じじぃの「スパコン・2024年・日米中韓の戦い・勝者はどこだ?半導体大競争時代」

[NHKスペシャル] AI半導体ってなに?世界一のスパコン大解剖!| シリーズ半導体 大競争時代「第2回 日本は生き残れるか」

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=mc_t9IwC74s

#1 on the Green500 - the World’s Most Efficient Supercomputer

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=f0ZPwEoyO-c

Preferred Networks(PFN) スパコン省エネ性能で世界一に


PFN、電力性能が33%向上したAIプロセッサ「MN-Core 2」、2024年度にスパコン「MN-4」を稼働

2022年12月14日 IT Leaders
Preferred Networks(PFN)は2022年12月14日、ディープラーニング(深層学習)プロセッサ「MN-Core 2」を発表した。
従来の「MN-Core」と比較して、ラックあたり演算性能が約3倍、ワットあたり演算性能(GFLOPS/W)が約33%向上している。代表的なワークロードでの動作確認が完了しており、現在量産化を進めている。2024年度中の稼働に向け、MN-Core 2を搭載したスーパーコンピュータ「MN-4」を構築する予定である。
https://it.impress.co.jp/articles/-/24194

NHKスペシャル 半導体 大競争時代 第2回「日本は生き残れるか」

2023年1月29日 NHK総合
【司会】有馬嘉男 【出演】真矢ミキ、浅野里香、劇団ひとり 【語り】中條誠子
先端技術の覇権をめぐる攻防を描くシリーズ。ちょう落する半導体王国・日本は生き残れるのか。
企業や開発者の未来を賭けた挑戦に迫る。逆襲のカギは暮らしや社会に“ゲーム・チェンジ”を起こす可能性を秘めた3つの次世代半導体人工知能の開発をリードする「AI半導体」。電気自動車・EVシフトを支える「パワー半導体」。そして革新的な構造の「3D半導体」。
ニッポン半導体は、強大なライバルとの大競争で勝機を掴めるのか。

AI半導体ベンチャー企業の挑戦

人工知能(AI)ベンチャーとしてファナックトヨタ自動車などと対等な連携を築き、AI研究でも先端を走る日本のプリファードネットワークス(PFN)の西川徹社長に聞いた。
ソフトを工夫することで高い計算能力を確保、電力効率の良さでスパコン世界一を根ざしているという。
すでに、ランキングで複数回世界一に輝いている。
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/Z6ZPGX4NN1/

スパコン、エヌビディアやGoogleがAI特化 民間主導に

2022/6/27 日本経済新聞
スーパーコンピューターの開発競争が人工知能(AI)特化型モデルに移ってきた。
半導体大手のエヌビディアはAI処理で世界最速級の製品開発に乗り出し、米グーグルは複数のスパコンをデータセンターに活用する。従来は日本の「富岳(ふがく)」など国主導のプロジェクトが中心だったが、膨大な計算を必要とする高度なAIの登場が、ハード開発の競争軸を変えつつある。
https://www.nikkei.com/nkd/company/us/NVDA/news/?DisplayType=1&ng=DGXZQOUC1417S014062022000000

エコノミスト』2022年2.1号

需要大爆発 半導体 メタバース、グリーン、デジタル

GPUの重要性が高まり、エヌビディアがメタバース時代主役に 【執筆者】津田建二 より

躍進エヌビディア GPUの重要性が高まる メタバース時代の主役へ

米エヌビディアは、製造専門のファウンドリー(受託生産)企業も含めた半導体企業ランキング(IC Insights調べ)で、2021年に7位に位置づけられており、売上高230億ドル(約2兆6000億円)のファブレス半導体メーカーだ。同社の株価は上がり続け、時価総額は21年11月には一時8000億ドルを超えた。現在は7000億ドル程度だが、いずれ1兆ドルに向かうという報道もある。
エヌビディアは長年、半導体業界トップだった米インテル時価総額2200億ドルを超えるような企業になぜなったのだろうか。もともとゲームの絵(グラフィックス)を描くためのチップであるGPU(画像処理回路)を設計していたファブレス企業だった。今でもゲーム部門の売り上げが全社の中で最も大きい。ところが近年、AI(人工知能)ブームである。また、クラウドコンピューティングも当たり前に使われるようになってきた。ここにGPUが大量に使われ始めたのである。

