じじぃの「ぼけっと、Eモニ_091130」

E morning テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/emorning/tokusyu/post_147.html
特集:次代への一歩/出光興産(2)アグリバイオ事業 2008/11/19 FujiSankei Business
■微生物技術で食を守る
今秋、出光興産でバイオ関連事業を扱う「アグリバイオ事業部」の営業部隊が秋田や新潟など、米どころの農協を中心に足しげく営業活動を繰り広げている。売り込んでいるのは「タフブロック」という今年1月に発売した稲用のバイオ農薬だ。今春、一部の農協などで試験的に使用されたが、通常の化学農薬とほぼ同等の防除効果が得られたことから口コミなどで評判が伝わり、来春の作付けを控えた農協などからの問い合わせも急増しているという。
このバイオ農薬は、化学薬品ではなく稲の育成や生物には無害な微生物が原料だ。この微生物を溶かした水に発芽前の種もみを浸すと、表面を覆うように微生物が繁殖し、いもち病など稲の病原菌が繁殖するスペースをなくす仕組み。いわば微生物のバリアーだ。
http://www.business-i.jp/news/special-page/jidai/200811190001o.nwc
用語。
・タフブロック -- 水稲種子消毒用の微生物農薬
 タフブロックは栃木県農業試験場がいちご圃場から分離した糸状菌タラロマイセス フラバス菌を含む水稲種子消毒用の微生物防除剤です。育苗場面で発生する多くの病害に高い予防効果を示します。農薬成分にカウントされませんので、特別栽培などの最適です。
・納豆菌(バチルス菌
 古くから納豆を作る能力が知られ、私たちの生活に役立ってきた納豆菌。
 納豆菌の仲間には多種多様な能力を持つ種類が自然界に存在しているのです。
 出光では、納豆菌の仲間から農業や畜産に役立つ種類を見つけ出し、商品化に取り組んできました。
 http://www.idemitsu.co.jp/agri/biseibutsu/natto/index.html
どうでもいい、じじぃの日記。
11/30、テレビ東京 朝のニュース番組『Eモニ』をいつものように、ぼけっと観た。
主なニュース
●鉱工業生産
 工業生産指数は前月を0.5%上回ったものの、上昇幅は9月の2.1%から大幅に縮小した。
円高・株安対策 2次補正に
 円高や株安の対策を加えるため、1次補正の執行凍結で確保した2兆7000億円規模を上回るとの見通しを示した。
鳩山内閣支持率68%
 10月の前回調査から5ポイント低下した。マニフェスト見直しの声が上がっている。
UAE中央銀行が資金供給発表
 ドバイショックで日本への影響は4%、中国への影響は2%。今、株価は持ち直している。 影響を受けた会社 清水建設(人工リゾート島)、大成建設(海底トンネル)
今日の特集
"脱石油"社会でどう稼ぐ−出光興産 天坊会長“非石油”で目指す新成長
現在、石油連盟の会長も勤める天坊会長に、業界の現状と出光の成長戦略を聞く。
燃料油の需要見通しは2007年 2億超だったが、2013年では1.5億キロリットルになる。石油の割合は1973年には70%だったが、2030年には40%になる。現在でも余剰設備、余剰人員の状態が続いている。
各社の中間決算(在庫の影響を除いた実質経常利益 単位:億円)
 新日本石油  247 ダウン
 新日鉱HD    9 ダウン
 出光興産   289 ダウン
 コスモ石油  211 ダウン
出光興産の先進技術研究所の中のアグリバイオ事業部の映像が流れる。微生物を使った農薬の開発を行っている。酵母菌や乳酸菌に利用される青カビなどを対象にしている。
生物農薬は生産農家にとって、安全な農薬になっている。
司会者 なぜ、このような研究を行っているのか。
天坊会長 石油タンパクの研究を行ってきた。微生物農薬はその研究の延長上にある。納豆菌を使った微生物農薬などの開発をしている。
司会者 これからの計画は。
天坊会長 化学農薬を使わないで、トマトや稲を作りたい。化学農薬と違って何回も使える。現在、アグリバイオは売上から見れば2.8%に過ぎないが、2015年までには1割にまでもっていきたい。もうすでに「のぞみ」という種類のトマトを出荷している。
じじぃの印象
納豆菌が出てきた。
生物農薬は未来の農業を変えるのかもしれない。