じじぃの「日本の再生は海外企業の買収から」

【為替】対ドル主要16通貨の騰落率
http://blog.livedoor.jp/sol_invictus/archives/385461.html
対ドル騰落率 (一部抜粋しています)
アメリカドルを0.0としたときの対ドル騰落率
通貨        2007/09/24  2008/11/01  2009/01/08

                                                                                        • -

日本円      0.59 →   1.65 →   1.56
イギリスポンド   0.62 →   -2.68 →   0.48
アメリカドル     0.00       0.00      0.00
ユーロ        0.48 →   -3.37 →   -0.37
シンガポールドル  0.48 →  -1.41 →   -0.68
韓国ウォン     0.33 →   -1.71 →   -2.38
オーストラリアドル 0.39 →   -3.74 →   -3.01

                                                                                        • -

NIKKEI NET 2009/01/06 (一部抜粋しています)
東芝ウェスチングハウス社などがプログレス電力子会社から原子力発電プラントを受注
ウェスチングハウス社による米国での原子力発電プラント受注について
― プログレス電力子会社との原子力プラント2基に関するEPC契約を締結 ―
当社のグループ会社であるウェスチングハウス社は、米国ショー・グループ(The Shaw Group Inc.)とともに、米国プログレス電力の子会社であるプログレス・エナジー・フロリダ(PEF)と、新規原子力プラントの建設に関する契約を締結しました。
今回締結したのは、PEFがフロリダ州に新規に建設を計画するレビィ発電所1号機、2号機向けの、110万キロワット級原子炉「AP1000」2基及び原子炉周辺設備の納入、エンジニアリング、建設工事等を含めた全体のプロジェクトに関する契約です。今後は、本契約に従い、2016年以降の運転開始を目指します。
ウェスチングハウス社は2008年春にサザン電力、SCANA電力とそれぞれ同型原子炉2基の契約をしており、今回が米国で3回目の新規原子炉建設契約となり、2007年7月に中国で締結した4基とあわせて、10基の契約を得たことになります。
現在、米国では30基以上の原子力発電プラントの新規建設計画が発表されています。また、世界各国において電力の安定供給と地球温暖化防止の観点から、原子力発電プラントの新規建設や既設プラントの効率向上が求められています。このような背景のもと、当社とウェスチングハウス社は、今後も市場の要望に応じた、積極的な受注活動を展開していきます。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=208848&lindID=4
RBB TODAY 2008年11月27日
富士フイルム、中国の医療ITシステムトップの天健社を買収
富士フイルムは27日、中国の医療ITシステムでトップシェアの北京天健源達科技有限公司を株式取得により子会社化したことを発表した。
天健社は、病院全体の診療・会計情報を統合・管理する病院情報システム(HIS)を中心に、電子カルテシステム(EMR)、放射線科管理システム(RIS)、医用画像情報システム(PACS)、病理情報システム(PIS)、地域医療システムなどの医療ITシステム製品を幅広く取り扱う企業。中国全土の1,000を越える病院を顧客とし、現在中国医療ITシステムでトップシェアを獲得している。
富士フイルムは、天健社の子会社化により、急成長する中国医療IT分野における事業拡大に向けた取り組みを、12月より本格展開するとのこと。とくに、年率20%以上で急速に拡大しているHIS、電子カルテなど病院全体の医療ITシステム事業に本格参入するとともに、「SYNAPSE」の積極的な拡販を進めたいとしている。また、現在中国市場で約4割のシェアを有しているFCRや消化器内視鏡などについても、医療ITシステム商談の機会を利用してさらなるシェア拡大を目指すという。
http://www.rbbtoday.com/news/20081127/56039.html
どうでもいい、じじぃの日記。
金融危機以来、日本の円は世界のいずれの通貨と較べても最強の通貨になった。
日本版Newsweek[日本企業の逆襲]12/3日号に日本企業の海外企業買収記事が特集で載っていた。
日本の再生は海外企業の買収から始まった。
武田薬品アメリカのバイオ医薬品のミレニアム社を買収した。
日本企業の海外企業買収の一番の成功例は東芝ウェスチングハウス社の買収であろう。
2008年10月26日 NHK 日本とアメリカ第1回 “アメリカ”買収〜グローバル化への苦闘〜を見た。
ローカルな会社がグローバルな会社を呑み込むような感じだった。
この買収により資源の乏しい日本はカザフスタンにウランの資源を確保し、東芝が世界のグローバル企業へと変身したのである。
日本の先端技術にどうしても欠かせない金属にリチウムなどのレアメタルがある。
電気自動車の電池などに使われるリチウムの産出国はチリ(37.6%)、オーストラリア(22.0%)、中国(12%)、アルゼンチン(12%)に遍在している。
https://www.fidelity.jp/documents/pdf/reports/2008-09/report_20080901_03.pdf
円高で輸出に依存する日本企業は大変であるが、日本の円は今、世界最強の通貨なのである。
放っておくのはもったいない。
日本企業は東芝の成功を見習ってチリ、オーストラリア、アルゼンチンなどの資源国の企業を買収してはどうだろう。
これらの国も日本の技術がほしいはずだ。
「日本にとって今が千載一遇のチャンスなのだ!」
と、じじぃは言ってました。