じじぃの「科学夜話・リチャードソン効果・真空管の発達に貢献!わかるノーベル賞の本」

おどるポンポコリン<ちびまる子ちゃんエンディングテーマ>(歌詞付き)タイチバンド(編みぐるみバンド)B.B.クイーンズに挑戦!

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=lq9FU-QQ1pk


エジソン効果

ウィキペディア(wikiwand) より
エジソン効果(Edison effect)とは、白熱電球の中へ正電位にある金属板(プレート)をおくと、加熱されたフィラメントを陰電極として、プレートとの間に真空を通して電流が流れる現象をいう。熱電子放出(Thermionic emission)の研究の始まりとしても知られる。

1883年にトーマス・エジソン白熱電球のフィラメントの劣化の研究中にフィラメントを金属箔で覆うと金属箔とフィラメントの間に電流が流れるのを観測した。
金属内の自由電子の運動エネルギーが仕事関数よりも大きくなって、金属表面を飛び出すことにより電流が流れることが、オーエン・リチャードソンによって示された(1910年)。このため、リチャードソン効果とも呼ばれることがある。

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『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』

うえたに夫婦/著 大和書房 2023年発行

真空管の発達に貢献! 1928

熱電子現象の研究、特にリチャードソン則の発見 オーエン・ウィランズ・リチャードソン(イギリス 1879-1959)

19世紀終わりから20世紀はじめ、リチャードソンは熱せられた金属から電子が放出される現象の研究を行った。
その結果「リチャードソン則」と呼ばれる法則を見出した。この法則は真空管の改善につながり、ラジオやテレビの発達に大きな影響を与えた。

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どうでもいい、じじぃの日記。

うえたに夫婦著『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』という本を見ていたら、「真空管の発達に貢献!」という項目があった。

この本は子供向けに書かれた本なので、マンガが多く載せられている。

マンガの絵ではリチャードソンとエジソンが肩を組んで、我々が発見・発明したというような勝どきを上げている。

エジソンは偉い人!

ですよね。

白熱電球

 まず英国でジョセフ・スワン氏が特許を取得し、トーマス・エジソン氏が実用化した白熱電球は、現代経済(と睡眠不足)を築き上げ、今日私たちの生活を根底から支える電気への莫大な需要を生み出した。
エジソン氏は、ノーベル賞を受けることなく1931年にこの世を去った。彼の遺した電球は、まさに科学的ひらめきを象徴するシンボルではないか。歴史的不正義とはこのことである。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9811/

なぜエジソンノーベル賞を受賞しなかったのでしょうか?

01 June 2015 OpenMind
対照的に、トーマス・エジソンのことを考えてみましょう。誰もが認めているように、優秀な発明家ではありましたが、直接の実用的関連性のない観察にはほとんど興味を持たなかった人物でした。1883 年に、彼は真空内部のギャップを横切って、熱いフィラメントから金属線まで電気の流れを観察しました。彼は実用的な応用は見当たらず、科学的な訓練も受けていなかったので、単にその現象をノートに記述し、電球の性能を向上させるために、より潜在的に有用な他の事柄に取り組みました。

もちろん、エジソンは電子の流れを観察しており、それ以来、この観察は「エジソン効果」と呼ばれるようになりました。この名前は、奇妙なことに電子の流れを発見できなかった男の名前にちなんで付けられました。

もしエジソンが好奇心旺盛な(そして忍耐強い)科学者であり、短期的な有用性の問題にあまり気を取られていなかったら、後に真空中で加熱されたときの電子の挙動を分析したオーウェン・リチャードソンとノーベル賞を分け合ったかもしれないし、もしかしたらJ・J・トムソンとさえも受賞できたかもしれない。電子自体の最初の発見に対して。しかし、エジソンの「準備された心」は、短期的には実用的な関連性がありそうな観察に対してのみ準備されていました。
https://www.bbvaopenmind.com/en/science/leading-figures/why-edison-didnt-win-a-nobel-prize/