じじぃの「数学脳・アシュケナージ系ユダヤ人に多い自閉症?共感の雑学」

Ashkenazi Jews (From Wikipedia


Why is the IQ of Ashkenazi Jews so High?

Scientific Factors that Influence Intelligence is a compelling, meticulous observation of 150+ situations and substances that heighten or cripple the brain.
Applying the myriad elements to three disparate cultures - Ashkenazi Jew, Confucian East Asian, and Sub-Saharan African - the author reveals how the factors critically impact cognitive development.
https://www.amazon.com/Why-IQ-Ashkenazi-Jews-High-ebook/dp/B00JTN4JL0

究極の自由は破滅の道へつながっている

2024年3月21日 ピノ
「テクノ・リバタリアン」(橘玲著 文春新書)を読みました。

テクノ・リバタリアンとはイーロン・マスク、ピーター・ティール、サム・アルトマンなどの数学やコンピューターの天才(ギフテッド)たちがSFの世界を現実化しようとしている、彼らのことをテクノ・リバタリアンといいます。

極めて高い論理的かつ数学的な能力を持つ一方で、彼らは認知的共感力に乏しい自閉症です。
つまり、日常生活ではかなりの障害を持ち、人との付き合い、つまりは社交性とか共感性そういったものが欠如していると考えられます。

しかし彼らは今、莫大な富や成功を手にし、それは「高知能の呪い」として、私たち人類の運命を握っているともいえます。
https://note.com/pinokio2001a/n/n3c5afb7f18a8

『テクノ・リバタリアン―世界を変える唯一の思想』

橘玲/著 文春新書 2024年発行

PART1 マスクとティール より

自閉症の子どもが急増している理由

天才的な数学者で、ヘッジファンドルネッサンス・テクノロジーズ」の創業者として莫大な富を築いたジェームズ・サイモンズと、計量経済学者である妻なマりリン・ホーリスの間には自閉症の娘がいる。スティーブン・ホーキングには自閉症の孫がいるし、イーロン・マスクにも自閉症の子どもがいる。このような例をあげてバロン=コーエン(イギリスの発達心理学者)は、成功にはトレードオフがあると述べる。

シリコンバレーの富豪たちを見ればわかるように、高度化する知識社会では、並外れた論理・数学的知能とイノベーションの能力には巨大な価値がある。だがハイパー・システム化した脳タイプをもつ者は、「自閉症の子どもを生み出す可能性が極めて高い」のだ。

アメリカの調査では、自閉症の発症率は一般人口の1~2%だが、もっとも裕福な330家庭のうち27家庭(約8%)に自閉症の子どもがいた。MIT(マサチューセッツ工科大学)の同窓生のあいだでは、自閉症の発症割合は10%にも上ると囁(ささや)かれている。

この話を聞いたバロン=コーエンは、MITの卒業生にアンケートを送り、自閉症の子どもの割合を調べようとした。同窓会は同意したものの、MITのブランドに傷つくことを恐れた学長命令によって調査は中止になったという。

そこで代わりに、「オランダのシリコンバレー」と呼ばれ、工科大学とハイテク企業のあるアイントホーフェンを対象に調査が行なわれた。1万人あたりの自閉症の子どもの数は、人口が同規模のユトレヒトでは57人、ハーレムでは84人だったが、ハイパー・システマイザーたちが集まるアイントホーフェンでは1万人あたり229人の自閉症の子どもがいた。

これらの調査からバロン=コーエンは、自閉症の子どもが急増している理由のひとつは同類交配(アソータティブ・メイティング)だと推測している。学歴社会ではシステム化能力に恵まれた者同士が大学やハイテク企業などでますます出会いやすくなり、彼らの間に多くの子どもが誕生する。「高く調整されたシステム化メカニズムは卓越したマインドを生み出すことができるが、さらに高いレベルに達した場合に、学習障害として現われる可能性がある」のだ。

――シリコンバレーの”不都合な事実”は、ジェンダー比率が極端に男に偏っていることだが、さらに”不都合”なのは、ヨーロッパ系白人(とりわけユダヤ系)とインド系、東アジア系に人種構成が大きく偏っていることだ。
これはきわめて政治的に微妙な問題なので、本書でも触れない。

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じじぃの日記。

橘玲著『テクノ・リバタリアン』という本に、「自閉症の子どもが急増している理由」があった。

シリコンバレーの富豪たちを見ればわかるように、高度化する知識社会では、並外れた論理・数学的知能とイノベーションの能力には巨大な価値がある。だがハイパー・システム化した脳タイプをもつ者は、『自閉症の子どもを生み出す可能性が極めて高い』のだ」

「そこで代わりに、『オランダのシリコンバレー』と呼ばれ、工科大学とハイテク企業のあるアイントホーフェンを対象に調査が行なわれた。1万人あたりの自閉症の子どもの数は、人口が同規模のユトレヒトでは57人、ハーレムでは84人だったが、ハイパー・システマイザーたちが集まるアイントホーフェンでは1万人あたり229人の自閉症の子どもがいた」

「高知能の呪い」という言葉がある。

現代社会では、知能は高ければ高いほど成功のチャンスが多くなり、よいと考えられている。

だが、高すぎる知能は発達障害精神疾患のリスクと隣り合わせなのだ。

これを別の表現で例えるならば、
「莫大な富や成功はかならずしも幸福に結びつかない」

だが高すぎる知能により、他人の気持ちがわからない(共感力が弱まる)からといって、痛みを感じるわけではない。

ついでに、
イスラエルでは自閉症者の数は年ごとに増加し、特にアシュケナージユダヤ人(北欧、東欧系のユダヤ人)には精神疾患の遺伝的素因がある。

らしい。