じじぃの「ぼけっと、スーパーモーニング」

スーパーモーニング 2009年11月3日 テレビ朝日
【出演】 小木逸平テレビ朝日)、 赤江珠緒鳥越俊太郎(コメンテーター)、大澤孝征(弁護士)、若一光司立花裕人、藤本幸太郎、都さゆり、三反園訓テレビ朝日コメンテーター)、上宮菜々子テレビ朝日)、佐々木亮太(テレビ朝日)、みといせい子久保田直子テレビ朝日)、高村智庸(レポーター)、峰剛一(ナレーター)
【ゲスト】 長妻昭民主党) 【トピック】 鈴木義孝(警察関係者)
金閣寺1950年に放火により全焼した、室町幕府三代将軍足利義満の別荘であった寺院。番組が金閣寺炎上の謎に迫った。
http://kakaku.com/tv/channel=10/programID=4940/episodeID=272100/
どうでもいい、じじぃの日記。
11/3、テレビ朝日 朝の番組『スーパーモーニング』をいつものように、ぼけっと観た。
長妻大臣が緊急生出演ということと、金閣寺"炎上"の謎というタイトルに引きつけられて観た。金閣寺"炎上"の謎は昔、三島由紀夫の本『金閣寺』を読んだこともあって、何か新たな発見があるのか、興味深く観た。
●長妻大臣が緊急生出演
 いろいろ言っていたが、その中の一つ。
 鳥越氏 インドネシアなどから来ている看護師さん。3年間の間に、日本人でも難しい試験をパスしないと帰されてしまうのは、酷じゃないですか。
 長妻氏 介護施設に勤める介護労働者の賃金が低すぎることが原因なので、介護労働者の賃金を上げないことには問題の解決にならない。
●結婚詐欺
 大澤氏 結婚詐欺の場合、詐欺だと立証するのは難しい。今、警察では、女がしたことの証拠集めをしている段階ではないか。
●森の中の"秘密基地" 地上8mの隠家
 神奈川県・茅ヶ崎市に木の上に隠家を作っている。鳥小屋の人間版というところか。
●アナタも漫画化の主人公!人気サービスの秘密
 自分自身が主人公の漫画を作ってくれるサービス。会社のPRに使える。漫画の種類として、少女マンガ風、コミカル風、少年マンガ風と選べる。少女マンガ風だと人の目がやたらと大きくなる。
●久々!サッチー節 "楽天"を逆さに・・・・
 楽天野村克也監督が退任した。久々にサッチーの映像が出てきた。
 「年というのはそれなりに、経験と実績があるわけですから」
●修業僧"炎上"の謎
 時空ミステリー 放火犯の心の闇に迫る。レポーターは高村氏。
 およそ、60年前、金閣寺が炎上した。出火した所は火の気のない場所からだった。一人の修業僧が姿を消した。部屋にあるはずの布団も蚊帳も無くなっていた。犯人は林養賢という修業僧だった。金閣寺放火にまつわる重要な資料が鈴木義孝氏のもとに保管されていた。「マッチで点火して金閣寺を焼いたのであります」。作家司馬遼太郎氏が、当時、新聞記者として現場にかきつけスクープをやってのける。司馬遼太郎氏は住職と面識があったのだった。修業僧の犯行動機は何だったのだろうか。われわれ(高村氏等取材人)は彼の生まれ故郷、若狭湾に面した小さな漁村に向かった。修業僧と同級生だったという老人。「賢かったよ。小学生時代ずっとトップだった」。「吃音(どもり)があってコンプレックスがあったのではないか」。修業僧はお寺の一人息子だった。父親は結核で亡くなっていた。母の期待を一身に受けていた。母親は警察から事情聴取を受けた後、自殺した。三島由紀夫はこの事件を「美への嫉妬」として小説『金閣寺』を書き、水上勉は小説『五番町夕霧楼』、『金閣炎上』を書いた。修業僧。「美に対する嫉妬の考えから焼いたのです」。しかし、この後に続く言葉があったのだ。鈴木義孝氏。「嫉妬で金閣寺を焼くのだろうか」。修業僧。「真の気持ちは表現しにくいのであります」。「なんか、そこに住職が(マッチを点けるときに)やってこんかんかなと思ったのです」。保管されていた資料には「生はいかん 死はいかん ・・・・」と綴られていた。修業僧は逮捕されてから20日後、27歳で肺結核で亡くなった。ナレーター。「美に対する嫉妬」という言葉が一人歩きしてしまったのではないか。
 大澤氏 自分の死と共に、金閣寺を道連れにしたかったのではないか。
じじぃの印象。
去年の秋葉原での通り魔事件を思い出した。この僧は自分が生きてきた証しを金閣寺炎上という形にしたかったのかもしれない。