Parc national de Yellowstone
Parc national de Yellowstone
Photos | La Terre vue du ciel par Yann Arthus-Bertrand
umblement, Yann Arthus-Bertrand affirme que ses photographies, saisissantes de beaute, ne font que reproduire le monde. Encore faut-il savoir le regarder. Les images colorees, resplendissantes, singulierement geometriques qu'il rapporte d'ici et d'ailleurs forment un des plus beaux hymnes a la Terre qu'il nous faut savoir preserver.
https://www.futura-sciences.com/planete/photos/environnement-terre-vue-ciel-yann-arthus-bertrand-503/
『死ぬまでに観ておきたい 世界の写真 1001』
ポール・ロウ／著、小川浩一、竹村奈央、風早仁美／訳 実業之日本社 2019年発行
グランド・プリズマティック・スプリング、イエローストーン国立公園、ワイオミング州、米国 より
ヤン・アルテュス=ベルトラン
撮影年：1999年
撮影地：ワイオミング州、米国
フォーマット：35mm（複数のレンズを使用）
ここでは、イエローストーン国立公園にあるグランド・プリズマティック・スプリングの美と神秘が、航空写真と自然界への情熱をみなぎらせる、あるひとりの写真によってとらえられている。
ヤン・アルテュス=ベルトラン（1946～）は、アフリカでライオンの家族を調査していたときに写真を始めた。熱気球の操縦士として働いていた彼は、上空から撮影すると迫力ある景色が生まれることに気づいた。こうした見晴らしのよい地点から、彼は地球の美しさだけでななく、人類が地球に与える影響をも写し出してみせた。
その後、『ジオ』、『ナショナルジオグラフィック』、『ライフ』、『パリ・マッチ』などの出版物で環境に関する組写真を撮影するようになる。1991年に世界初の航空写真通信社を設立し、その翌年――リオデジャネイロで最初の地球サミットが開催された年である――には、『Earth from Above（空から見た地球）』と題した、地球の現況を追う大掛かりな作品に取りかかることにした。プロジェクトは一般の人々の教育を目的としており、長期間にわたり屋外で開かれた写真展を見た人の数は2億人を超えた。また彼は、環境問題に対する人々の関心を高め、環境保全対策への資金提供を行うグッドプラネット基金を創設した。
こちらの写真は写真集『空から見た地球』（1999）からの1枚で、人間の影響を受けていない自然の雄大さをありのままに伝える。世界で最も古い国立公園の中にあるこの熱水泉は直径112mあり、世界で3番目の大きさを誇る。内側の虹色は、温度や水深増殖率が変化する微細藻類によって生じている。
