じじぃの「科学夜話・目の屈折機能に関する研究・カラー写真!わかるノーベル賞の本」

HISTORY IN COLOR! - 1870s - 1890s - Fully-Colorized

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=WZ-cq_f6ctg

Retina of Human Eye


『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』

うえたに夫婦/著 大和書房 2023年発行

世界初のカラー写真 1908

光の干渉を用いたカラー写真法 ガブリエル・リップマン(フランス 1845-1921)

電機関連の研究を行っていたリップマンは、1891年、光の干渉という現象を利用したカラー写真を撮る技法を発明。
この技法は今現在のカラー写真の技法とは異なり、高価なものであった。そのため、結果的に普及はしなかったが、世界初のカラー写真技術として高い評価を受けた。

目の構造を解明 1911

目の屈折機能に関する研究 アルヴァル・グルストランド(スウェーデン 1862-1930)

目は非常に複雑な構造のため、光学的なしくみの解明は非常に困難とされた。
しかし、眼科医のグルストランドは1890年代、数学を用いて「目の中を光がどのように通るか」「水晶体がどう変化するか」などを導き出すことに成功。また彼は眼科診断機器の開発にも貢献した。

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どうでもいい、じじぃの日記。

うえたに夫婦著『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』という本を見ていたら、「目の構造を解明」という項目があった。

脳に届くのは信号だけ

脳を動かしているのは、ほとんど電気信号なのだそうです。
まあ、色は光の波長の違いなのだが、微妙な波長を判別して明暗や、赤、緑、青など色として組み立てているのは不思議な感じがします。

カラー写真の歴史は意外と古く、1800年代初めに発明された。
物理学からみれば、光はプリズムを通すと屈折によってさまざまな色(波長)に分解される。

生物学から眼を捉えると、カンブリア紀(約5億年前)の大爆発に眼が大進化を遂げたらしい。

カラー写真はともかく、人間の眼はうまく出来ています。