#1 on the Green500 - the World’s Most Efficient Supercomputer
Preferred Networks(PFN) スパコン省エネ性能で世界一に
チップレットでTSMCと組んだソシオネクスト、2nm半導体の設計に着手
2023.12.07 日経クロステック
ソシオネクスト(富士通とパナソニックのロジック半導体部門が統合する形で発足した)は、2nmプロセスのチップレット開発で台湾積体電路製造(TSMC)や英Arm(アーム)と提携するなど、チップレットに力を注ぐ。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/08661/
PFN、電力性能が33%向上したAIプロセッサ「MN-Core 2」、2024年度にスパコン「MN-4」を稼働
2022年12月14日 IT Leaders
Preferred Networks(PFN)は2022年12月14日、ディープラーニング(深層学習)プロセッサ「MN-Core 2」を発表した。
従来の「MN-Core」と比較して、ラックあたり演算性能が約3倍、ワットあたり演算性能(GFLOPS/W)が約33%向上している。代表的なワークロードでの動作確認が完了しており、現在量産化を進めている。2024年度中の稼働に向け、MN-Core 2を搭載したスーパーコンピュータ「MN-4」を構築する予定である。
https://it.impress.co.jp/articles/-/24194
NHKスペシャル 半導体 大競争時代 第2回「日本は生き残れるか」
2023年1月29日 NHK総合
【司会】有馬嘉男 【出演】真矢ミキ、浅野里香、劇団ひとり 【語り】中條誠子
先端技術の覇権をめぐる攻防を描くシリーズ。ちょう落する半導体王国・日本は生き残れるのか。
企業や開発者の未来を賭けた挑戦に迫る。逆襲のカギは暮らしや社会に“ゲーム・チェンジ”を起こす可能性を秘めた3つの次世代半導体。人工知能の開発をリードする「AI半導体」。電気自動車・EVシフトを支える「パワー半導体」。そして革新的な構造の「3D半導体」。
ニッポン半導体は、強大なライバルとの大競争で勝機を掴めるのか。
AI半導体ベンチャー企業の挑戦
人工知能(AI)ベンチャーとしてファナックやトヨタ自動車などと対等な連携を築き、AI研究でも先端を走る日本のプリファードネットワークス(PFN)の西川徹社長に聞いた。
ソフトを工夫することで高い計算能力を確保、電力効率の良さでスパコン世界一を根ざしているという。
すでに、ランキングで複数回世界一に輝いている。
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/Z6ZPGX4NN1/
スパコン、エヌビディアやGoogleがAI特化 民間主導に
2022/6/27 日本経済新聞
スーパーコンピューターの開発競争が人工知能(AI)特化型モデルに移ってきた。
米半導体大手のエヌビディアはAI処理で世界最速級の製品開発に乗り出し、米グーグルは複数のスパコンをデータセンターに活用する。従来は日本の「富岳(ふがく)」など国主導のプロジェクトが中心だったが、膨大な計算を必要とする高度なAIの登場が、ハード開発の競争軸を変えつつある。
https://www.nikkei.com/nkd/company/us/NVDA/news/?DisplayType=1&ng=DGXZQOUC1417S014062022000000
『エコノミスト』2022年2.1号
躍進エヌビディア GPUの重要性が高まる メタバース時代の主役へ
米エヌビディアは、製造専門のファウンドリー(受託生産)企業も含めた半導体企業ランキング(IC Insights調べ)で、2021年に7位に位置づけられており、売上高230億ドル(約2兆6000億円)のファブレス半導体メーカーだ。同社の株価は上がり続け、時価総額は21年11月には一時8000億ドルを超えた。現在は7000億ドル程度だが、いずれ1兆ドルに向かうという報道もある。
エヌビディアは長年、半導体業界トップだった米インテルの時価総額2200億ドルを超えるような企業になぜなったのだろうか。もともとゲームの絵(グラフィックス)を描くためのチップであるGPU(画像処理回路)を設計していたファブレス企業だった。今でもゲーム部門の売り上げが全社の中で最も大きい。ところが近年、AI(人工知能)ブームである。また、クラウドコンピューティングも当たり前に使われるようになってきた。ここにGPUが大量に使われ始めたのである。
「工業用にも使える」
エヌビディアのグラフィックスチップは、ゲームで描いた映像を現実の世界にも適用できることでVR/AR(仮想現実/拡張現実)の世界にも使われている。コンピューターで絵を描く作業はGPUの機能そのものだからである。
VR/ARで描く画像を、できるだけ実写に近い状態に近づけようとする「レイトレーシング技術」は昔からあったが、写真と区別がつかないくらいの出来栄えにするためには、とても長い時間がかかっていた。生まれた時が高齢者で年を取るにつれて若返っていく、という映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」でもレイトレーシング技術が使われたが、絵を描くのに何週間も要したといわれている。
エヌビディアはリアルタイムのレイトレーシング技術を開発、これによってVR/ARで描く実写に近い映像を瞬時に描けるようになり、最近これはメタバース(Metaverse)と表現されるようになった。メタ(Meta)とは日本語の「超」、バース(Verse)は宇宙(ユニバース)を意味する造語だ。
「メタバースの世界はVR/ARによるゲームや、Zoomなどのビデオ会議だけではなく、工業用にも使われる」と、同社のトップであるジェンスン・ファンCEO(最高経営責任者)が述べている。
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三次元シミュレーションを用いて現実と仮想の世界を創出する「デジタルツイン」をもっとビジュアルに表現する技術がメタバースでもある。
時価総額1兆ドルへの道
エヌビディアが狙うデータセンターは、インテルや米AMDなどとも競合し、データセンター市場は場激しい取り合いとなるだけではなく、推論と学習機能を含めたAIチップメーカーとも競合することになろう。また、クラウドやスーパーコンピューターのようなHPC(高性能コンピューティング)分野でも彼らとは競合する。しかし、幸いTSMCのようなファンドリーとは補完関係にあり、互いに成長できる。また、メモリーメーカーの韓国サムスン電子ともエヌビディアぼGPUやCPUは補完関係にある。
一方で、英アーム買収の動向にも注目が集まる。エヌビディアは、ソフトバンクグループの孫正義会長から要請を受け、アーム買収を決断した。アームの超並列処理が可能なメ二―コアのCPUコアを搭載したシステムLSIは、データセンターなどで、GPUの制御にも威力を発揮する。
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どうでもいい、じじぃの日記。
2020年6月、理化学研究所と富士通が共同開発したスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」がスーパーコンピューターの性能を競う世界ランキング「TOP500」で1位を獲得した。
日本が1位を取るのは2011年11月の「京(けい)」以来、8年半ぶり。
2位にランクされたスパコンは米オークリッジ国立研究所で、富岳は速度で約2.8倍の差をつけての断トツ1位にランクされた。