じじぃの「未解決ファイル_39_古代エジプト死者の書」

Ancient Egyptian Book of the Dead at ROM 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=JnO3XsDFHe8
Book of the Dead 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Go8WisDC4W8&feature=related
死者の書 フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
死者の書(英語綴りBook of the Dead)は古代エジプトで死者とともに埋葬されたパピルスの巻き物。死者の霊魂が肉体を離れてから冥府の国に入るまでの過程を描いたもので、コフィンテキストとしても存在する。心臓を天秤にかける死者の裁判の章は有名である。秤の目盛りを見つめるのはアヌビス神。また、秤には真実の羽根と死者の魂がそれぞれ乗っており、死者が真実を語ればオシリスの治める死後の国へ、嘘偽りであればアメミットという魂を食らう鰐に似た怪物に食べられるというシーンも描かれている。あの世とこの世の中間を「ドゥアト」と呼ぶ。おもに、絵とヒエログリフという神聖文字で構成されている。

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『ムー』 11月号
総力特集 最新 大ピラミッド・ミステリー (一部抜粋しています)
ピラミッドへの終わらぬ探究心 未来へ引き継がれていく古代エジプトの叡智
大ピラミッドに集結された古代エジプトの叡智は、古代エジプト3000年の歴史を支えたばかりではなく、その後の人類の歴史を切り開く大きな原動力となった。
西洋文明の起源はギリシャ・ローマにあるといわれるが、じっさいには、学問にしても宗教にしても、古代エジプトに多くを学んでいる。古代エジプトこそが世界最先端の文明国だったのだ。
ギリシャ人は、エジプトの叡智の鍵を握っているのがトトという神だと考えた。トトは中王国時代以降、知恵の神として登場し、しばしばトキの頭をした姿で表される。トトは、ギリシャ人の間では、「ヘルメス・トリスメギストス」という神として知られるようになり、ローマ時代にはヘルメス(メルクリウス)として、地中海世界全体へと広まっていく。
このヘルメスが書いたとされる「ヘルメス文書」のひとつに『エメラルド・タブレット』がある。伝説によると、この書は「紀元前3万6000年に、アトランティスの祭司トートによって書かれ、ギザの大ピラミッドの中に収められていた」とされる。
タブレットによれば、大ピラミッドを建造したのもトトであるという。この文書中の有名な一節が、「下にあるものは上にあるもののごとく、上にあるものは下にあるもののごとく」という言葉だ。それはギザの3大ピラミッドと天との照応関係を見事に示している。『エメラルド・タブレット』を含むヘルメス文書が編纂(へんさん)されたのは、実際には、紀元前300年ごろから西暦300年ごろにかけてといわれるが、その原形はそれよりも2000年以上も前のピラミッド時代、いやそれよりも伝説にいわれているように、その遥か以前にまで遡れるのかもしれない。
ローマ帝国キリスト教を国教に採用しても、エジプトの叡智は形を変えて受け継がれていった。
エジプト宗教のシンボルであるアンク(生命の鍵)は十字架へと姿を変えた。オリシス、イシス、ホルスという3神は、父なる神、聖母マリア、子キリストという組み合わせとして蘇った。
クリスマスや復活祭といった儀礼もまた、エジプトのホルス神の誕生や、オリシスの復活儀礼にその原形をもつといわれる。

