COP26 Summit | Greta Thunberg Has a Song for World Leaders: 'Shove Your Climate Crisis Up Your...'
COP26: Greta Thunberg expects 'meaningless' pledges
【斎藤幸平】なぜ今、Z世代は「左傾化」しているのか
たとえばアメリカでは、18~29歳のうち51%が社会主義に肯定的という調査もあり、その比率は資本主義(45%)を上回っている。
イギリスの政治理論家、キア・ミルバーン氏が同名の著書で取り上げた言葉で、Z世代(1990年代後半生まれ~)を中心に、左派的な政党・政治家への支持が広がっている現象を指す。
https://newspicks.com/news/6275137/body/
ワールドEYES 特集 世界で広がる・若者たちの怒り
●“脱資本主義”訴える若者たち
温暖化や貧富の格差などの問題が顕在化する中、世界各地でミレニアル世代(1980年~1995年の間に生まれた世代)やZ世代(1996年~2015年生まれた世代)と呼ばれる若者たちが、今の資本主義からの転換を求めて声を上げている。
若者が求めるものとは何か。スペイン・バルセロナで市民が中心となって始まった住宅価格を抑制する取り組みなどを交え、経済思想家の斎藤幸平氏と読み解く。
グレタ・トゥーンベリ 脱資本主義 左傾化する若者たち
気候変動が深刻化する今日、これまでの資本主義のあり方を見直し、新たな社会のモデルを模索する動きが広がっている。
環境危機を乗り越え持続可能で豊かな未来社会をつくるために、私たちに何ができるのだろうか?
今月開かれた国連の気候変動対策会議COP26各国が気温の上昇を1.5℃に抑えるよう努力することで合意。
しかし、若者たちは納得していない。
問題を解決するには今の社会のシステムを根本的に変えることが必要だと訴える。
抗議運動は世界300ヵ所に広がった。
若者たちは訴えるシステムの変革とは一体何か。
そうしたなかで、欧米を中心に「資本主義は駄目なんだ」という思想が出てきている。
斎藤幸平、「これまでたくさん二酸化炭素を出して贅沢な便利な解決希な暮らしを享受してきた大人たちのツケを払わされるのに、自分たちの関心や訴えが反映されていないことに対して怒りを感じている」
資本主義に代わる概念として斎藤幸平が注目しているのは「コモン(共有財)」という考え方。
共有を意味し必要なインフラを国や企業が所有するのではなく市民が共有すべきとの概念。
スペイン・バルセロナではバルセロナ・オリンピック以降、家賃が高騰し住宅を失う人が急増。
市民がお金を出し合って住宅を共有する仕組みを始めた。
多くの場合、企業の金儲けの理論とぶつかり様々な抵抗が予想される。
環境活動家 グレタ・トゥーンベリ(2003年生まれ、Z世代)たちの主張、訴えに真剣に耳を傾けると、やはり既存のシステムの中での解決策はない。だったらシステムチェンジをしなきゃいけない、と。