じじぃの「EV車の将来の充電のしくみ・次世代パワー半導体!サイエンスZERO」

【 未来シティ研究所】 #67「ワイヤレス給電」

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-5llCzdduJo

EV車の将来の充電のしくみ


国内初!EV向けワイヤレス充電システムの受注開始
2017.11.28 EMIRA
●あらゆるEVへのワイヤレス充電を実現
ダイヘンが実証実験用として、現在、国内外から受注を受け付けているのが「D-Broad EV」。
これは、EV向けワイヤレス充電器としては日本初の商品(ダイヘン調べ)となる。
https://emira-t.jp/topics/3953/

サイエンスZERO 「超省エネ社会の実現へ!次世代パワー半導体

2020年10月18日 NHK Eテレ
【司会】小島瑠璃子、森田洋平 【ゲスト】天野浩(名古屋大学未来材料・システム研究所教授)
ノーベル賞科学者・天野浩博士が徹底解説!
日本が世界をリードする「次世代パワー半導体」は、電気自動車や身近な家電の電力ロスを大幅に減らせる新技術。
研究の中心となっているのが、青色LEDの開発で2014年ノーベル物理学賞に輝いた天野浩博士。受賞のきっかけ「窒化ガリウム」の品質が向上し、新たな利用分野が急速に広がっている。走行中の電気自動車に無線給電する驚きのシステムも登場。半導体の最前線を解説!
ます、パワー半導体のパワーとは。
従来のシリコンの半導体は微少電流をスイッチングして計算などを行うのには向いているのだが、大容量の電流を扱うと発熱などのロスが大きすぎるのだという。
それを克服するのが窒化ガリウムなどからできたパワー半導体であるという。

電気自動車へのリモート充電技術

パワー半導体を使った電気自動車の技術としては、リモート充電があるという。
これは電磁誘導を使った技術で、道路に埋めたコイルの上を電気自動車が通過する時に電気を蓄えるという技術。この研究を行っているのは東京大学の藤本博志准教授。
コイルの上を電気自動車が通過する時に、電気自動車が100メートル以上走るのに必要な電気量を送ることが可能という。自動車の走行状態を調べてみると、信号機の手前30メートル以内に滞在している時間が全走行時間の1/4滞在しているということが分かったことから、この部分にコイルを設置すれば充電無しで走行し続けられる計算になるという。
またこのシステムは高周波を用いるほど効率が高くなるとのこと。現在は炭化ケイ素を用いているが、これを窒化ガリウムに変更するとさらに高効率になるとのこと。
https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2020-10-18&ch=31&eid=20002&f=126

『図解 先端技術のしくみ』

有限会社 高輪編集室/編 アントレックス 2020年発行

コンタクトレス充電(ワイヤレス充電) より

●将来性が期待されるワイヤレス充電
ケーブルなしで充電するワイヤレス充電可能なスマホが増えている。
主流の電磁誘導を利用した方式が普及すれば、家電製品や電気自動車など、私たちを取り巻く環境は大きく変わる可能性がある。
電磁誘導・・・磁束が変動する環境下に存在する導体に電位差(電圧)が生じる現象である。 また、このとき発生した電流を誘導電流という。
●EV車の将来の充電のしくみ
電源ケーブルでつながなくても、地上側送電コイルの上に停まるだけで充電できる。
多少位置がずれても大丈夫だ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
将来、電気自動車(EV)は電源ケーブルでつながなくても、地上側送電コイルの上に停まるだけで充電できるようになるそうです。
青色LEDの開発で2014年ノーベル物理学賞に輝いた天野浩博士は、5年後には実用化を目指しているとのこと。