じじぃの「未解決ファイル_40_腸内細菌」

[1/3] NHKスペシャル 解明!驚異の細菌パワー 2015年2月22日 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=DSWqHG45v14
サイエンスZERO 「シリーズ細胞の世界② 腸内細菌と免疫の不思議な関係」 動画 Youku
http://www.pideo.net/video/youku/db539161d28ace49/
NHKスペシャル 「腸内フローラ解明!驚異の細菌パワー」 (追加) 2015年2月22日
【司会】井ノ原快彦、久保田祐佳 【ゲスト】宮崎美子、パパイヤ鈴木、服部正平(東京大学教授)、伊藤裕(慶応義塾大学教授)、赤座英之(東京大学教授)
腸内細菌の全貌を解明すれば、医療に大きな変革をもたらすのではないかという期待が高まり、欧米では国家的な研究プロジェクトが動き出しました。“腸内フローラ”を治療に活かす臨床研究も次々と始まっています。
今や“腸内フローラ”は、人類の寿命を劇的に延ばした「ワクチンの開発」や「抗生物質の発見」に匹敵するインパクトがあるとも考えられています。
IgA抗体が腸内細菌の周りにびっしり。抗体は体の中の細菌を殺すもの。しかし、不思議なことに菌は死んでいない。IgA抗体は攻撃するためではなく、助けるために働いている。必要な菌だけを選んで腸に棲み着かせている。IgA抗体に選ばれた細菌だけが粘液層に入れる。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0222/
主治医が見つかる診療所 「免疫力アップSP」 2012年7月9日 テレビ東京
【司会】草野仁東野幸治森本智子テレビ東京アナウンサー)
免疫力を強くする方法!がん細胞も殺すパワー最新活性法 医学検証・笑うと上がる? 新ヨーグルトの選び方
体内に取り込んだ、良い栄養や悪い細菌は、腸で吸収されるため、NK細胞は腸に多くスタンバイしている。
そのため、NK細胞の70%は腸にある。
腸には、NK細胞の強力なサポーターとなる乳酸菌がいる。
例えるなら、乳酸菌は居眠りをしているお巡りさん(NK細胞)を起こす、街の市民的存在。
http://www.tv-tokyo.co.jp/shujii/backnumber/120709/index.html
乳酸菌 ウィキペディアWikipedia)より
乳酸菌は、代謝により乳酸を生成する細菌類の非学術的な総称。ヨーグルト、乳酸菌飲料、漬け物など食品の発酵に寄与する。一部の乳酸菌は腸などの消化管(腸内細菌)や膣の内に常在して、他の病原微生物から生体を守り、恒常性維持に役立っていると考えられている。
【腸内善玉菌としての乳酸菌とプロバイオティクス】
人体に有益な乳酸菌を摂取するという考えは、パスツール研究所に所属していたロシアの科学者であるイリヤ・メチニコフの発案だとされる。メチニコフは、小腸内から発見された毒性を示す化合物が吸収されると害になるという内容の自家中毒説を唱えていた。そして、1907年に『不老長寿論』という著書を出版し、ブルガリアに長寿者が多いことに目をつけ、ブルガリアの乳酸菌を摂取させたところ、腐敗物質が減少したので自家中毒を防止できて長寿になると唱えた。ブルガリアの乳酸菌の他に、ケフィアや酢漬け、塩漬けの食品によって人々は知らずのうちに乳酸菌を摂取していることを指摘している。
その後もこうした仮説による研究は発展していった。そして、疾患の原因は様々だが、有害な腸内細菌が作る毒素も生活習慣病につながる一因であるということが分かっている。

