じじぃの「人の死にざま_1207_J・アップダイク」

ジョン・アップダイク - あのひと検索 SPYSEE
http://spysee.com/John%20Updike/19064
John Updike, the Man Who Made Rabbit Run 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=OvOqKIWXTR8
Book TV: John Updike 1932-2009 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=e6QnYZ9KDgs
さようならウサギ! 京おのこ の  「一日一筆」 Blog
アップダイクは影響を受けた作家というわけではないが、熱心な読者であったと自負している。とくに「ウサギ」とよばれるハリー・アングストロームを主人公とした『走れウサギ』『帰ってきたウサギ』『金持になったウサギ』『さようならウサギ』の四部作は、翻訳本が発売されるたび、すぐに買ってよんだ。
http://ekiden.blogspot.jp/2009/01/blog-post.html
ジョン・アップダイク ウィキペディアWikipedia)より
ジョン・ホイヤー・アップダイク(John Hoyer Updike, 1932年3月18日 - 2009年1月27日)は、アメリカの作家・詩人。ペンシルベニア州シリングトン出身。息子のデヴィッド・アップダイクも作家。
【経歴】
ハーヴァード大学を卒業後、『ニューヨーカー』誌のライターを経て作家となる。「ウサギ」ことハリー・アングストロームを主人公とした『走れウサギ』『帰ってきたウサギ』『金持になったウサギ』『さようならウサギ』の4部作に代表される都会的で知的な作風が魅力で、アメリカ内外の読者に人気がある。『ケンタウロス』で全米図書賞、『金持になったウサギ』でピューリッツァー賞、全米図書賞、全米批評家協会賞 の全米三大文学賞をすべて、『さようならウサギ』で再びピューリッツァー賞と全米批評家協会賞を受賞し、初期の短編を集めた『The Early Stories』でペン/フォークナー賞を受賞。
2009年1月27日、マサチューセッツ州にて肺ガンにより76歳で死去。

                                        • -

文藝春秋 2009年4月号
蓋棺録 「ジョン・アップダイク (一部抜粋しています)
作家ジョン・アップダイクは、中産階級の男を主人公にして、戦後のアメリカ社会を描き続けた。1932年、ペンシルベニア州の小さな町シリングトンに生まれる。文学少女だった母親の影響を受けて、早くから小説に親しむ。
幼いころ乾癬(かんせん)に悩んだが、結果として内面的な力を育てた。「平凡な子供が多くの作品を書き、人を突き放して見ることのできる作家となったのは乾癬のおかげだった」。
高校時代から小説を書き始め、ハーバード大学を首席で卒業後は、オックスフォード大学に留学。帰国後、雑誌『ニューヨーカー』のスタッフとなる。25歳で独立して、3年後の発表したのが『走れウサギ』だった。
アップダイクは同作品で、ウサギという渾名のごく平凡なアメリ中産階級の生活と、そこに潜む「危機」を描き、作家としての地位を確立した。
このウサギの物語は、ほぼ10年ごとに続編が発表された。『帰ってきたウサギ』では月着陸を果たした69年のアメリカが描かれ、『金持ちになったウサギ』ではトヨタ車の販売店を経営して貯えもできた家庭が描写される。90年刊の『さようならウサギ』では心臓病で倒れながらも、セックスに執着するウサギの最後が書かれた。
2度にわたりピューリッツァー賞を獲得し、全米批評家協会賞などの文学賞も多く受賞。日本でもファンが多く、60年代アメリカに暮らす3人の魔女の寓話的作品『イーストウィックの魔女たち』は、ジャック・ニコルソン主演で映画化されている。
作品は自分の分身が登場するものが多かった。