台湾の「馬英九」政権の今後が気になる

台湾“女性総統”蔡英文氏となる 台湾国民の感想 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=M8dap7GiAng
《KANO》六分鐘故事預告 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=PvBvkp-r4C4
プライムニュース 「台湾総統選と中国の腹 論戦!金美齢×朱建栄 一つの中国の行方」 (追加) 2016年1月15日 BSフジ
【キャスター】松村未央、反町理 【ゲスト】古屋圭司(元国家公安委員長 日華議員懇談会幹事長 自由民主党衆議院議員)、金美齢(評論家)、朱建栄(東洋学園大学教授)
対中政策が最大の争点とされている台湾総統選の投開票が16日に行われる。地元メディアは、台湾独立を掲げる最大野党・民進党蔡英文主席が支持率で大幅にリードしていると伝えている。
民進党による8年ぶりの政権奪還と初の女性総統誕生は、前政権の対中傾斜を是正する動きとなりそうだ。
新総統が就任する5月まで、そしてそれ以降、台湾そして中国はどんな動きを見せるのか。対日政策への影響は。
視聴者からのメール、「戦時中、台湾、韓国は土曜に日本の統治下でありながら、なぜ台湾には反日感情がないのか」
金美齢、「台湾人がフェアで素直で楽天的だから。土地の持つ力もある。詳しく知りたければ映画『KANO』を観て欲しい」
20歳以上の成人対象に、自分は台湾人である、中国人である、のどちらかを聞いた意識調査は以下であった。(2015年)
台湾人である  59%
中国人である  3.3%
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d160115_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d160115_1
SAPIO 1/28号
李登輝 台湾元総統が日本語で特別寄稿 (一部抜粋しています)
「混迷の時代、国家の要諦とはいかに生存するかではなくいかに超越するかである」
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台湾人民が馬英九氏を選出しましたが、これは決して彼に台湾の「主権放棄」の権限を与えたことを意味していません。
ましてや中国の一部にさせることなど許したわけではないのです。
もし馬英九氏が今日、多数の有権者が自分を支持しているからとして、92年コンセンサスを承認していい、台湾の主権的地位を変更していいと考えているとしたら、台湾人民は断じてこのようなおかしな考えを認めてはなりません。
有権者はまったくこのようなことを彼に許したわけではないのです。

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国境なき記者団 フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia) より
世界報道自由ランキング 2007年 (一部抜粋したもの)
  1.アイスランド 0.75
  1.ノルウェー  0.75
 23.ドイツ     5.75
 24.イギリス   8.25
 31.フランス   9.75
 32.台湾    10.00
 33.スペイン   10.25
 37.日本    11.75
 39.大韓民国  12.13
 48.アメリカ   14.50
 61.香港     20.00
120.インド     39.33
144.ロシア    56.90
163.中国     89.00

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じじぃとばあぁは約20年前に日本からのパックツァーで台湾を旅行した。
昔、台湾は日本の統治下時代に日本語が使われていたことがあって、どんなところか楽しみだった。
行ってみるとそこは、日本の面影のない中国の町だった。
ただ、夜になり、繁華街にでるとやたらと「卡拉OK」のネオンサインがある。すぐ「カラオケ」と分かった。
ホテルでテレビをつけると全部、中国語である。孫悟空なんかをやっていた。
そこはまぎれもない異国なのだ。中国圏の国だ。
ジュディー・オング、テレサ・テン(故人)、オーヤン・フィーフィー、リューチェン(マジシャン)。
彼(彼女)らは上手に日本語を話す。不思議な感じだ。
李登輝 台湾元総統の書かれた雑誌等を読むと日本の統治下時代の台湾の発展に寄与した日本人が出てきたり、日本人として教育を受けたことに誇りを感じていることが出ている。
日本の影響はあるのだ。
「世界報道自由ランキング」で台湾は日本よりランキングが上になっている(32位)。
中国は報道自由のほとんど無い独裁共産国家(163位)である。こんな親中の馬英九氏をなぜ選んだのか。
経済成長が著しい中国は「自由」よりも魅力があるのだろうか。
中国語で話す台湾人の心の内は「中国は一つ」なのであろうか。
馬英九」政権はこれから何をしようとしているのであろうか。