『人生に乾杯！』 映画のことならeiga.com
運命的な出会いで結婚したエミルとヘディも今では81歳と70歳になり、恋をしていた頃のことなど忘れ、細々と平和に暮らしていた。しかし、そんな2人の生活も年金だけでは足りず、借金取りに出会いのきっかけとなったダイヤの指輪を担保にされてしまう。高齢者に厳しい社会に怒りを覚えたエミルは、紳士的に郵便局を強盗することに。高齢者の生活をユーモアたっぷりに描いたハンガリー映画。
http://eiga.com/movie/54459
産経新聞 6月29日 ハンガリーの現実から日本も学べ ピーター・フランクルさんが語る （一部抜粋しています）
年金生活者の老夫婦が生活苦のあげく銀行強盗犯になるハンガリー映画『人生に乾杯！』が公開されている。「現実にハンガリーの高齢者の生活は経済的に厳しく深刻。映画で描かれるテーマは決して絵空事ではありません」。ハンガリー出身で現在、日本で暮らす数学者であり大道芸人、ピーター・フランクルさんは訴える。
≪81歳のエミル（エミル・ケレシュ）と70歳の妻、ヘディ（テリ・フェルディ）は質素な暮らしを続けてきたが、安い年金暮らしでは電気料金も払えない。エミルはついに銃を手に郵便局強盗を犯す。妻も夫に協力、夫婦で連続強盗犯となるが、人を傷つけない"紳士的な強盗"に人々は共鳴し人気者となるが・・・≫
「かってハンガリーが社会主義国のころに、ひたすら働き続けたのが今の年金生活者。"失われた世代"の彼らは現在の急激な資本主義の流れについていけないのが現実です」とフランクルさんは説明する。近年、電気料金など公共料金をはじめ物価が急激に高騰する一方、年金額は据 え置かれているため高齢者たちの生活の困窮ぶりは深刻さを増しているという。
「若いころ国家のために尽くした世代が最も悲惨な状況に置かれているのがハンガリーの現状なのです。反面、仏、独など外資系の企業に就職した若者たちは裕福な生活を享受している。こんな不公平な社会だからこそ、この映画が生まれたのでしょう」
・
ハンガリーで暮らした母は3年前に死亡した。「亡くなるまで医者として働いた母でさえ、近年、電話口で『また電気代が上がったのよ』という話ばかりしていた。高齢者にもっと生きがいのある社会を築かなければ誰も幸福にはなれませんよ」とフランクルさんは指摘。
「ハンガリーの現実は高齢化問題に直面する日本の参考になるはず。また、この映画で日本人がハンガリーを知るきっかけとなれば」と期待を込めた。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
どうでもいい、じじぃの日記。
6/29、産経新聞に「ハンガリーの現実から日本も学べ」が載っている。
ピーター・フランクルさんは母国ハンガリーで国際数学オリンピックで優勝。20年も前から日本に定住して数学を教えている。大道芸人もやっている。
年金受給者が銀行強盗をする映画『人生に乾杯！』を紹介している。
こんなの、本当にありじゃないの。捕まらないんだったら、俺もやりたい。(^^;
テレビで、年金生活、1ヵ月25万円の生活などとやっている。
じじばばの年金生活、1ヵ月X万円台だぁ。
なぜ、こんなに差があるかというと、片や一流企業に勤めた方で毎月厚生年金をせっせと納めた方、片や自営で毎月国民年金をせっせと納めた方。働いているとき、厚生年金を納めるのと、国民年金を納めるのとで、60になって、こんだけ差がつくとは知らなんだ。
とほほ。とほほ。おまけに杜甫甫。
「年金生活 X万円」をキーに検索してみた。
検索結果。
・年金（2ヵ月X万円ほど）、持ち家があると生活保護は受けられないでしょうか？
・年金生活者の場合でも、税金はがっちり取られます。まず年金の所得税（雑所得で、年末調整あり）、消費税は買い物の度に容赦なく取られ、固定資産税は年々上がり、健康保険税は所得割額＋資産割額＋均等割（1人につき）＋平等割（1世帯につき）で算出されます。
・年金が生活保護費より低い場合は差額が支給されますので申請してみてください。
・国民年金のかけた年数が少ないと、 もらえるのがX-1万円X万円という老人がけっこういる。
・国民年金歴が長いおかんが受け取る年金は、月6〜7万円程度との事。これにシルバー人材センターの紹介による仕事で、月に1〜2万円でトータル最大9万円程度の収入となるようです。そこから電気ガス水道と固定電話代で1万円程度がひかれるとして、残りの6〜8万円。これで家賃を払ったりしていたら、いくら地方とはいえ最低でも家賃は4〜5万円程度かかるので、残り3万円程度が生活費となります。残り3万円という事は、1ヵ月30日で1日1000円、1回300円程度の食事となります。
こんなこと書いてしまって、とりあえず、銀行強盗はやめとこ。貯金も少しあることだし・・・
そうだ、俺にはシャガールがある。
シャガールの絵は南仏ニースのシャガール美術館が有名のようです。日本ではまだ詳しく調べていませんが兵庫県芦屋市南宮町の美術館に、別府・大分の湯布院の美術館に、広島県広島市中区基町の美術館にシャガールの絵があるようです。