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吉村作治 太陽の船復活 徹底解明!ピラミッドの謎 (追加) 2011年8月7日 TBS
【出演者】早稲田大学名誉教授 吉村作治小林麻耶
今回発掘された4500年以上前の巨大木造船「太陽の船」は、エジプト・カイロ郊外のギザにあるエジプト最大のピラミッドの真横から発見された。
この「太陽の船」は、古代エジプト第4王朝のクフ王のために建造され、当時の死生観に基づいて作られた。“王(ファラオ)の魂”は肉体の死後も永遠に生き続け、「太陽の船」に乗ってこの世とあの世を行き来するというものだ。「太陽の船」は2隻あり、この世とあの世はそれぞれ違う船に乗って天空を巡っていると古代エジプトでは信じられていた。
最初に発見された第1の「太陽の船」はすでに発掘と復原を終えて展示されているが、第2の「太陽の船」は、1987年に世界屈指のエジプト考古学者である吉村作治教授率いる早稲田隊がその存在を確認した。1993年に予備調査を行ったが、当時の日本経済の落ち込みにより、資金難でプロジェクトを開始できなかった。しかし2007年、(株)ニトリ似鳥昭雄社長の資金援助によって2年の準備の後再開されたのが、発見後22年たった2009年4月であった。そして、今年6月22日、ようやく第2の「太陽の船」の発掘に至った。
全長40mを超える「太陽の船」は、41もの巨大な蓋石で覆われており、その蓋石をひとつひとつ取りはずすことから発掘が始まる。そして、今回取材班は世界ではじめて、蓋石が上げられ「太陽の船」の一部が見えた瞬間をカメラで捉えることに成功した。
蓋石の取り外しには細心の注意が払われた。発掘現場を囲むテントの中にさらに遺跡を防護するためのテントを設置し、遺跡内部と外部の温度や湿度を合わせて作業に臨む。加えて発掘スタッフや取材スタッフは防護服を着用するという厳重な体制をとった。スタッフの衣服などに付いた現代社会の細菌は、4550年の時を経た空間に持ち込まれると、遺物を損傷する危険性があるからだ。
さらに今回の発掘には、「太陽の船」の発見だけにとどまらない大きな学術的成果があった。 
一般的にファラオの墓と認識されているピラミッドも、実は内部にも外部にも古代文字らしきものはほとんど描かれていなかったため、詳しいことはわからず未だに人類最大の謎のひとつとなっている。
しかし今回、「太陽の船」から取り外された蓋石には古代エジプト文字がたくさん描かれていたのだ。番組では巨大な蓋石に描かれていた文字をもとに、諸説あるピラミッドの建設方法や、なぜピラミッドは建設されたのかなど、フリーアナウンサー小林麻耶が聞き手となりその謎に迫っていく。
他にも、古代エジプト人は「太陽の船」をどのようなイメージで建造したのか? どのような航行を想像していたのか? CGや映像を交えて、21世紀の現代に甦らせる。
http://www.tbs.co.jp/program/rkb_pyramid_20110807.html
「歴史シリーズ特別版 古代文書が解くエジプトの謎」 BS日テレ 9/24
聖書よりも昔、今から3000年ほど前のエジプトでは、葬られる際に、死後の世界を描いた書物を棺に納めた。
これが「死者の書」である。
この「死者の書」は19世紀になって再度発見され、エジプト人の死生観・世界観・宗教観を知る貴重な資料となった。
死者の書とその発見を巡る物語を、再現ドラマとコンピューターグラフィックで描きながら、この文書を再検証し、秘められたエジプトの英知に迫る。
http://www.bs4.jp/entame/guide/kodai_sp/
どうでもいい、じじぃの日記。
新聞の広告に月刊誌『ムー』の11月号が載っていた。「総力特集 最新 大ピラミッド・ミステリー」と書いていた。
よくこの雑誌にはアトランテス大陸とかUFOのこととか、太平洋のムー大陸のことなどが書かれている。そういった類の専門雑誌なのだが。(^^;
9/24にBS日テレで「古代文書が解くエジプトの謎」を観たことで、エジプトのことが気になっていたので飛びつくように書店に買いに行った。
死者の書』。死者があの世で暮らせるようにミイラとともに葬られた書。死者を蘇らせるための書である。
今から約3000年も前、古代エジプト人は死後の生命を信じていた。永遠の命の方が長いと信じられていた。
古代エジプトの文化は死者の文化ともいわれる。この『死者の書』を世界最古の宗教書ではないかという人もいる。
死者が来世に辿りつくまでいろいろな段階があり、来世に辿りつくまで必要なことが書かれている。
雑誌、『ムー』の記事「ピラミッドへの終わらぬ探究心 未来へ引き継がれていく古代エジプトの叡智」に「エジプト宗教のシンボルであるアンク(生命の鍵)は十字架へと姿を変えた。オリシス、イシス、ホルスという3神は、父なる神、聖母マリア、子キリストという組み合わせとして蘇った。クリスマスや復活祭といった儀礼もまた、エジプトのホルス神の誕生や、オリシスの復活儀礼にその原形をもつといわれる」がある。
キリスト教の原形はユダヤ教にあり、ユダヤ教の原形は古代エジプトの宗教にあるといわれている。キリストの新約聖書にも死後の世界が出てくるのは、古代エジプトの影響があるからなのである。
永遠の生命を願う気持ちは古代エジプトも、現代のわれわれも同じなのである。