「工業用にも使える」

エヌビディアのグラフィックスチップは、ゲームで描いた映像を現実の世界にも適用できることでVR/AR(仮想現実/拡張現実)の世界にも使われている。コンピューターで絵を描く作業はGPUの機能そのものだからである。
VR/ARで描く画像を、できるだけ実写に近い状態に近づけようとする「レイトレーシング技術」は昔からあったが、写真と区別がつかないくらいの出来栄えにするためには、とても長い時間がかかっていた。生まれた時が高齢者で年を取るにつれて若返っていく、という映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」でもレイトレーシング技術が使われたが、絵を描くのに何週間も要したといわれている。
エヌビディアはリアルタイムのレイトレーシング技術を開発、これによってVR/ARで描く実写に近い映像を瞬時に描けるようになり、最近これはメタバース(Metaverse)と表現されるようになった。メタ(Meta)とは日本語の「超」、バース(Verse)は宇宙(ユニバース)を意味する造語だ。
メタバースの世界はVR/ARによるゲームや、Zoomなどのビデオ会議だけではなく、工業用にも使われる」と、同社のトップであるジェンスン・ファンCEO(最高経営責任者)が述べている。
    ・
三次元シミュレーションを用いて現実と仮想の世界を創出する「デジタルツイン」をもっとビジュアルに表現する技術がメタバースでもある。

時価総額1兆ドルへの道

エヌビディアが狙うデータセンターは、インテルや米AMDなどとも競合し、データセンター市場は場激しい取り合いとなるだけではなく、推論と学習機能を含めたAIチップメーカーとも競合することになろう。また、クラウドスーパーコンピューターのようなHPC(高性能コンピューティング)分野でも彼らとは競合する。しかし、幸いTSMCのようなファンドリーとは補完関係にあり、互いに成長できる。また、メモリーメーカーの韓国サムスン電子ともエヌビディアぼGPUやCPUは補完関係にある。
一方で、英アーム買収の動向にも注目が集まる。エヌビディアは、ソフトバンクグループの孫正義会長から要請を受け、アーム買収を決断した。アームの超並列処理が可能なメ二―コアのCPUコアを搭載したシステムLSIは、データセンターなどで、GPUの制御にも威力を発揮する。

                  • -

どうでもいい、じじぃの日記。
2020年6月、理化学研究所富士通が共同開発したスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」がスーパーコンピューターの性能を競う世界ランキング「TOP500」で1位を獲得した。
日本が1位を取るのは2011年11月の「京(けい)」以来、8年半ぶり。
2位にランクされたスパコンは米オークリッジ国立研究所で、富岳は速度で約2.8倍の差をつけての断トツ1位にランクされた。

世界一となった富岳の正体は

富士通が開発したプロセッサー「A64FX」により高性能化を達成した。
・台湾の半導体企業TSMCが持つ最先端技術を用いて生産した。
 CPUの製造はTSMC社が担ったが、回路の配線の間隔は7nmと世界最高密度であった。

2022年11月15日、スパコンの世界ランキングは2位に転落したが、2部門(HPCG、Graph500)で6期連続世界1位を獲得している。
   
2023年1月29日、NHKスペシャル 半導体 大競争時代 第2回「日本は生き残れるか」を観た。

AI半導体ベンチャー企業の挑戦

人工知能(AI)ベンチャーとしてファナックトヨタ自動車などと対等な連携を築き、AI研究でも先端を走る日本のベンチャー企業プリファードネットワークス(PFN)。
PFNはソフトを工夫することで高い計算能力を確保、電力効率の良さでスパコン世界一を目指している。
2024年には、「富岳」に次ぐ次世代型スパコンとしてお披露目するようだ。