じじぃの「世界一星がきれいなアンデス山脈の高地・日本発アルマ電波望遠鏡!未来世紀ジパング」

世界最大の電波望遠鏡に生きる日本の職人魂 動画 デイリーモーション
http://www.dailymotion.com/video/xybhj2_%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%9C%80%E5%A4%A7%E3%81%AE%E9%9B%BB%E6%B3%A2%E6%9C%9B%E9%81%A0%E9%8F%A1%E3%81%AB%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E8%81%B7%E4%BA%BA%E9%AD%82_tech#.UeY5gtJFCJk
チリの砂漠のアルマ望遠鏡、本格始動へ 動画 YuTube
http://www.youtube.com/watch?v=zjw8VKkbaUU
アルマ望遠鏡

わし星雲

石黒正人

アルマ望遠鏡 国立天文台
http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/
131億年前の宇宙に酸素 アルマ望遠鏡で発見 (追加) 2016年6月17日 東京新聞
宇宙が誕生してから7億年後の今から131億年前には酸素が存在したことを示す成果で、井上昭雄・大阪産業大准教授は「初期宇宙での星形成の歴史解明につながる」と期待している。
チームは昨年6月、くじら座の方向にある約131億光年先の銀河をアルマ望遠鏡で観測し、酸素からの光を検出した。これまで直接確認した酸素のうち、最も遠いものという。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016061601001940.html
アルマ望遠鏡、「視力2000」を達成! - 史上最高解像度で惑星誕生の現場の撮影に成功 2014年11月06日 ALMA
アルマ望遠鏡が、今後天文学の様々な分野において革命をもたらすことを予期させる、画期的な画像の撮影に成功しました。若い星おうし座HL星を取り囲む塵の円盤を「視力2000」に相当する史上最高の解像度で写し出したのです。惑星誕生の現場である塵の円盤がこれほどの高解像度で撮影されたのは、今回が初めてのことです。アルマ望遠鏡によって超高解像度撮影が可能となり、惑星の誕生・成長過程の理解が飛躍的に進むと期待できます。多くの天文学者が抱いてきた長年の夢がついに結実したのです。
http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/news/pressrelease/201411067466.html
アタカマ砂漠 ウィキペディアWikipedia)より
アタカマ砂漠スペイン語:Desierto de Atacama)はチリのアンデス山脈と太平洋の間にある砂漠である。全体の平均標高は約2,000mにも達し、その過酷さからアタカマ砂漠への道は「死への道」と恐れられた。砂漠内にはオアシスがあり、東西交易の拠点としてアンデス山脈と沿岸を結んでいる。
【その他】
・標高が高く空気も乾燥しているため、大気揺らぎや水蒸気を嫌う天文観測に適した地となっている。このためヨーロッパ南天天文台のパラナル天文台、ラ・シヤ天文台、日本のなんてん、ASTE望遠鏡などの天体観測施設が設けられハワイ島マウナケア天文台群に並ぶ一大天文観測拠点として宇宙の謎の解明に向けた研究が行われている。
わし星雲 ウィキペディアWikipedia)より
わし星雲(M16、NGC6611、IC4703)はへび座にある散開星団と散光星雲の複合した天体である。散開星団の背景に散光星雲が広がっており、メシエ天体としての番号M16は散開星団の方に付けられた番号である。
1995年4月にはハッブル宇宙望遠鏡によって、星雲中央にある細長い暗黒星雲の画像が撮影された。この観測によって、暗黒星雲の柱の先端からさらに細い分子雲が伸びており、その先端に生まれたばかりの星が隠されている様子がはっきりと捉えられた。この暗黒星雲は後に「創造の柱」(Pillars of Creation )と名付けられた。
石黒正人 ウィキペディアWikipedia)より
石黒正人(1945年 - )は、日本の天文学者。理学博士(東京大学)。専門は、電波天文学で、国立天文台教授。
国際プロジェクトALMA計画の基本構想(規模、場所等)を練り上げ、1998年より同計画の日本側責任者となり、南米チリ・アンデスの5000mの高地に、巨大電波望遠鏡ALMA(アルマ:アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)の建設を進めている。

