じじぃの「ナミブ砂漠に生息する奇想天外植物・ウェルウィッチア!極限世界のいきものたち」

Welwitschia of the Namib desert is truly a bizarre plant, a living fossil 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=PVLACJsoGjk
ナミブ砂漠の霧

ウェルウィッチア

メデューサ

『極限世界のいきものたち』 横山雅司/著 彩図社 2013年発行
ウェルウィッチア 〜2000年も生きるナミブの怪植物〜 より
アフリカのナミブ砂漠は実に独特な環境を持っている。
年間降水量はわずか20ミリ程度という極めて乾燥した地域だが、大西洋の寒流の影響で年間100日程度、早朝に濃い霧が立ち込める日がある。ナミブ砂漠では、この霧を水源として利用できる生物だけが生き残ることができるのだ。
このナミブ砂漠を代表する顔が、学名「ウェルウィッチア」、園芸名「奇想天外」である。
ウェルウィッチアはナミブ砂漠にの生息する植物で、「最も醜い植物」と称されるのも納得の奇妙な形状をしている。直径1メートル超のコルク質の茎からたった2枚の葉を障害伸ばし続ける。葉は8メートル近くまで伸びるが、先端まで栄養が届かないため、先の方はどんどん枯れ、ズタズタに裂けていく。その姿はまるで髪を振り乱すメデューサの生首のようだ。
この葉には霧を吸収する能力があり、地下水を吸い上げるために地下3メートルまで伸ばした根とともに、極限のナミブ砂漠で生き抜くことを可能にしている。しかし、その巨大な葉は水分が蒸発しやすいという欠点を備えているため、他の砂漠での生存は難しい。
ウェルウィッチアは非常に長寿なことでも知られており、現存する最古のものは推定で樹齢2000年にもなるという。2000年といえば、イエス・キリストとほぼ同じ歳。ウェルウィッチアの姿、生態のすべてがまさに奇想天外である。

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どうでもいい、じじぃの日記。
世界で最強の生物は?
クマムシ? ウェルウィッチア?
クマムシ・・・高温・低温・高圧にも耐え、宇宙空間でも生きられる動物
ウェルウィッチア・・・わずかな水で、1000年以上も生きられる植物
ウェルウィッチアは「最も醜い植物」なのだそうだ。
醜いから生き延びられる?
それも、真実なのである。 (憎まれっ子世にはばかる)