じじぃの「セコイア・植物も汗をかいて背を伸ばす!世にも驚異な植物たち」

Experience the Magic of Redwood National Park | Short Film Showcase

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=MglBOaOnzqM

セコイア

地球で一番「BIGな樹」は、意外すぎる場所にあった。

2017/10/21 TABI LABO
世界一背が高くなる樹、通称「レッドウッド」(正式名称セコイアメスギ:スギ科セコイア属)が自生することで知られる、アメリカ・カリフォルニア州の「レッドウッド国立州立公園」。
https://tabi-labo.com/284409/big-tree

『世にも驚異な植物たち』

博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2017年発行

植物は生きるために背を伸ばす より

植物がスゴイのは、光合成という”自給自足”の営みで、大きく大きく、成長することだ。もちろん、小さな雑草は小さなままであり、すべての植物が大きく成長するわけではないが。
だが、身近な公園の木や街路樹を見渡すだけでも、人間の背丈よりもはるかに大きく育っているものは多い。
イチョウ、サクラ、ケヤキプラタナスハナミズキ……。東京都の神宮外苑イチョウ並木は有名だが、ここのイチョウはもっとも大きなもので高さ約28メートル。小さなものでもおよそ17メートルにもおよぶという。紅葉の季節にこの並木道を訪れると、まばゆいほどの美しさとともに、その大きさに圧倒される。
だが、上には上がいる。
秋田県能代市内・仁鮒水沢スギ植物群落保護林に、秋田営林局が樹高日本一宣言をおこない、「きみまち杉」と命名した巨木がある。その高さは58メートル。15階建てのビルに相当し、この「きみまち杉」1本で53坪の木造住宅を1軒建てることができる。
だが世界に目を向ければ、まだまだ上には上がいる。
2006年、アメリカ・カリフォルニア州のレッドウッド国立公園で発見され、「ハイペリオン」と名付けられたセコイア(スギ科の常緑針葉樹)は、樹高115.55メートル。地上からいちばん近い枝でさえ、ビルの25階部分の高さに相当するという。
このレッドウッド国立公園には、ハイペリオンを筆頭に、100メートルを超える巨木が数多く自生しているというのだから、木々たちのスケールの大きさには驚かされる。

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どうでもいい、じじぃの日記。
「植物がスゴイのは、光合成という”自給自足”の営みで、大きく大きく、成長することだ」
10メートルを超える樹木があることを不思議だなぁ、と思ったことはありませんか。
井戸水をくみ上げる手押しポンプは10メートルまでしか水を吸い上げることができません。その知識をもとにすると、10メートル以上の樹木の存在が不思議になります。
実は、植物の成長は葉の温度である「葉温」に関係があるのだそうです。
葉にある穴(気孔)から水を蒸発させ、気化熱で葉温を下げることである。
夏の炎天下、植物は根から懸命に水を吸収し、葉から水を蒸散させて、葉温の高まりを押えている。
植物は、人間が汗をかくのと同じことをしているんだそうです。
ついでに、樹木の水を吸い上げるのに茎の中の導管を通って「凝集力」という力で強く結ばれていて、水の分子が出ていく水に引っ張られて引き上げられているのだとか。
樹木の高さの限界は130メートルだそうです。