じじぃの「未解決ファイル_322_ミネソタのアイスマン」

ノーベル生理学・医学賞ネアンデルタール人のゲノム配列の解読に成功 スバンテ・ペーボ氏

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=CMJyNI2klaw


Minnesota Iceman


1章 新型コロナの正体を探る:(5)新型コロナウイルス感染者を重症化させるネアンデルタール人の遺伝子

2023.01.21 nippon.com
●受け継いだ遺伝子の功績
ネアンデルタール人は欧州に進出後、30万年もかけて欧州に存在するウイルスへの免疫を獲得していったと考えられる。

私たちの祖先が多くの感染症から逃れてこれまで存続できた理由のひとつは、ネアンデルタール人から受け継いだ遺伝子によって感染を免れたためとも想像される。ペトロフはこう語る。「私たちの祖先は、免疫を持たずにアフリカ大陸から欧州にわたり、そこで出会ったネアンデルタール人からウイルスへの抵抗力を受け継ぐことができた。もしも交雑していなければ、私たちの祖先は何らかのウイルス病によって絶滅していたかもしれない」。
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/b09506/

『絶対に明かされない世界の未解決ファイル99』

ダニエル・スミス/著、小野智子+片山美佳子/訳 日経ナショナルジオグラフィック社 2022年発行

ミネソタアイスマン より

【未解決ファイル 類人猿と人の進化をつなぐ謎の生き物】
1960年代末、米国ミネソタ州の農場主フランク・ハンセンは、謎の生き物アイスマンを見世物にして米国各地を回っていた。全身が毛に覆われたサルのゆな生き物で氷の中に保存されていた。2人の研究者が調査し、未知のヒト科の動物だと主張したが、やがて姿を消してしまった。アイスマンはただの作り話だったのか、それともヒトの進化の途上に実在した重要な生き物なのだろうか。

ハンセンがアリゾナ州の祭りで働いていた時、謎のカリフォルニア州の億万長者がある話を持ち掛けてきたという。外国を旅していた時に、サルのような生き物を買ったのだが、それがビッグフットと呼ばれる未発見のエンジンに似ていなくもない。そこで公に連獅子、人々にその正体を判定してもらいたい。ハンセンのショービジネスの才能は素晴らしいので、その生き物を2年間見世物にする権利を与えよう、というのだ。この提案をハンセンはすぐに引き受け、身長180センチの正体不明の生き物を預かることになった。

1968年に2人の未確認生物研究者、アイバン・サンダーソンとベルマール・ユーベルマンがビッグフットを探していた時、偶然ハンセンのアイスマンに出会う。ショーの時間外にアイスマンを調べたところ、2人は驚くべき生き物に出会ったのだと確信した。まもなく2人は論文を発表。ユーベルマンはアイスマンを新たなネアンデルタール人の一種ホモ・ポンゴイデスとしている。

しかし、後になってスミソニアン博物館の正統な霊長類学者ジョン・ネイビアがこのアイスマンについて調べたところ、すぐに天然のゴムで作られたただの人工物であると見抜いてしまった。この件についてハンセンは、輸送のときに生物にダメージを与えるといけないので、本物を真似た模型を作っており、ネイビアが調べたのはこの「ゴム製の偽物」の方だと弁解している。

そんな中、人前には姿を現さないカリフォルニアのオーナーは、人々が怒り出すのを懸念し、アイスマンを人前から引き上げさせたらしい。仮にアイスマンが人間に通じる存在だとしたら、これを捕えた人たちは重大な犯罪の責めを負うという厄介な問題もはらんでいた。

それともアイスマンはただのインチキだったのだろうか。本物なら、どうしてまっとうな科学団体が、人類の起源の重大な証となる生き物を研究できなかったのだろうか。

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じじぃの日記。

ダニエル・スミス著『絶対に明かされない世界の未解決ファイル99』という本に、「ミネソタアイスマン」というのがあった。

ミネソタアイスマンとは、1960年代後半にアメリカのミネソタ州ベーリング海で氷漬けの死体で発見された未確認動物(UMA)のことだ。

一説には、アイスマンベトナム戦争当時ジャングルで射殺され、冷凍されてアメリカへ持ち込まれたと言われている。

フランク・ハンセンという人物がミネソタアイスマンを入手し、ホモ・ポンゴイデスという学名でアメリカ各地で見せ物として、このミネソタアイスマンを「氷河期から来た男」という触れ込みで、見世物にして米国各地を回っていた。

アイスマンは腕が長く、足は幅広で扁平。額が狭く、平たい鼻孔が上を向いている。

ネアンデルタール人から受け継いだ遺伝子の功績

ネアンデルタール人から特定の遺伝子を受け継いだヒトは、新型コロナに感染すると重症化する可能性が約2倍も高くなるという。

南アジア全域では約50%に達した。バングラデシュだけでみると、重症化遺伝子を保有するヒトが63%にのぼっている。

一方で、東アジアではわずか4%しかいない。これが日本、韓国、台湾などの東アジア諸国・地域で重症者が少ない理由とも考えられている。

未解決ファイル 類人猿と人の進化をつなぐ謎の生き物

アイスマンネアンデルタール人だったのかどうかは分かっていない。

生きて捕らわれていたら、現生人類にどんな影響をもたらしただろうか。

信じるか信じないかはあなた次第です!