「ネイバー 検索エンジン」画像検索
【2023年版】検索エンジン10選!人気ランキングも徹底紹介
2023/04/24 SEOラボ
検索エンジンとは、インターネット上に存在する情報(ウェブページ、ウェブサイト、画像ファイルなど)を検索するシステムのことです。
また、検索エンジン(検索サイト)は、インターネットを利用するものとそうでないものに分かれており、大きく2種類に分類できます。
とくに、日本国内含む世界のユーザーは、GoogleやYahoo、Bingなどのインターネットの利用による検索エンジンを良く使います。
●人気ランキングで紹介
検索エンジンはGoogleやYahoo、Bingだけでなく、その他にも数多くあります。
数多い中で、日本国内含む世界のユーザーがよく利用してるシェア率の高いおすすめの検索エンジンがあります。
https://seolaboratory.jp/75138/
韓国の検索エンジン"NAVER"徹底解説!韓国の王道WEBマーケティング
2019年03月19日 ferret
韓国では、「NAVER」というGoogleとは仕組みが全く異なる検索エンジンが最も利用されています。そのため、NAVERの仕組みから生じた韓国独自の情報収集や購買文化が存在します。
今回の記事では、その韓国の特殊なWEBマーケティング事情で必ず押さえるべきポイントを2つ紹介していきます。
https://ferret-plus.com/8321
『日本経済新聞』2023年7月15日
韓国ネイバーが生成AI開発 検索シェア低下に危機感 より
韓国ネット大手ネイバーが独自の生成AI(人工知能)を開発する。サムスン電子と専用半導体を開発し、韓国中部に巨大データセンターも整備する。牙城だった韓国検索事業は米グーグルに押されてシェアが低下している。生成AIの搭載でテコ入れを急ぐ。
ネイバーは今夏、自社開発の生成AI「ハイパークローバX」を既存のネットサービスに搭載する。企業向けシステムとしても販売し顧客の業務効率向上を支援する。
検索サービスで韓国最大手の同社は、巨大な韓国語のデータベースを持つ。 韓国語データ量は米オープンAIの「Chat(チャット)GPT」の6500倍という。 生成AIは参照データが多いほど文章作成や言語認識の精度が高まる。生成AIの開発はグーグルやマイクロソフトなど米IT(情報技術)大手が先行するが、ネイバーも独自の技術で対抗する。
生成AIの運用には膨大なデータを高速演算処理するデータセンターが不可欠となる。そのため今秋に5000億ウォン(約550億円)超を投資した最新の大型データセンターを韓国中部の世宗市に稼働させる計画だ。
新設する「閣(カク) 世宗」はネイバーにとって「閣 春川」に次ぐ2ヵ所目の自社運営のデータセンターで、春川と比べて6倍の規模だ。生成AIの演算処理を担うほか、ロボット運用など様々な技術を実装する。
データセンター内のサーバーに搭載する半導体でサムスンと連携する。両者は共同で「FPGA(演算回路を自由に書き換えられる半導体)」と呼ぶ高性能な演算処理半導体を開発。生産はサムスンの受託生産(ファウンドリー)部門が引き受ける。
生成AIに最適な演算処理が可能なFPGAと大容量メモリーを組み合わせて、高速処理と消費電力の低減を両立。両社が手を組んでハードウエアの半導体とAIプログラムのソフトウエアを融合させる。双方には先端半導体の設計ノウハウを得る狙いもありそうだ。
ネイバーの崔秀妍(チェ・スヨン)最高経営責任者(CEO)は生成AIについて「文字だけでなく音声にも対応し、地図など多様なサービス機能と組み合わせられる」と話す。検索やネット通販、旅行予約など主要な消費者向けのネットサービスに搭載する。
同社が自前の生成AIの開発を急ぐ背景には、主力の検索の国内市場でシェアが低下している事情がある。調査会社のNHNデータによると、ネイバーのシェアは16年の78.9%から22年に62.2%まで低下した。受け皿となったのがグーグルで、16年の7.8%から22年には31.8%まで上昇した。
一方、ポータル(玄関)サイトでの検索から、若者中心に「ユーチューブ」での動画検索から、若者中心に「ユーチューブ」での動画検索や「インスタグラム」などSNS上で情報や商品を探すようになった面もある。生成AIの搭載で文章などを生成する機能を加え、使い勝手を高めて検索の利用者を取り戻す。
ネイバーは検索だけでなく、ネット通販など主要事業での競争激化によって業績は伸び悩み、22年12月期は3年ぶりの営業減益だった。かつての高成長は成りを潜め、株価も21年の高値水準から半値以下で低迷する。
こうした中、生成AIを通じて企業向けサービスを新たな収益源に育てたい狙いもある。業務効率を高めるシステムとして外販し、幅広い業種で文章作成や要約などの事務作業を軽減する。
ネイバーは日本のLINEの生みの親であり、海外展開の海外展開の突破口として日本市場を重視する。韓国語と日本語は言語的な類似点も多く、崔CEOは「年内に日本の(企業向け対話サービス)『LINEワークス』に、生成AIを活用した生産効率を高めるツールを搭載する」としている。
崔CEOはマイクロソフトやグーグルによるAI事業について「今まで我々が経験したことのない脅威になる」と語る。主力である韓国、成長を託す日本の両市場で生成AIのサービス提供を急ぐ方針だ。
NH投資証券の安財民(アン・ジェミン)アナリストはネイバーの生成AI開発を肯定的に評価する。「企業向けサービスは顧客向けのカスタマイズが必要だ。韓国ではネイバーは技術的な競争力で群を抜くため展望は明るい」と分析する。
その一方、ソウル大学コンピューター工学部の李相求(イ・サング)教授は「生成AIの分野ではやがて言語の壁はなくなる」とみる。AI技術の普及で翻訳機能の精度が高まり、韓国語という壁が低くなればネイバーの検索シェアが一層低下しかねないとの指摘だ。
チャットGPTの登場を契機に生成AIが急速に普及し、ネイバーも開発と事業化を急ぐ。同時に、生成AIが言語の壁を崩し、「ガラパゴス市場」とされる自国神作市場に新たな競争をもたらすことに危機感も募らせている。