じじぃの「不思議な花・虫たたき植物・トリガープランツとは!世にも驚異な植物たち」

David Pike demonstrating mechanism in trigger plants (Stylidium) pollination 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=DHkDDFWIm6E
trigger plants


『世にも驚異な植物たち』 博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2017年発行
猛スピードで動き花粉をたたきつける「トリガープランツ」 より
「トリガープランツ」は、オーストラリア原産のスティリディウム科の植物で、「引き金草」「ゲキテツ草」「虫たたき」などと呼ばれることもある。
この花には非常に面白い特徴がある。それは、「目にも見えない速さで動く」というもの。
トリガープランツには、オシベとメシベが合わさって1本の柱のようになった「蕊柱(ずいちゅう)」という器官がある。普段この蕊柱は花の横に垂れ下がっているが、花に虫がとまると、この蕊柱が目にもみえない速さで起き上がり、その先端で虫をたたきつける。そのスピードはおよそ0.1秒。たいていの虫は逃げる間もなくたたかれる。
こうすることで、蕊柱の先端にあった花粉が虫の体にくっつくという仕組みだ。虫をたたいたあとは、5分ほどすれば元の状態に復帰する。別の虫がやってきたらまた同じ動作を繰り返すことになるが、このとき、すでに別のトリガープランツで花粉をたたきつけられてきた虫がやってくると、今度はその虫の頭や背中に付いた花粉が蕊柱に付き、そこで受粉が完了するという仕組みだ。
オーストラリアには、このような動きをするトリガープランツの仲間が100種類以上もあるという。

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どうでもいい、じじぃの日記。
「トリガープランツ」は、花の横にオチンチンのように垂れ下がった柱をもっている。
ハチが花に止まると、この柱はシャキンと立ってその先端でハチの頭にたたきつける。
虫を食べる食虫植物の中でパックマン型の場合、虫と触れた所がテコの原理で閉じるのだと言われている。
植物には動物のような神経細胞はないのだそうだ。
どんな原理で、お花のオチンチンが動くのだろうか。
トリガープランツはネットでも買えるそうだ。