世界の富裕層のうち4割が、ある1国の富裕層。 世界の富裕層事情とグローバル投資
2021年6月23日 マイベストプロ東京
●2020年の富裕層 約4割がアメリカに
このレポートでは100万ドル以上の富を持つ富裕層が世界全体で5,610万人いると予測しています。
その中で富裕層が多い国をグラフ化しました。
https://mbp-japan.com/tokyo/ria-japan/column/5088247/
『世界のニュースを日本人は何も知らない3』
谷本真由美/著 ワニブックスPLUS新書 2021年発行
実は貧富の差がアメリカ並みのドイツ より
ドイツ人は脱税と節税にも容赦なく、投資にもたいへん熱心です。たとえばヨーロッパの租税回避地であるジャージー島をみてみましょう。ドイツ人の富裕層がアチコチでいろいろなことをやっています。
2000年以降は投資でかなり儲かっている人がいます。これはもともとお金がある人々が不動産や株に投資をして、それが波にのって儲かったという流れです。
たとえばドイツで6600万円以上の資産を持つ人は2002年には全人口の3.2%、2012年には3%でしたが、2017年には3.8%に増加しています。
「Global Wealth Report 2021, Credit Suisse」によれば、200万人以上のドイツ人が1億1000万円以上の資産を保有しています。さらに同レポートでは、55億円以上の資産を有する人の数ではドイツは世界で第3位となっています。
さらに「The Forbes 2021 Billionaire's List」によれば、1100億円以上の資産を持つ人がドイツは世界第4位です。ドイツはコロナ関連のサービスや商品を販売して資産をぐんと増やした人が目立ちます。
たとえば新型コロナウイルスワクチンを米製薬ファイザーと共同開発した独バイオ製薬ビオンテックのウグル・サヒン最高経営責任者(CEO)の2021年の総資産は4400億円を超えるとみられています。世界でもっとも若い億万長者はドイツのケビン・デビッド・リーマン氏で、なんと18歳。父親から大手ドラッグストアチェーンの「dm-drogerie markt」の所有権を受け継いでいます。
一方でドイツ労働者が2021年に発行した500ページにわたる報告書によると、ドイツの貧困者は月の手取りが日本円で9万円に満たない。非営利団体「Paritatische Wohlfahrtsverband」のロック氏によれば、ドイツの貧富差は過去16年で拡大し格差は特に2005年の社会改革で増大。1995年には失業者の15%が貧困レベルで2015年には35%、なんと失業者全体の3分の1に増加したと述べています。
驚くのはドイツ貧富差がフランスよりもアメリカ型に近いことです。ドイツでは人口の10%に過ぎないもっとも豊かな人々が3分の2の富を所有している。ドイツは富裕層が多いといっても貧困差も大きいのです。
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どうでもいい、じじぃの日記。
あと数日で、新しい年を迎えます。
何となく、ベートーヴェンの曲が聞えてきます。
実際のベートーヴェンは身長160センチ程度でなで肩。ドイツ人としては小柄だったそうです。
また、コーヒーを飲むときは必ず豆を60粒ずつ数えて淹れたとか、大人になってから79回も引越しをした、パトロンから高額の年金を受けていた、恋多き男性でモテモテだったとか。
ついでに、ベートーヴェンはドケチだったそうです。
メリークリスマス!