アメリカ、ビッグ3の終焉

米国新車販売シェア&ランキング 2008年1-6月 出典:自動車販売シェア&ランキング/G.L.A.海外市場リサーチ&マーケティングより (一部抜粋しています)
http://www.kaigaimarketing.info/rankingcarsales.html
メーカー別シェアランキング(国外支社販売分含む)
1位  ゼネラルモーターズ(GM) 21.5%
2位  トヨタ           16.7%
3位  フォード           15.5%
4位  クライスラー        11.7%
5位  ホンダ          10.8%
6位  日産            7.1%
7位  現代自動車         3.1%
8位  フォルクスワーゲンaudi  2.2%
9位  BMWグループ        2.1%
10位  起亜自動車        2.1%

                                            • -

日本版Newsweek 1.21号 さよなら非力な電池たち (一部抜粋しています)
   ・
科学者は化学的な工夫で電池を大容量化したり、自動車のバッテリーに使われる鉛酸蓄電池や初期のノートパソコン向けニッケルカドミウム電池トヨタ自動車ハイブリッド車プリウス」などの動力源になるニッケル水素電池などを作ってきた。
いま最先端のリチウムイオン電池は、91年にソニーが開発したレンガ大の携帯電話に使われたのが最初だ。
元素表のなかで最も軽い金属であるリチウムは、軽量で大容量の電池に適している。
だが、欠点もある。一つは価格だ。
リチウムイオン電池ニッケル水素電池と比べてコストが倍。
ゼネラルモーターズ(GM)が2010年、後半に発売する予定のプラグインハイブリッド車「シボレー・ボルト」の価格が4万ドル近くになりそうなのもそのためた。

                                            • -

1月14日(水) 産経新聞 エコカーでしのぎ 第2の自動車創生記」
デトロイト(米ミシガン州)=渡辺浩生】トヨタ自動車は12日、デトロイトで開催中の北米国際自動車ショーで、新型プリウスを発表した。燃費は一段と向上し、1ガロン(3.8リットル)当たり50マイル(80キロ)と、米国で販売される乗用車では最高水準。トヨタプリウスを中核とする環境対応車で、世界をリードする方針を強調した。
プリウスは1997年に世界初の量産ハイブリッド車として登場。現在世界の計44の国と地域で販売され、累計販売台数は120万台を突破した。
この日披露されたプリウスは3代目で、1.8リットルガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。空力性能とエネルギー効率を高め、燃費は2代目の1ガロン当たり46マイルから4マイル向上した。屋根に搭載したソーラーパネルで発電した電力を使う室内換気システムなど先端技術を投入している。
新型プリウスは今年5月中旬から、まず日本で発売。米国トヨタ販売「トヨタ」部門のカーター副社長は最終的に世界80カ国・地域に広げ、販売目標を10年までに年間40万台にすると表明。2020年代には全モデルでハイブリッド車を販売する従来の目標を堅持する方針も示した。
一方、ホンダも2月に日本で発売するハイブリッド車インサイト」を同ショーに出展。インサイトの価格は200万円を切る水準に設定される見通しで、環境対応型の先端技術を競う両社が火花を散らすことになる。

                                            • -

どうでもいい、じじぃの日記。
ブッシュ政権GMクライスラーに3月までのつなぎ融資を行った。
2社が新たにまとめる経営再建計画が認められなければ破産になる可能性が高いという。
今、デトロイト北米国際自動車ショーが開かれている。
アメリカのビッグ3は元気が無い。
注目は日本のトヨタとホンダの車のようだ。
中国のBYDオートが電気自動車「e6」を展示した。
電気自動車を調べてみた。
電池で性能が良く、軽量で大容量となるとリチウムという金属が適しているようだ。
リチウムなどのレアメタルは中国、チリ、オーストラリアなどに遍在している。
電気自動車は環境にやさしくても、コスト面で問題があるようだ。
北米国際自動車ショーに出展しているトヨタの「プリウス」はルーフにソーラーパネルを備えたエネルギー効率の高い車だという。
ホンダも新型ハイブリッド専用車「インサイト」を展示した。
やはり、トヨタ、ホンダが圧倒的に強い。
今、日本の自動車メーカーは金融危機円高に苦しんでいるが、今年の秋頃までには世界の自動車シェアは様変わりしているのではないだろうか。