【新型コロナ起源 武漢流出説】『エネルギー省レポート 米国 対中国包囲網』
長谷川幸洋と高橋洋一のNEWSチャネル
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新型コロナウイルスの起源、中国研究所の可能性が「最も高い」
『夕刊フジ』 2023年3月2日発行
FBI長官もコロナ起源「武漢研究所流出」を追認、米エネルギー省の報告に続く より
米連邦捜査局(FBI)のクリストファー・レイ長官が、新型コロナウイルスの起源に関し、中国・武漢のウイルス研究所から流出した可能性が最も高いという見方を示した。
FBIは以前から研究所を起源と指摘しており、トップが改めて追認した形だ。米エネルギー省も先月末に同様の報告を行ったと報じられている。こうした動きを受けて識者は、米国内で中国に損害賠償責任を求める訴訟が広がる可能性があるとみる。
「FBIは以前から、パンデミックの起源は武漢の研究所である可能性が最も高いと評価してきた」
レイ氏は2月28日に米FOXニュースで放映されたインタビューで、こう述べた。中国がウイルスの起源に関する調査を妨害してきたと批判し、「米国や友好国の取り組みを混乱させようと躍起になっている。全ての人々にとって不幸なことだ」とも話した。
ウイルス研究所をコロナウイルス感染拡大の起源とする説は以前から、FBIや、米共和党の有力議員が唱えてきた。先月末には、高度な生物学的研究を行う研究所を所管する米エネルギー省も、同様の分析結果をまとめたと米有力紙によって報じられた。
米国政治に詳しい福井県立大学の島田洋一教授は「ドナルド・トランプ政権では、武漢のウイルス研究所から漏れ出た可能性も含めて徹底的に検証する姿勢だった。ジョー・バイデン政権はこれまで中国に気を使ってきたが、ようやくコロナウイルスの起源の評価について、トランプ政権と足並みをそろえてきたということだろう」と話す。
新型コロナ起源 武漢流出説
長谷川幸洋さんがこんなことを言っていた。
バイデン政権はこのところ、中国に対して猛烈な攻勢に出ている。
スパイ気球問題では、中国からの気球が米国の空を飛んでいる事実を早い段階で察知しながら、今回はあえて核関連基地が集中しているモンタナ州の上空に飛来するまで公開せず、その後、派手に撃ち落としてみせた。これで、米国の反中世論は一段と高まった。
半導体問題では、最先端の半導体や関連技術、製造装置の輸出を禁止し、日本やオランダに同調を迫っている。ウクライナ戦争では、アントニー・ブリンケン国務長官が中国の王毅政治局員に対して「ロシアへの武器供与計画を把握している。実行したら、重大な結果を招くぞ」と警告した。