じじぃの「カメレオン・対人関係が不安定な人・境界性パーソナリティ障害!共感の雑学」

What is Borderline Personality Disorder?

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=oH9u9mshdJg

Borderline personality disorder (BPD)


Borderline personality disorder is a hurtful label for real suffering - time we changed it

July 20, 2015 THE CONVERSATION
●A bad cycle
Between 2% to 10% of the population have some degree of borderline personality disorder, which puts them at high risk of suicide.
While it’s poorly understood, we know that it predominantly impacts women.
https://theconversation.com/borderline-personality-disorder-is-a-hurtful-label-for-real-suffering-time-we-changed-it-41760

境界性パーソナリティー障害(BPD)とは

NHKハートネット
境界性パーソナリティー障害は、青年期までに発症することが多い精神疾患の一つで、英語ではBorderline Personality Disorder、略してBPDとも呼ばれます。
気分の不安定さや著しい衝動性などを特徴としていて、症状は多種多様ですが、代表的なのは次のようなものです。

・見捨てられるのが不安で、必死にしがみつき相手を困らせる
・自殺企図や自傷行為を繰り返す
・めまぐるしく気分が変動する
・対人関係が両極端(理想化と過小評価)を揺れ動き、不安定

こうした症状は周囲の人にとって負担になりがちですが、多くの場合、本人も「感情のコントロールができなくて苦しい」「見捨てられるのが怖い」「自分には価値がない」といった思いを抱えて苦しんでいます。そのため、うつ病や不安障害、摂食障害、依存症など、他の疾患を発症してしまうことも少なくありません。
https://heart-net.nhk.or.jp/heart/contents/5/index.html

『悪の遺伝子―ヒトはいつ天使から悪魔に変わるのか』

バーバラ・オークレイ/著、酒井武志/訳 イースト・プレス 2009年発行

6章 脳が私に嘘をつかせる より

もう1つのキーワード「境界性パーソナリティ障害
長いあいだ、境界性パーソナリティ障害という病名はなんでも放り込むごみ箱のような診断として低く評価されてきた。ある文献はこのように書いている。「医者が患者をまったく理解できないか、理解しやすい他の障害に症状をあてはめられない場合に使われたレッテルである」

しかし、ニューロイメージングやその他のデータによる最近の多くのブレークスルーは、境界性パーソナリティ障害という病気が実際に存在するという強力な証拠を示している――さらに、患者本人にも周囲の人々にとっても破滅的であることも。

境界性パーソナリティ障害に関する古典『Stop Walking on Eggshells(境界性パーソナリティ障害=BPD――はれものにさわるような毎日をすごしている方々へ)』の著者ポール・メイソンと ランディ・クリーガーは書いている。

「よく知らされていることだが、境界性パーソナリティ障害の患者と近しい関係にある人は、しばしば彼らに操作されたりだまされたりすることがあると感じている。言いかえれば、コントロールされ利用されていると感じているのだ。脅す、どうしようもない状況に追いつめる、無視する、激怒する、あるいはその他、不当と感じられるさまざまな手段によって」

精神科医のラリー・J・シーヴァーは別の説明をする。

「一見、他者操作的であるように思えるが、本人はそうは考えておらず、知っている唯一の方法で欲求を満たそうとしている……自分を落ち着かせてくれる、安心できるような反応を引き出そうとしているのだ」

急激に気分が変化し、不安やうつ状態に陥りやすい。また、しばしば衝動的で自分を傷つける行動を示し、つねに退屈と孤立感に苦しんでいる。また、対人関係が不安定で激しく、しばしばそれに不満をいだき、操作しようとする。さらにはドラッグやアルコールを「自己投薬」する傾向があるほか、食事行動にも問題があって、ときに過食症や拒食症が見られる。

ある奇妙な症状
スプリッティングは、境界性パーソナリティ障害によく見られるような、感情の抑制のきかない状態に関連があるとされてきた。一説によると、記憶が脳に格納される方法に関連しているのかかもしれないということだ。記憶は、それが形成されたときと同じ気分のときに思い出しやすくなる。気分が不安定だと他人と自分自身につての記憶が断片化し、それが認識の変化をもたらし、スプリッティングにつながるのだろう。さらに、スプリッティングでは感情的なプロセス(腹内側前頭葉皮質)が過剰に活性化され、理性的なプロセス(背側部前頭葉皮質)に逆らっているとも考えられる。

境界性パーソナリティ障害はしばしば自己同一性に重大な問題をかかえている。彼らに共通な特徴の1つは、カメレオンのように人格が変わることである。ある女性患者が書いている。

「わたしには”カメレオンのような能力”があって、周りにいる人の色をまねることができる。しかしそれは他人よりむしろ自分をだますことになる。ある人物になるとは、ほんとうの自分が外套のように何かを被っているということではない。しばらくのあいだ、なりたい人間になっているのだ……わたしは”他人を操作する邪悪な成功者”のように他人を破滅させる以外やることのない人間ではない。こうしたプロセスは意識することさえない」

自分は邪悪な成功者ではないとつけ加えずにいられなかった点に注意してもらいたい。他人を操作し破滅させるだけの人間でないと。それはもちろん、たいていの人間には彼女が他人を操作しているように思えるということだ。そう思われるのを避けようとするほど、なおさら邪悪な成功者だと示すことになるのかもしれないのだが。

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じじぃの日記。

少し古い本だが、バーバラ・オークレイ著『悪の遺伝子』の6章「脳が私に嘘をつかせる」に、「境界性パーソナリティ障害」が書かれていた。

「急激に気分が変化し、不安やうつ状態に陥りやすい。また、しばしば衝動的で自分を傷つける行動を示し、つねに退屈と孤立感に苦しんでいる」

境界性パーソナリティ障害者の特徴の1つに、衝動的で自分を傷つける行動がある。

また、カメレオンのように気分や感情が変わるのだとか。

「長いあいだ、境界性パーソナリティ障害という病名はなんでも放り込むごみ箱のような診断として低く評価されてきた」

医学的には、脳内のセロトニンの活動に関係しているのだとか。

境界性パーソナリティ障害者は「うつ」の症状も合わせ持つらしい。

私なんかは、ちょっとした言葉の言い方で相手を傷つけているかもしれない。