じじぃの「人の死にざま_85_ソクラテス」

あの人に会いたい ソクラテス SPYSEE
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Socrates - Encyclopedia channel 動画 YouTube
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ソクラテス 提供: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
ソクラテス(紀元前469年頃-紀元前399年4月27日)は古代ギリシアの哲学者である。 彼自身は著作をおこなわなかったため、その思想は、弟子のプラトンや歴史家のクセノポン、アリストテレスなどの著作を通じて紹介されている。
【名言】
ソクラテス自身はかなりの恐妻家で、妻のクサンティッペ「何が哲学だ!?屁理屈ばかり重ねずに仕事をしろ」と言われるなど頭が上がらなかった。そんな中、ソクラテスは結婚について悩んでいる人間に向かい、「結婚してもしなくても、どのみち君は後悔することになる」といった。

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『人類の歴史200万年』 READERS DIGEST 1980年発行 (一部抜粋しています)
ギリシャ思想の勃興
BC6世紀以来、ギリシャ世界においては、この世に存在する様々な物事の本質について、疑問を投げかけようとする動きが起こっていた。
ソクラテスは、アテネ市民たちに彼らが信じて疑わなかった物事について、絶え間なく質問を投げかけ、彼らを問いつめていった。ソクラテスは、真実や美、正義といった概念の持つ意義を追求しようとしたために、アテネ市民から若者たちを毒するものとして訴えられ、ドクゼリを飲んで死ぬ刑を科された。しかしソクラテスの思索を根絶することはできなかった。彼の弟子プラトンはこの世には2種類の世界、すなわち現象の世界と実在の世界との2つがあり、現象の世界は5感によって感じられて認識されるものであり、幻影や変化に満ち、いずれ滅びていくものとあると考えた。一方実在の世界は永遠不変の"イデア"であって、この世界は思索によってのみ認識されるものであると考えた。このプラトンの哲学は、初期のキリスト教の思想家たち、とりわけ聖アウグスティヌスに大きな影響を与えた。

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『人間臨終図巻 下巻』 山田風太郎著 徳間書店
ソクラテス (前469-前399) 70歳で死亡。
ソクラテスは、国家の神々を信ぜず青年を謬(あやま)らせるという罪で投獄され、死刑の宣告を受けた。そのとき、彼はいった。
「死というものは、実は人間にとって最大の祝福かもしれない」
また法廷を退廷するときにいった。
「われわれはついに別れるときがきた。私は死ぬために、君たちは生きるために。−−しかし、どちらに幸福が多く訪れるかは神のみぞ知る」
友人のクリトンが逃亡をすすめたが。「悪法もまた法なり」とこれをしりぞけ、みずから毒をあおいで死んだ。
しかし彼は自殺したのではない。みずから毒をあおぐというアテナイ法廷の判決に服したのである。
「−−あの方は、足が重くなったといって仰向けに寝られた。毒を渡した男があの方に触って、足から足へと調べ、足を強く押してわかりますか、と尋ねた。あの方は、わからない、とおっしゃった。その次にその男は、腰から上に触っていって、身体が冷えて硬くなってゆくのを教えた。あの方自身も触れてみて、これが心臓まで来たら往生するのだ、とおっしゃった。
もうかれこれ、下半身が冷たくなったとき、かけてある布をとっておっしゃるには、『おいクリトン、アスクレビオスさまに鶏をあげなきゃならん。あげてくれ、忘れずにな』
『そりゃ、あげるが、どうだ、ほかに何かいうことはないか』
クリトンがそう尋ねても、もう返事はなく、しばらくして痙攣が来た。ふたたび布をかぶせたときには、あの方の眼は動かなくなっていた」(プラトン「プァイドン」)

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ソクラテスの生涯
http://philos.fc2web.com/socrates/soccar.html
ソクラテスの弁明
http://philos.fc2web.com/socrates/apology.html
ソクラテス Google 検索
http://images.google.co.jp/images?sourceid=navclient&hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E3%82%BD%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%B9&um=1&ie=UTF-8&ei=QX-YS5HFHc2TkAWA-NWLAQ&sa=X&oi=image_result_group&ct=title&resnum=4&ved=0CCgQsAQwAw