じじぃの「不思議な臓器・脂肪酸代謝・心臓が動くメカニズム!夕刊フジ」

【ドクターマップ】ミトコンドリアアンチエイジング!?老化を防ぐ食事と運動のまとめ

医学生モエに聞くいい病院の探し方
●エネルギーの産生方法(解糖・ミトコンドリア
地球上のほとんどの生物は、「ATP(アデノシン三リン酸)」というエネルギー物質を作り出すことで、生命を維持しています。
ATPを作り出す方法は、「解糖系」と「ミトコンドリア」のふたつ。
「解糖系」とは、酸素を使わずに「糖」をエネルギーに変換する方法で、このエネルギーは主に瞬発力を必要とする速筋(そっきん)や、新陳代謝を繰り返す皮膚や内臓などの器官で利用されています。
ミトコンドリアによって作られるエネルギーは、主に持続力を必要とする遅筋(ちきん)や、休むことを許されない脳や心臓などの器官で利用されています。
https://www.doctor-map.info/moe/1231/

夕刊フジ』 2020年7月24日発行

【追跡!心臓の肥満】核医学検査「BMIPPシンチグラフィ」で、比較的苦痛なく「中性脂肪蓄積心筋血管症」の診断が可能 より

心臓の筋肉や冠動脈に中性脂肪がたまってしまう“心臓の肥満”とも言うべき中性脂肪蓄積心筋血管症(TGCV)。この病気の診断をつけるのはなかなか難しいという。
この病気であると診断されるためには、診断基準に該当する必要がある。そのひとつに、比較的苦痛なく診断することが可能な「BMIPPシンチグラフィ」という核医学検査がある。
核医学検査とは、微量の放射性同位元素(ラジオアイソトープ)で目印をつけた放射性医薬品を患者の体内に入れて、その動きを専用のカメラで撮影する画像検査だ。体の中に入れた放射性医薬品から出てくる放射線ガンマ線)を専用のカメラで撮影する。
最も多くTGCV患者を診断している、千葉大学医学部附属病院循環器内科の宮内秀行医師に、なぜこの検査が重要なのかを説明してもらった。
「心臓の筋肉の細胞が、生きていくうえで必要なエネルギーの6~7割は、通常脂肪酸から作り出されます。平たくいいますと、脂肪酸とは心筋細胞の主食のようなものです。狭心症心筋梗塞といった虚血性心疾患やそれが進行して心不全になった場合、主食である脂肪酸を細胞の中に十分に取り込むことができなくなります。BMIPPシンチグラフィを行いますと、その状態を見つけることができるのです」
そのため、この検査は虚血性心疾患や心不全の評価を主な目的として行われる。
BMIPPとは、脂肪酸のひとつであるパルミチン酸に似せて作った放射性医薬品。体の中では脂肪酸と同じようなふるまいをする。体内に入った脂肪酸は血液の流れに乗って、心臓の筋肉の細胞の中に入り、エネルギーを作る“工場”であるミトコンドリアに運ばれて、エネルギーを取り出すのに使われる。またその一部は、中性脂肪の形になり細胞の中で蓄えられる。
前回説明したが、中性脂肪は、脂肪酸というエネルギーの元である「薪」を3本蓄えた形で存在する。細胞の中では、エネルギーを使わない場合には中性脂肪(トリグリセライド)という形になり、エネルギーを使う場合には脂肪酸という形に分かれる。これを行ったり来たりしたり、ミトコンドリアに運ばれたり、という脂肪酸の動きを、この検査で評価することができる。

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どうでもいい、じじぃの日記。
心臓が一生懸命動いて、生命を支えてくれています。
どうして心臓が動いているのか。
「体内に入った脂肪酸は血液の流れに乗って、心臓の筋肉の細胞の中に入り、エネルギーを作る“工場”であるミトコンドリアに運ばれて、エネルギーを取り出すのに使われる。またその一部は、中性脂肪の形になり細胞の中で蓄えられる」
心臓の中にある幹細胞(心筋幹細胞)は自動性を持ち、たった1つの細胞でも休むことなく拍動し続けます。とか。
ちなみに、私はほとんど中性脂肪の塊です。 (~~;;