じじぃの「未解決ファイル_41_ハエトリグサ」

Dionaea muscipula 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=mG49_8v-vMg
食虫植物ハエトリグサがカエルを捕食する瞬間など 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=PxyQQQXlUbk
トコトン掘り下げ隊! 生き物にサンキュー!! (追加) 2014年5月21日 TBS
【MC】松嶋尚美チュートリアル徳井 【レギュラー】薬丸裕英大沢あかねタイムマシーン3号イシバシハザマ、小島よしお、その他
食虫植物の驚くべき生態をわかりやすく見せようという今回の放送。
タイムマシーン3号は「掘り下げ隊」としてマレーシア・ボルネオ島のジャングルに赴き、巨大食虫植物を探す。
食虫植物は虫以外に何を食べるの? エビとか肉で試す。
http://www.tbs.co.jp/ikimononithankyou/
ハエトリグサ ウィキペディアWikipedia)より
ハエトリグサ(蠅捕草、Dionaea muscipula)は、北アメリカ原産の食虫植物。別名、ハエトリソウ、ハエジゴク。葉を素早く閉じて獲物を捕食する姿が特徴的で、ウツボカズラと並ぶ有名な食虫植物である。
英語の"Venus Flytrap"(女神のハエ取り罠)は、2枚の葉の縁の「トゲ」を女神のまつ毛に見立てたことに由来する
【捕虫】
食虫植物と言えば、虫をぱくぱく食べるような印象があるが、実際には多くは粘着式や落とし穴式で、ほとんど動かない。はっきり動くものはほとんどなく、あってもムジナモのように小柄であったり水中生活をしているものが多いので、虫を能動的に捕らえる瞬間を肉眼ではっきり確認できる食虫植物は、実質的にはこの種だけと言って良い。ただし能動的とは言っても虫をおびき寄せる性質はないため、昆虫駆除の役にはほとんど立たない。他の食虫植物同様、彼らにとっての捕虫は生存に必要なエネルギーを得るためではなく、肥料となる栄養塩を獲得するのと同じ行為である。だから、捕食しなくとも一般の植物が肥料不足になったのと同じ状態ではあるが、光合成で生産した糖をエネルギー源にして生き続けることはできる。また、ハエ以外の昆虫はもちろん、ナメクジのような昆虫以外の小動物も捕食する。

                      • -

『トンデモない生き物たち』 白石拓 宝島社 2006年発行
植物一の瞬発力をもつハエトリグサの記憶力 (一部抜粋しています)
ふつうは昆虫が植物を食べる。まさか自分が植物に食べられるとは昆虫も思ってみなかっただろう。しかし、なぜだと考えてみたところで、ワナにはまってしまったら後の祭りである。
食虫植物は世界でおよそ560種が知られ、日本でも20種以上確認されている。植物らしくちゃんと葉緑体をもち、光合成を行っているにもかかわらず、小動物を捕らえて足りない栄養を補っている。
食虫植物の動物捕獲方法は、次の5つに大別できる。すなわち、粘液でくっつける、2枚の化ではさみ込む、落とし穴に落とす、吸い込む(水生の食虫植物)、迷路に誘い込んで捕らえる、である。
このように多彩な戦術をもつ食虫植物たちの中で、ダーウィンをして「世界で最も不思議な植物」といわしめたのが、葉ではさみ込むタイプのハエトリグサ(またはハエトリソウ、ハエジゴク)だ、ハエトリグサはモウセンゴケ科、ハエトリグサ属の一属一種の多年草アメリ東海岸の一部地域にのみ自生している。
ハエトリグサの捕虫器官は、開いた2枚貝のような葉だ。葉の縁にはそれぞれトゲ状の突起が並んでいる。このトゲは葉が合わさったときに獲物を逃さないための鉄格子の役目をしている。そして、葉の中央部分に各3本ずつ、かたい毛のようなものが生えており、これがワナの要(かなめ)の感覚毛である。この感覚毛に虫などが触れると、2枚の葉が閉じて、あわれ虫ははさまれて見動きができなくなってしまう。
ハエトリグサの感覚毛に触れてから葉が閉じるまでわずか0.5秒。閉じる動作だけでいえば0.1秒以内だ。これはあらゆる植物で最も速い動きの一つである。しかも、それは巧妙なプログラムで実行される。
たとえばハエが飛んできて、感覚毛に触れたとする。だが葉は開いたままだ。ところが、それから30秒以内にもう一度触れると、今度は瞬時に閉じる。なぜそうなのか? これは風に飛ばされてきたゴミなどに反応して、葉がムダに閉じるのを防ぐためのしくみらしい。だが研究者たちはこのしくみに大いに悩まされてきた。なぜなら、30秒以内に2回の接触がないと葉が閉じないということは、ハエトリグサが記憶をもっていることになるからだ。
これまでの研究成果によると、感覚毛の刺激によって植物体内に生理活性物質が蓄積され、それが2回目の刺激で限界量に達し、葉を閉じる命令が出される。これが記憶の正体だと考えられている。そしてさらに驚くべきは、このときの刺激は高等生物の神経回路と同じく、電気的に伝わるのである。
また、筋肉をもたない葉がどうしてそんなにすばやい動きができるのかも、長い間なぞだった。
最近の研究では、葉の細胞が水でふくれる圧力(膨圧)と関係があるようだ。この膨圧によって、開いた葉は外に向けていくぶん反り返った状態になっていて、力がたまっている。それが葉を閉じよという命令によって何らかの作用が働いて圧力に変化が起き、葉がはじかれたように閉じるらしい。しかし、くわしいしくみはまだよくわかっていない。

                            • -

どうでもいい、じじぃの日記。
『トンデモない生き物たち』に食虫植物のことが載っている。
「ハエトリグサ」というから、ハエをとって食べるのだろう。動物でいえば歯のような葉で捕えたハエを包み込む。
ここ、東金にも食虫植物園があって、この食虫植物を見ることができる。「成東・東金食虫植物群落」
この本をきっかけに今度、行ってみよう。
ネットで「不思議 植物」をキーに検索してみると、やはりあるんだ。
・高い音に反応して葉が動く。音楽を聞くと踊り出すのは、人間だけではありません。ソプラノの歌や、高い音に反応して葉が動きます。
・虫などが蕊柱の付け根(花の中心部)を刺激すると、目にも留まらぬ速さで270度蕊柱が回転します。時間にして0.1秒程度ではないでしょうか。
 http://www.fb.u-tokai.ac.jp/WWW/hoshi/miracle/mvp.html
「ハエトリグサ」ね。
ハナクソを入れたら、うまいといって食べてくれるのだろうか。
メグソ、ヘソゴマ入れたら、うまいといって食べてくれるのだろうか。
じじぃのスカンクガスに反応してくれるのだろうか。
バイアグラはどうだろう。
じじぃの好奇心は純真な子どものように膨らむのでした。