ペットボトル 肺モデル作成
呼吸のしくみ
呼吸を知ることで理解できる身体のこと
2018年12月24日 コンディショニングサロンめんてな
ペットボトルが肋骨、中の黄色い風船が肺、下にある緑の風船が横隔膜と思ってください。
息を吐いているときは横隔膜が上がっているため肺がしぼんでいます。(左側)
これが息を吸い込むと横隔膜が下がり肺が膨らみます。(右側)
横隔膜と肺の動きを再現できて、とてもいい模型です(笑)
https://www.mentena.com/?p=3574
『すばらしい人体 - あなたの体をめぐる知的冒険』
山本健人/著 ダイヤモンド社 2021年発行
第1章 人体はよくできている より
脳が呼吸をコントロールする
呼吸の不思議
心拍動は自力で止められないが、呼吸は自力で止められる。
もちろん、いつもより深く、意識的に深呼吸することもできるし、時には大きく息を吐き出して「ため息」をつくこともある。
呼吸というのは、心拍動よりはるかに「自由が効く」活動なのだ。
だが、私たちはいつも自分の意図で呼吸をコントロールしているわけではない。「今日は1分に18回呼吸しよう」などと思って呼吸する人はいない。
肺は風船のようなもの
では、実際どのようにして肺で空気の出し入れを行っているのだろうか?
肺そのものに膨らむ力があるとは思われがちだが、実はそうではない。肺は単なる風船のようなもので、それ自体が変形する力を持っているわけではない。
ペットボトルを中ほどで切り、そこに膜を貼った模型を想像してみよう。上部の口は開いていて、2つの風船と空気の出入りが可能な状態だ。この模型での風船が肺で、風船につながる2股の管が気管、底の膜が横隔膜、ペットボトル内は胸腔(きょうくう)と呼ばれる空間に相当する。
底の膜を下に引っ張ると、ペットボトルの中の気圧が下がる。すると、それに釣り合うように外から風船に空気が入ってくる。風船の中の気圧がペットボトルの内部の気圧と等しくなるまで風船は膨らむ。これが空気を吸うときの動きである。逆に、底の膜を引っ張る手を緩めると、ペットボトルの中の気圧がもとに戻り、風船の中の空気が自然と外に出ていく。これが空気を吐くときの動きに相当する。
つまり、肺自体が「自力で」大きさを変えるのではなく、胸腔内の気圧に合わせて肺が自然に膨らんだりしぼんだりしているのだ。
この模型では、底の膜のみが内部の容積を調節しているが、実際の体では横隔膜のみが呼吸にかかわるのではない。「胸郭(きょうかく)」と呼ばれる、胸をつくる壁を構成する筋肉も、胸腔の容積を調整できる。図の模型でいえば、ペットボトルの壁そのものが大きく広がることができるのだ。実際、深呼吸をすると肋骨(ろっこつ)が大きく上方、外側に開き、胸が膨らむことがわかるだろう。
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どうでもいい、じじぃの日記。
今年の のろのろ台風第6号は8月6日から10日にかけて、沖縄、九州を襲った。
テレビでは台風によって気圧が低くなり、海面が50センチほど吸い上げられた。
台風と海の満潮時が重なり、海岸近くでは浸水被害が出た、とか報道があった。
連日のように気候変動のニュースが報じられている。
地球温暖化により、地球の気圧に大変動が起きているのだ。