じじぃの「プリファード・深層学習スパコン(MN-3)・謎の会社?スタートアップ企業」

Making of PFN's MN-3 supercomputer

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=iorR_1gqdcA

プリファード 西川CEO

スーパーコンピュータ「MN-3」の外観

Preferred Networksのスパコン「MN-3」が電力当たり性能の「Green500」で歴代1位に

2020年6月23日 IT Leaders
Preferred Networks(PFN)は2020年6月23日、ディープラーニング(深層学習)用途のスーパーコンピュータ「MN-3」が、最新の「Green500」リストで第1位となったと発表した。
消費電力1ワット当たりのLINPACK性能は21.108GFLOPS(毎秒211億800万回の浮動小数点演算)であり、この値は歴代でも第1位となる。なお、今回の第2位は米国のSeleneNVIDIA A100 Tensor Core GPUベース)で、20.518GFLOPSである。
https://it.impress.co.jp/articles/-/19996

「謎の会社で終われない」 プリファード西川CEO語る

2020/7/27 日本経済新聞
人工知能(AI)開発のプリファード・ネットワークス(東京・千代田)は2020年に入り、ゲームや教育など新事業への参入を決めた。ユニコーン企業価値10億ドルを超える未上場企業)であり、スパコンの世界ランキングで首位になるなど高い技術力を持ちながら経営の実態が見えにくかった。
西川徹代表兼最高経営責任者(CEO)に事業戦略を聞いた。
●「推定企業価値が高いだけの謎の会社で終わる危機感がある」
プリファードはAIの一種である深層学習の技術力を武器に、トヨタ自動車ファナックなど大企業との研究開発を進めている。
    ・
今後は自社開発のスーパーコンピューター「MN-3」を使ってソフト開発を進める。

AIブームは終わる

●「AIブームはもう終わる。今のAIからジャンプするような新しい技術を見つけないといけない」
世界で加熱気味のAI市場を見る目は冷静だ。19年にENEOSホールディングスや花王と提携し、研究開発の分野を化学や美容に広げた。得意分野に領域を絞って事業に取り込むAI企業は多いが、米国や中国の巨人IT企業のように幅広い事業に手を伸ばす。
多くの分野でAIを試し、収益化につなげられるのはどこかを見定めている段階だ。「AIの技術はまだ成熟しきっておらず、選択と集中をしても成功するかは分からない。探索をやめてはいけない」(西川CEO)。今後は小売業への参入にも意欲を示す。
●「自社のスーパーコンピューターで優れた性能を出せたのは重要だ。ハードウェアを動かせるか否かの差は大きい」

6月に公表されたスパコンの世界ランキングで、「MN-3」はエネルギー効率部門で首位だった。

AIが大量のデータを読み込む際に少ない電力で効率良く計算できる。今度は顧客企業の要望に沿ったソフト開発に活用する。自動車やスマートフォンなど様々な生活の場に自社の技術を組み込む未来を描く。
●「もうすぐ40歳。チャレンジの機会は多くない」
創業から6年たち、日本最大のユニコーンに成長した。世界のテクノロジーは日進月歩で進化し続け、AIの競争環境は激しい。西川CEOは「ウィンドウズやグーグルのように自分たちの技術を世の中にまんべんなく浸透させるために、必要であれば手段は何でもとる」と話す。最先端を走り続けるために新たな挑戦の場を探っている。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61841230S0A720C2FFT000/
どうでもいい、じじぃの日記。
2020年7月3日、理化学研究所富士通が開発したスーパーコンピューター「富岳」が、スパコン性能ランキングの4部門で世界一になった。
基本的な計算速度を競う部門では、富岳は1秒間に41.5京回(京は1兆の1万倍)計算する性能を記録。2位の米オークリッジ国立研究所スパコン「サミット」に、2.8倍の差をつけた。
この他にも、産業向けアプリケーションでよく使われる計算性能や、AI(人工知能)学習向けの性能、ビッグデータ解析性能の3部門で1位になった。基本的な計算速度を競う部門で日本のスパコンが首位に立つのは、理研の前世代機「京」以来9年ぶりだ。
とかで、理研スパコン「京」以来9年ぶりの快挙だった。
スーパーコンピュータの性能ランキングの1つに「Green500」というのがある。
2020年6月、「MN-3」はスーパーコンピュータの性能ランキングの1つ「Green500」において、世界一の省エネ スーパーコンピュータとして世界一になった。
2020年6月に発表された「Green500」のランキングを調べてみた。
1  MN-3 - MN-Core Server Japan
2  Selene - DGX A100 SuperPOD United States
3  NA-1 - ZettaScaler-2.2 Japan
4  A64FX prototype - Fujitsu A64FX Japan
5  AiMOS - IBM Power System AC922 United States
6  HPC5 - PowerEdge C4140 Italy
7  Satori - IBM Power System AC922 United States
8  Summit - IBM Power System AC922 United States
9  Supercomputer Fugaku - Supercomputer Fugaku Japan
10  Marconi-100 - IBM Power System AC922 Italy
https://www.top500.org/lists/green500/2020/06/
すごいなあ。トップ10に日本が4つも入っているよ。