じじぃの「アメリカ大統領選(2024)・民主党の地盤・マサチューセッツ州!アメリカの雑学」

ハリス米副大統領「ガザ停戦成し遂げる」 週内にも協議再開

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=bHlDwsPq420

ハーバード大学で行われた、ガザ地区パレスチナ人を支持するデモ


イスラエル・ガザ紛争めぐり米大学で激論 脅迫、内定取り消しも

2023年10月18日 AFPBB News
パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマスHamas)によるイスラエルへの攻撃によって引き起こされた中東における血みどろの紛争を受け、米国の名門大学でも激論が交わされている。こうした大学は将来指導的な立場に立つ人材を育成する場である一方で、学生活動の場ともなっている。

ハーバード大学(Harvard University)やスタンフォード大学Stanford University)、ニューヨーク大学(New York University)では、学生、教授、大学当局を巻き込んだSNS上での激論が公けになっており、政界やメディアにも影響を与えている。
https://www.afpbb.com/articles/-/3486747

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マサチューセッツ州 合衆国の原点州は民主党王国だった! より

面積と人口 シチリア島ほどの面積
マサチューセッツ州の面積は2万7336km2。その面積は、イタリアのシチリア島よりも少しだけ大きい。人口は、700万人に迫る。

地勢と気候 最大の都市ボストンはマサチューセッツ湾に面す
マサチューセッツ州東海岸に位置し、州最大の都市ボストンはマサチューセッツ湾に臨む。内陸はアパラチア山脈に近い。北緯42度線の前後にあり、北海道に近い気候だ。

政治風土 全米で最初に同性婚を合法化
圧倒的に民主党の強い州である。全米屈指の大学があるため、リベラルな風土であり、全米で最初に同性婚を合法化してもいる。

名門ハーバード大学に見る現代アメリカの苦悩
マサチューセッツ州は、リベラル・エリートの支配する州ともいえる。というのも、州内のボストン近郊にハーバード大学マサチューセッツ工科大学(MIT)という世界的な超名門大学があるからだ。

ハーバード大学の設立は1636年のこと。全米でもっとも歴史のある大学であり、つねにリーダーの育成に力を注いできた。セオドア・ローズヴェルトバラク・オバマら8人の大統領がハーバード大学出身である。

マサチューセッツ工科大学は19世紀にボストン技術学校としてはじまり、当初はハーバード大学のはるか後塵(こうじん)を拝していたが、20世紀半ば、日米戦争の激化する時代から地位を上げていった。

ハーバード大学は、アメリカに8校ある「アイビーリーグ」の一員である。このアイビーリーグに新たに数校を加えた「アイビープラス」の一員がMITである。
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ハーバード大学やMITにかぎらず、アメリカのエリート大学では、リベラルな校風が行き過ぎると、過激な行動にはしる学生も現れる。それは、アメリカがこれまで育ててきた常識と相反するものであり、アメリカの分断にもつながっている。ハーバード大学、MITは、そうした現実に直面もしているのだ。

また、ハーバード大学が直面するのは、公正な入試と多様性の間の矛盾である。多様性を目指すハーバード大学をはじめアイビープラスは、弱者である黒人の権利を守るため、新入生の比率を白人5割、非白人5割にしようとしている。じつのところ、アメリカの白人は全体で6割を占めるから、白人にとっては名門大学はますます狭き門となる。ハーバード大学の合格率は、もともと4%程度にすぎないのだ。

一方、ハーバード大学に黒人学生が増えているかというと、2023年の新入生で7%にとどまっている。非白人枠の多くをアジア系が得ているからだ。

だが、これでもハーバード大学は黒人に下駄(げた)を履(は)かせているとの指摘がある。ハーバード大学は、ひそかにアジア系の受験者に格下げを行ない、アジア系の合格者を減らそうとしているというのだ。ハーバード大学に多様性にこだわるあまり、入試の公正を毀損(きそん)しているともいわれる。ハーバード大学アジア系アメリカ人たちから訴訟を起こされ、世界最高の大学の悩みとなっている。