【生物基礎】 生態系3 キーストーン種 (12分)
生態系のバランスに影響を与える種
5分でわかる!生態系のバランスに影響を与える種
映像授業のTry IT
生態系の維持に不可欠なキーストーン種
下に示した3枚の写真はそれぞれラッコ、ウニ、ジャイアントケルプ(海藻)です。ラッコはウニを食べ、ウニはジャイアントケルプを食べます。この3種が生育している生態系を例にとって重要な生物についてみていきます。
https://www.try-it.jp/chapters-10823/sections-10824/lessons-10834/
『教養になる超雑学―人に話したくなるほど面白い!』
近藤仁美/著 永岡書店 2024年発行
地球の海は、昔猛毒だった!
母なる海は、昔猛毒だった。こういうと意外に思われるかもしれないが、原始の海には、活発な火山活動によってマグマに含まれた硫黄や硫酸、毒物として有名な青酸カリなど、人体に影響のある物質が溶け出していた。水温は100~200度、雨も300度という高温で、現代と比べるとあまりにも過酷な環境であった。
そもそも、私たちの呼吸に必要な酸素もまた、かつては猛毒だった。昔の地球の大気はその多くを二酸化炭素が占めており、生物たちも酸素ではなく二酸化炭素を使う生活をしていた。
ところが、地球上に光合成ができるバクテリアが生まれると、彼らは二酸化炭素を取り入れて酸素を生み出すようになった。慣れない物質に多くの生き物が死滅したようだが、地中や海中深くもぐって難を逃れるものや、猛毒の酸素を呼吸に利用できる生き物が登場。
彼らの活動と地球の環境変化により、現在のような海ができあがった。
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じじぃの日記。
世界の四大文明エジプト、メソポタミア、インダス、黄河は現在砂漠化している。
その原因として、森林の伐採が1つの要因と考えられている。
イースター島の教訓
『文明の崩壊』の著者であるジャレド・ダイアモンドは、モアイ像が作られなくなったのは伐採で森林がほぼ消滅したからだと分析しています。
最後は樹木のない荒れた土地だけが残され、島に残る人間の生存自体が危機的な状況になったのです。イースター島の森林消失は、人為的な自然破壊が人間社会の崩壊を招いた実例です。イースター島の教訓は、人間が自然を再生産能力以上に収奪すると、社会の崩壊に招くという未来への警鐘といえるでしょう。幸いなことに、2010年代前半の森林減少は、1990年代の半分以下になりました。
健全な森林経営の理念と認証制度が普及したからです。一方、漁業資源は再生産能力を上回る収奪が続いています。魚種別に漁獲枠を設定する試みが拡大していますが、もっと早く広く普及する必要があるでしょう。
(http://matsumurahp.server-shared.com/pdf/EE-kankyoumondai-shizenkankyou-koramu-iisuta-tounokyoukun.pdf)
豊かな森は豊かな海を育む
実は、森林と海は密接につながっているのです。 森林は河川を通じて海につながっており、山からの水の流れによって栄養分や有機物が海に供給されます。 この供給された栄養分が、海洋生態系の豊かさや漁業資源の形成に大きく寄与しているのです。
よくわかりませんが、豊かな森と豊かな海は地球温暖化とも関係がありそうです。