じじぃの「不思議な体色変化・パンサーカメレオンの秘密!生物たちの超技術」

カメレオンの七変化 - みるみる変化するカメレオンに目を奪われます!! 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=11Ff3q73rqw
パンサーカメレオン

Panther Chameleon Furcifer Pardalis Female Stock Photos & Panther Chameleon Furcifer Pardalis Female Stock Images Alamy
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カメレオンの七変化、秘密は皮膚の小さな結晶 2015.03.13 ナショナルジオグラフィック日本版サイト
カメレオンの皮膚にはとても小さな結晶を含んだ細胞の層があり、この細胞の伸縮によって体の色を変化させていることがわかった。スイス、ジュネーブ大学の研究チームが、10日付け英科学誌『ネイチャー・コミュニケーションズ』に発表した。
研究チームが調べたのは、パンサーカメレオン(学名:Furcifer pardalis)の皮膚構造。このカメレオンの皮膚には、微小結晶入りの細胞でできた2つの層があるという。
ミリンコビッチ氏らのチームは、カメレオンが色を変えるとき結晶を含む細胞を調整していることを実証できたとしながらも、その仕組みはまだはっきりわからないと付け加えた。彼らの次の目標は、カメレオンがフォトニック結晶をコントロールする仕組みの解明だ。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20150312/438952/
『図説 生物たちの超技術』 志村史夫/著 洋泉社 2015年発行
カメレオンの体色変化 より
ライバルへの威嚇や捕食対象の目をくらますため、さまざまに体色を変えるカメレオン。ちょっと変わった相貌も相まって、不思議な魅力をもっているこの爬虫類は、アフリカやマダガスカル諸島を中心に、約90種類が生息している。
体色変化は、皮膚細胞のなかにある白、黒、赤、黄色の色素細胞によるものだとされてきた。外界から光や熱などの刺激を受けると、細胞の大きさや、組み合わせが変化し体色を変えるというわけである。
ところが、なのだ。この変化メカニズム説に異を唱える研究結果が、2015年3月、ジュネーブ大学とスイス大学からなる研究チームにより発表された。
彼らは、カメレオンが皮膚に含まれる結晶物質を調整して光の反射を変化させ、体色を変えていると突き止めたのだ。
研究に使われたのは、個体によって同じ種とは信じがたいほどの色が違うパンサーカメレオン。この皮膚を分析した結果、色素細胞の下にある細胞層「虹色素胞」内で、透明ナノ物質のフォトニック結晶格子が、光の反射を変化させて体色を調整していることがわかったのである。
フォトニック結晶は、屈折率が周期的に変化するナノ構造体で、天然の結晶では、角度で輝きを変える宝石のオパールが有名だ。
新説はこうである。常態のカメレオンでは、ナノ結晶格子は密集状態になっている。すると入射光から、青色の波長の光が反射される。体色が青緑色なのはこのため。ところが、パンサーカメレオンは興奮すると、格子が緩んで黄や赤など、ほかの色が反射され色をかえるのだという。

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どうでもいい、じじぃの日記。
クジャクが羽を誇らしげに広げるのは、オスとして優れた遺伝子を持っているとアピールするためだとか。
パンサーカメレオンも体色を変化させることで、自己アピールしているらしい。
また、刺激を受けた時に色が変わる。交尾のときどんな変化を見せるのでしょうか。