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生物を科学する辞典 市石博、早山明彦、早崎博之、その他著 東京堂出版 2007年発行
腸はからだを守る免疫のトリデ? (一部抜粋しています)
私たちのからだを、病原菌などの外敵から守る免疫の主役はリンパ球である。このリンパ球の60%が腸に集まっている。腸は、からだを守るうえで重要な役割をはたしているのだろうか。
動物の体では、口から肛門まで消化管がつらぬいている。この中を、植物が消化されながら通り抜けていく。食物は、多種多様な病原菌をもちこんでくるので、消化管は、皮膚と同様、外界に接しているといっても過言ではない。皮膚は病原体の侵入をガードすればよいが、腸の表面は粘液でおおわれているので、栄養分や水分が腸の上皮細胞から吸収されるときに、病原体などが粘膜から侵入しやすい。これを防ぐためにリンパ球が集まっているのである。
そのしくみを説明しよう。腸には「バイエル板」とよばれる器官があり、そこにマクロファージ、ヘルパーT細胞、B細胞などのリンパ球が集まっている。腸の粘膜に細菌やウイルスがやってきたら、マクロファージがこれを食べて、食べかすをヘルパーT細胞に示す。すると、ヘルパーT細胞は、B細胞に抗体を大量につくらせる。この抗体が病原体のくっつき、キラーT細胞などがやっつける。
脊椎動物だけでなく無脊椎動物も、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)やキラーT細胞などが病原体などを攻撃する免疫システムをもっている。しかし、B細胞が抗体をつくって病原体などをやっつける免疫システムをもっているのは脊椎動物に限られている。脊椎動物でも、硬い食物をかむ顎(あご)がないナツメウナギの仲間は抗体をつくらない。このことから、動物は、進化の過程で顎で硬い食物を食べるようになって、多くの病原体が消化管に侵入するようになったため、抗体で身を守るようになったと考えられている。
ところで「免疫」とは、自分の体と、自分の体ではないものとを区別して排除するはたらきをいう。自分の体ではないものを排除するのであれば、腸には、病原体以外に消化された栄養分が大量にやってくる。リンパ球がこれらを排除してもおかしくない。しかし、栄養分は病原体とは区別して、小腸の上皮細胞原体内に吸収する。自分のからだに安全なものは、腸の免疫の関所を通している。
腸の中には、約100種類の細菌(腸内細菌)が100兆個いるといわれている。乳酸菌(ラクバチルス菌ビフィズス菌など)のように有益な細菌もいるが、大腸菌のように、ときによっては悪さをする日和見(ひよりみ)菌や、毒素を出すウェルシュ菌のような有害菌もいる。これらの細菌は、有害菌も含めて、リンパ球からの攻撃は受けない。これは、腸内細菌の細胞壁には、リンパ球に攻撃させない、何らかの物質があるからと考えられている。さらに、腸のバイエル板を中心とする免疫器官のはたらきは、有害菌も含めて腸内細菌が存在してはじめて整ってくることがわかっている。
近年、食物を通して免疫のはたらきを強化できることがわかってきた。乳酸菌などの有益菌を作るつづけると、病原体を食べる免疫細胞のはたらきが強化される。ガン細胞の増殖を防ぐNK細胞も活発化するという。乳酸菌などは、アレルギー反応を抑制するはたらきもあるという。またオリゴ糖は、ヒトの小腸では分解されず大腸にやってくるが、この糖を有害菌は利用できず、ビフィズス菌などが利用して増殖するので、腸の免疫を強化するのに役立っている。

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どうでもいい、じじぃの日記。
この頃、ガスが出っぱしだ。散歩していて20〜30分歩くと、プープー鳴り出す。これは腸が刺激されたからだと思うんで、体にはいいんではないかと思う。
しかし、若い時と比べてやたらとガスが出るようになった。
ばばぁ(女房)もやる。「なんか、ワルイ!」
まぁ。ガスが出た後は体がスカッとして、気持ちがよくなるので、いいことなのかもしれない。
テレビで女性の人が便秘だ。とか言っていた。病院で調べたら腸にガスが溜まっているとか。病院の医師が「もっと歩きなさい」とか言っていた。
ガスと「腸内細菌」は関係があるのだろうか。
ネットで「腸内細菌 ガス」をキーに検索してみた。
「善玉菌」優勢のときに「発酵」されてできたガスです。これはにおいがあまりありません。
「悪玉菌」優勢のときに「腐敗」されてできたガスです。これはすごいです。
ふう〜ん。じじぃの場合は「腐敗+毒」ガスです。スカンクガスですが、ヨーグルトを食べると、「発酵+毒」ガスに変わります。
笑点』の誰かさんが言ってました。「ヨーグルトって体にいいんだって」、「そうでガス」