じじぃの「未解決ファイル_19_ミミズ」

プラナリアの再生実験
http://rika-kyouzai.sakura.ne.jp/kyouzai18.html
プラナリアの体はどうなっているのですか? 2012/11/16 Yahoo!知恵袋
プラナリアでは、体すべての細胞が生まれつきiPS細胞みたいなものなのでしょう。切断される刺激によって、プラナリアの体細胞は不足している必要な器官に分化します。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1397268393
ヒドラ 出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
ヒドラとは、刺胞動物のうちヒドロ虫綱花クラゲ目ヒドラ科に属する淡水産の無脊椎動物の総称である。
または広くヒドラ亜目のものを指す場合もある。あるいは、ヒドロ虫綱の動物でポリプがよく発達するものについて、そのポリプのことをまとめてこう呼ぶ場合もある。最後のものについてはヒドロ虫を参照されたい。
この項ではヒドラヒドラ属の動物について扱う。
【生活環】
暖かな季節には親の体から子供が出芽することによって増える。栄養状態が良ければ、円筒形の体の中程から横に小さな突起ができ、その先端の周辺に触手ができて、それらが次第に成長し、本体より一回り小さな姿になったとき、基部ではずれて独り立ちする。場合によっては成長段階の異なる数個の子を持っている場合もあり、これが複数の頭を持つと見えることから、その名の元となったギリシア神話ヒュドラを想像させたものと思われる。また、強力な再生能力をもち、体をいくつかに切っても、それぞれが完全なヒドラとして再生する。

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プラナリア 出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
プラナリアは、扁形動物門ウズムシウズムシウズムシ亜目に属する動物の総称。広義には、三岐腸目に属する動物の総称。さらに、渦虫鋼に分類される動物の総称とする説もある。体表に繊毛があり、この繊毛の運動によって渦ができることからウズムシと呼ばれる。淡水、海水および湿気の高い陸上に生息する。
【再生能力について】
この動物の再生能力は著しく、ナミウズムシの場合、前後に3つに切れば、頭部からは腹部以降が、尾部側からは頭部が、中央の断片からは前の切り口から頭部、後ろの切り口から尾部が再生される。このような各部から残りの部分が正しい方向で再生されるのを、極性があるといい、具体的には何らかの物質の濃度勾配ではないかとされている。再生が秩序正しく行われるための体内の濃度勾配原因物質としてNou-darake遺伝子が同定されている。
頭に切れ込みを入れ3等分にすれば、3つの頭を持つプラナリアに再生する。
ある学者がメスを使い100を越える断片になるまで滅多切りにしたが、その全ての断片が再生し100を越えるプラナリアが再生したという逸話がある。プラナリアが再生できる栄養環境さえあれば可能であるとされる。
その大きな再生力の反面水質の変化には弱く、水質が悪化すると溶ける。そのため、プラナリアを水質の指標とすることもある。

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『あなたの知らないミミズのはなし』 山村紳一郎 (著)/ 田村孝 (イラスト)/ 中村方子(監修)/ 皆越ようせい(写真) 2007年発行 (一部抜粋しています)
ミミズがつくるふしぎな物質
役に立つといえば、どうしてもふれておかなければならないのが、ミミズの研究から新しい薬が生まれるかもしれないという話だ。ある種のミミズの体液には、血栓(血液のなかにできる血液のかたまり)を溶かすはたらきをもつルンブロキナーゼという物質や精子を殺す性質をもつライセニンとよばれる物質がふくまれている。ライセニンは一種のたんぱく質の毒で、マウスなどの実験では、体重1キログラムあたり10マイクロリットル(1マイクロリットルは1000分の1cc)を注射すると20分で死んでしまうという。
でも、大切なことはルンブロキナーゼやライセニンの血栓(血液のかたまり)をとかしたり精子を殺すしくみだ。まだくわしくはわかっていないが、もしそのしくみが応用できれば、新しい薬ができるかもしれない。もちろん、まだ研究がはじまったばかりなので、くわしいことがわかってくるまでに時間がかかる。でも、ひょっとしたら近い将来、ミミズの研究から生まれた薬が人間の命を助けることになるかもしれない。ミミズにはそんなすばらしい可能性も秘められているのだ。
貴重なミミズの遺伝情報
もうひとつ、ミミズが医学の分野で役に立つかもしれないという話をしよう。
人間をはじめ、さまざまな生き物が生まれる前には、たいへんシンプルな姿をしている。それが卵だ。もっとも卵といっても、魚や鳥などのようにからだの外に産み出されて、その後で生長して誕生するものばかりではない。たとえば人間でも、最初に卵子精子とが出会って遺伝情報がまざり、母親の体内である程度成長してから赤んぼうとして誕生する。でも、赤んぼうになる前には、たったひとつの細胞でできた卵が分裂を繰り返して、だんだんからだをつくっていく期間がある。そしてこの「からだができていく」ときに、ふしぎなことが起きる。分裂するもとの細胞はまったく同じものなのに、細胞によっては筋肉になったり、皮膚になったり、つめのようなかたい器官になったりと、なぜかさまざまな形に変化するのだ。実はこのしくみのくわしいことは、まだわかっていない。でも、生物が自分のからだをつくるたいへん重要なしくみのひとつとして、また、進化のなぞを解くカギとして、世界中で研究がすすんでいる。
さて、ミミズのなかまには、からだの一部を切られても元通りにもどる種類がある。たとえばヤマトヒメミミズがそれだ。からだの一部が切り取られると、そこから切り取られた部分のからだが再生してくる。ところが切り取る条件などを変えると、うまく再生できず、みじかくなってしまったり、同じ部分がたくさんできてしまったり・・・・ということが起こるのだというのだ。ではヤマトヒメミミズは、自分の切り取られた部分がどこであるのかをどのようにして知るのか・・・・。そして、うまく再生できないときは何が原因なのか・・・・こういったことを研究することで、動物がからだをつくるしくみについて新しいことがわかってくるかもしれない。クローン技術をはじめとした、さまざまなバイオテクノロジーの研究に役立つ情報が、ミミズのからだにはたくさんかくされているらしい。

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どうでもいい、じじぃの日記。
自分の体を再生する動物にはどんなのがいるんだろうと、東金図書館に行って本を探した。
確か、ミミズなんかは体を切断しても再生するんじゃなかったっけ。
『あなたの知らないミミズのはなし』という子供用向けのミミズの絵本があった。
面白い。ミミズは目もない、耳もない、骨もない。
家の庭にこんもりと盛り上がった土は、ミミズのうんこなんだ。ミミズが食べて出す土の量は1ヘクタール当たり1年間で約280トンにもなるんだそうだ。写真にうんちするミミズがある。これが栄養分豊かな土になる。
ミミズの体を切っても再生するミミズはヤマトヒメミミズという種類のものらしい。切る場所によって再生の仕方が異なるとか。
ネットで「再生する生物」をキーに検索してみた。
トカゲの尻尾切りというのもある。
ヒドラという淡水に住んでミジンコなどを食べているのがいて、けっこう分裂再生に強いらしい。
山の清流の岩にヒルみたいについているプラナリアもどこを切られても、再生するのだそうだ。
マジックに「美女の胴切り」なんかがあるけど、「プラナリアの胴切り」は本当に再生するんだから、驚きだ。
「美女の再生」はいいが、「じじぃの再生」はお断りとか。