さんのMY GOAL 「2040年までに月と地球、同時セチを実行する」
うれしい知らせが届いた。アメリカから「日米共同で観測をやりましょう」という知らせだった。