パタゴニア 崩れ落ちる氷河(3)海面に浮かぶ NHKアーカイブス
動画 nhk.or.jp
https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0002040129_00000
パタゴニア 轟音を立てて崩落する氷河
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蒼き氷河の国 パタゴニア
西遊旅行の添乗員同行ツアー(147号)
大迫力のペリト・モレノ氷河へ訪問 お好みに合わせた行程が選択可能
氷床として南極、グリーンランドに次ぐ規模を誇る南パタゴニア氷原の一部を含むロス・グラシアレス国立公園は、ペリト・モレノ氷河やウプサラ氷河など、50近い氷河を擁します。ツアーでは氷河ハイキング又は氷河クルーズのどちらかご希望の行程を選んでいただくことが可能です。圧巻の大氷河、蒼く輝くグレーシャーブルーの景観を存分にお楽しみください。
https://www.saiyu.co.jp/itinerary/new/GLAR11/
2章 森と薪と人 より
パタゴニアの決断
死ぬまでに訪れたい場所の1つにパタゴニアがある。
国名ではない。南米アルゼンチンとチリにまたがる南緯40度以南の地域をこう呼ぶ。氷河と高山、絶え間なく吹く列風。裾幅の広いパンツをはいたガウチョが馬を駆り……という椎名誠さんのエッセイを読んで以来、漠然と憧れている。
同じようにパタゴニアに憧れ、社名にしたのが米国のイボン・シュイナードさんだ。アウトドアメーカー創業者にしてサーファー、登山家。所有する「パタゴニア」の発行済の株式すべてを寄付したことが話題になった。
株式はもともと非公開で、本人と家族が保有していた。ニューヨーク・タイムズによれば時価総額30億ドル(約4300億円・当時)。今後も、会社の利益から再投資分を除いたすべてを環境団体に寄付するという。
彼の経営哲学は、自伝でもある『新版 社員をサーフィンに行かせよう』(ダイヤモンド社)に詳しい。
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これまでもシュイナードは、自社の看板商品の写真に「この上着を買わないで」と大書した広告を打ったり、業況に関係なく売上高の1%を寄付する制度を創設したりと、その信念を形にしてきた。
1990年代に起きたできごとが、本の中で紹介されている。
ビジネスが成功して急成長を遂げたものの、創業当時の志を失いかけたシュイナードさんはコンサルタントに相談した。パタゴニアを経営する理由を聞かれ「環境保護団体に寄付する金を作るためだ」と答えると、「それは、たわごとですな」と一蹴されたという。
「寄付をしたいなら1億ドルで会社を売り、基金を作りなさい。その運用益を環境保護活動への寄付に回せるでしょう」
だが、シュイナードはこの助言を受け入れなかった。買収が成立したとしても、買い主が経営理念を守ってくれる保障はないし、運用益は契機に左右される。何より、自然と触れあうためのモノ作りが大好きだったのだ。
今回シュイナードさんが行った寄付は、1億ドルの30倍に当たる。それだけ足元の環境機器を深刻にとらえているのだろう。
企業の社会的役割についても考えさせられる。
「パタゴニア」のウェブサイトには「今や地球が私たちの唯一の株主です」というメッセージがあった。
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じじぃの日記。