じじぃの「ユニークな日本・英語圏で生きがい(IKIGAI)、禅(ZEN)がブーム!世界のニュースを知らない」

エコノミスト誌が忠告 「世界よ日本から学べ!」

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=UIw6ysxTHKo

COOL JAPAN~発掘!かっこいいニッポン~

2021年12月20日 NHK BS1
【司会】鴻上尚史リサ・ステッグマイヤー 【コメンテーター】荒俣宏
https://www.nhk.jp/p/cooljapan/ts/P2RMMPW5JM/

『世界のニュースを日本人は何も知らない3』

谷本真由美/著 ワニブックスPLUS新書 2021年発行

先進国の生きがいブーム より

海外の人々が動画を観て日本人の高い精神性を感じることからもわかるように、日本人はまだまだ海外からは独特で特殊な存在として注目をされています。それがよくわかるのが、英語圏におけるここ数年の「生きがいブーム」です。
最近10年ほどの間にアメリカやイギリスなどの英語圏では、精神的なゆとりや豊かさを求めるキーワードや活動が流行るようになりました。特にそれがリーマンショックの後からかなり目立つようになったようです。
第一次ブームとして流行り始めたのが北欧のライフスタイルです。IKEAの家具が一般的になったせいなのか、英語圏でも北欧の「生活にゆとりを持ち身の丈に合った暮らしをしましょう」という概念が大流行しました。それにともない、これまでロココ調のゴテゴテしたインテリアが大人気だった英語圏で、シンプルな北欧風のインテリアや料理が人気を集めました。
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その後、ここ5年くらいの間に流行り始めたのが「生きがい(IKIGAI)」や「Zen」のブームです。シンプルな暮らしや精神性を突きつめていった結果、もっと深いところにたどりついたのでしょう。英語圏の著者が、日本の”生きがい”や”沖縄の精神”についての本を出版したりテレビで紹介したりと「第二次Zenブーム」が起きています。
Apple」の創始者であるスティーブ・ジョブス氏が若かった頃、アメリカやイギリスで日本ブームが起きました。若い人が禅道場に通ったり、『スター・ウォーズ』に日本の時代劇や侍の精神性が反映されたりしたようなことが最近復活しています。コロナ禍のさなか、アメリカだけではなくイギリスや欧州北部でも日本の食材は売り上げを伸ばしており、スーパーでは頻繁に日本食のセールが開催されています。
それを後押しするように2021年9月、ヘビーメタルバンドのアイアン・メイデンが日本の侍をモチーフとした新作アルバム『Senjutsu』(戦術)を発表しました。これまでの彼らはアレキサンダー大王や宇宙をモチーフにしていたので、突然、侍が出てきたのはなぜなのか謎です。もしかしたら彼らなりに最近のZenブームやコロナ禍における日本の精神性に、なんらかの影響を受けたのかもしれません。
ちなみに、『Senjutsu』のジャケットは日本の落ち武者です。こだわりはそれで終わらず、アルバムのデラックス版には折り紙で製作された日本の兜(かぶと)やのし袋まで付く。文部科学省宮内庁アイアン・メイデン国民栄誉賞を差し上げてほしいものです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ときどき、NHK BS1COOL JAPAN~発掘!かっこいいニッポン~」を観ている。
クールジャパン(Cool Japan)とは、日本政府の「クールジャパン戦略のねらい」によると、「外国人がクールととらえる日本の魅力」のことをいう。
この番組「COOL JAPAN」は2006年から続いている。
日本を紹介する番組で、よく続くなあといった感じだ。
そんなに、外国人にとって日本はミステリーで、ユニークな国なのだろうか。
若きスティーブ・ジョブスが日本の寺に修業で来た頃が第一次日本ブームで、今また第二次日本ブームが起きているのだそうだ。
新型コロナウイルスによる日本の死者数は、世界と比べてやたらと少ない。
まあ、確かに日本はミステリーの国なのだあ。

12月18日再放送 NHK BS1 「JAPAN~発掘!かっこいいニッポン~」から。
鴻上尚史、「ジミー、君は時々面白いことを言うねえ」
外国人たち、ドッと笑う。