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クローズアップ現代 「宇宙と生命の謎に迫れ 巨大望遠鏡の挑戦」 2011年10月19日 NHK 動画あり
【キャスター】国谷裕子 【ゲスト】国立天文台教授 渡部潤一
地球のような惑星の誕生、そして生命誕生の秘密に迫る史上最大の電波望遠鏡アルマ望遠鏡」が9月30日、本格的な観測を開始した。国立天文台の石黒正人元教授らが30年前から取り組んできた「日本発」の国際共同プロジェクトで、南米・チリの標高5000メートルの高原に巨大望遠鏡を66基建設し、ミリ波やサブミリ波と呼ばれる電波を観測。その電波を分析すると、宇宙空間に漂う微小な物質の量や成分、さらに物質の動きがわかり、どのように惑星が誕生するのか、明らかになるという。さらに期待されているのが、惑星誕生の現場でアミノ酸など生命を形作る物質を発見、つまり地球外に生命が存在する証拠を見出すことだ。新型望遠鏡の観測開始までを追い、奮闘する日本人研究者の姿と研究の最前線を伝える。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3110
未来世紀ジパング 「"世界一星がきれいな場所"で日の丸沸騰プロジェクト!」 2013年7月15日 テレビ東京
【司会】SHELLY、大浜平太郎 【ゲスト】夏野剛宮崎美子坂下千里子 【ナビゲーター】山根一眞(ノンフィクション作家)
●困難を乗り越えた技術者たち、あくなき挑戦のドラマ
アルマ建設には、ニッポンの天文学者と技術者のあくなき挑戦のドラマがあった。アンテナ本体の開発・製造を担った三菱電機は、巨大アンテナを分度器の1度をさらに、3万6000分の1に分割した精度で動かすというとんでもない技術を開発した。その製作には80社に及ぶ中小企業も集結。アンテナ表面の凹凸誤差は、なんと1000分の4ミリで、ベテラン職人が1つ1つ丹念に磨き上げて完成させた。
そして、この国際プロジェクトの“生みの親”も日本人なのだ。国立天文台の名誉教授で、電波望遠鏡の世界的権威、石黒正人さん。構想したのは30年前で、世界中の広くて平らで乾燥した場所を求めて探し回り、世界各国に参加を促した。このように日本が世界を牽引して、天文学史上最大の観測プロジェクトが実現したのだ。
●世紀の大発見となるか!? アルマが開く技術立国の未来とは?
世界トップレベルの研究者が集結するアルマ望遠鏡。そこで観測チームのトップを務めるのも日本人、国立天文台の斎藤正雄さんだ。アメリカの観測所で国際経験を積んで、アルマのリーダーに抜擢された、国際プロジェクトのスペシャリストだ。
斎藤さんは、「惑星誕生の謎」を解明しようとしている。世界最高峰の能力を持つアルマでないとできない観測だ。世界の英知を率いて人類初の発見に挑む斎藤さん。そこで見た光とは?
●未来予測
「2055年に月で宇宙万博を開催!」。
40年後の2055年に大きな宇宙万博を開催する。
アルマプロジェクトを2年遅れでスタートしたにもかかわらず、電波望遠鏡16台を一番早くに納品できた日本の技術力、もの作りが次に目指すべき目標として、山根さんは提示した。過酷な課題に挑戦する事こそが、科学技術の進歩をもたらし、日本のものづくりを活性化させる。日本を元気つける事ができる。夢のような話に聞こえるが、実際に月で作業する為の無人作業機の開発なども始まっているのだ。
http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/backnumber/20130715/
どうでもいい、じじぃの日記。
7/15、テレビ東京 『未来世紀ジパング』で「"世界一星がきれいな場所"で日の丸沸騰プロジェクト!」を観た。
こんなことを言っていた。
【最後のみ】
本格的稼働を始めたアルマ電波望遠鏡
アルマのリーダー、国立天文台の斎藤さんが何かを捉えた。画像処理された画像を確認する。
斎藤さん、「これを見せにいこう」
同僚の科学者たちが集まってきた。
パソコンの画面に雲のような像が表示されている。
これが日本製の電波望遠鏡が捉えたもの。これまで観測することができなかった電波の分布だ。
同僚の科学者、「驚きだな!」
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した「わし星雲」。画像の一部が黒くなっている。そこにアルマの観測結果を重ね合わせると、黒いところに赤いもの(電波画像)が浮かび上がってきた。一酸化炭素だ。
白っぽくなっているところはガスが多く、たくさんの星が生まれる前兆だという。
斎藤さん、「これはあくまで最初の第一歩、1つの前進です。じい〜んときました」
スタジオから
坂下さん、「すご〜い。じい〜んときました」
アンデス山脈の台地に設置されたアルマ望遠鏡に、星からの電波が降り注いでいる絵が出てきた。
山根さん、「宇宙でも画像を撮って、きれいだな、ということではなくて、アルマがやろうとしていることはたくさんあるんです。たとえば、銀河誕生の謎、生命誕生の謎、皆さんの体は何でできていますか? タンパク質。これってどこから来たんだろう、と考えると、宇宙にある材料でしかつくれなかったんです。その材料はだれがいつつくったの? どうやって出来てきたのか、知りたいじゃないですか。アルマで見ると、私たち生命の材料が今つくられつつあるというのが見えてくるんです。これは今まで見えなかったのです」
未来予測
「2055年に月で宇宙万博を開催!」
みんな、え〜。
山根さん、「2005年に愛知県で『愛・地球博』がありました。あの時私は、愛知県館のプロデューサーだったんです。次はすごい博覧会をやりたい。50年後に宇宙で万博をやったらどうかなと思った」
月面に光学望遠鏡、電波望遠鏡スペースコロニーなどがある未来の絵が出てきた。
山根さん、「知らないこと未知のことに挑戦するのは人類そのもので、それによってアルマで開発された技術や日本のものづくりがさらに進むんです」
じじぃの感想
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した『わし星雲』。画像の一部が黒くなっている。そこにアルマの観測結果を重ね合わせると、黒いところに赤いもの(電波画像)が浮かび上がってきた。一酸化炭素だ」
すごいなあ。
今後、何が出てくるんだろう。楽しみだ。