じじぃの「習近平の宇宙支配戦略・中国科学院がつくった世界最大のモノは?池上彰さんのニュース検定」

搜尋外星人 中國建成全球最大電波望遠鏡

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https://www.youtube.com/watch?v=iOyrU-35zqw

直径500メートルの世界最大の電波望遠鏡 「天眼」

世界の潮流/5 直径500メートル 中国の「天眼」 国を挙げた巨大電波望遠鏡

2019年5月2日 毎日新聞
中国南西部に位置する貴州省の山あいに2016年、直径500メートルの巨大なおわん形の構造物が完成した。世界最大の開口球面電波望遠鏡「FAST(天眼)」だ。
米国が運営しそれまで世界最大だったアレシボ望遠鏡(プエルトリコ、直径300メートル)を大きく上回る。ブラックホールなどの天体から届く電波を受信し、宇宙の最深部を観測することを目指している。
天眼は、規則正しい周期で光を放つ「パルサー」という天体の観測に成功。
2018年9月時点で44個を発見しているが、科学的に目新しい成果はまだ出ていない。
https://mainichi.jp/articles/20190502/ddm/016/040/014000c

『「中国製造2025」の衝撃 習近平はいま何を目論んでいるのか』

遠藤誉/著 PHP出版 2018年発行

世界初の量子通信衛星打ち上げに成功 より

世界で初めて打ち上げに成功したこの量子通信衛星の名前は、紀元前5世紀頃の中国の科学者であった墨子(Mo-zi)にちなみ「墨子号(Micius)」と命名された。日本では墨家は中国戦国時代の思想家として知られているが、中国では「中国最古の科学者の一人」と位置付けることが多い。墨子は物理の内の光学(オプチィックス)に関して興味を持ち、光の直進性や反射、あるいはピンホール(小さな穴)によって実像を結ぶことなどを研究している。
墨子号」は、長距離向けの量子通信技術の利用可能性を検証する実験に活用する目的で打ち上げられた。中国西部にある新疆ウイグル自治区ウルムチと北京の間で、安全に情報をやりとりするために利用されている。
もう1つの難解な専門用語「量子テレポーテーション」は、この「量子もつれ」を利用して、2つの光子の間で、量子状態に関する情報を瞬時に転送する技術のことである。
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墨子号」開発に当たっては、中国科学技術大学を中心として、中国科学院の上海技術物理研究所、中国科学院(北京本院)光電技術研究所、中国科学院上海微小衛星工程センター、中国科学院紫金山天文台、中国科学院国家天文台など、十数個におよぶ研究所や大学が一体となって協力している。

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1996年は第9次5ヵ年計画が始まった年で、このときに国家人事部がシリコンバレーなどを中心として、世界各地で活躍している中国人留学人員に帰国を呼びかけて留学人員創業パークで創業するように誘いこみ始めた年だ。研究開発費は、日本に比べての非常に低い。
ところが2008年の「千人計画」が始まると、ちょうど日本と同じになり、2012年の「万人計画」に入ったときには日本を遥かに追い抜き、2016年にはアメリカに近づきつつある。
一方、今後どうなっていくのか、予測したデータがある。経済協力開発機構OECD)が2014年に発表した「科学技術産業アウトルック2014版」によれば、中国は研究開発費において、2019年あたりには日本・米国・EUなどを追い抜き、世界一位になると予想している。

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どうでもいい、じじぃの日記。
毎朝7:55分頃、テレビ朝日 グッド!モーニングで池上彰さんの「ニュース検定」を観ている。
2019年11月20日
「テレビリモコンのdボタンを押して番組にご参加ください。クイズに正解してポイントを貯めれば、毎月抽選でプレゼントが当たります。ニュース検定の答えと池上彰の解説をリアルタイムでお知らせします」

中国科学院がつくった世界最大のモノは?

電波望遠鏡
・ロケット
・粒子加速器
池上彰さん解説】
 答えは電波望遠鏡
 中国は経済力世界2位。軍事力も増強しています。それを支えている科学技術の総本山が中国科学院です。中国科学院の人員は7万人。日本を代表する理化学研究所は3500人ですから桁違いです。年間予算も1兆円以上と言われ、予算1000億円の日本の予算の10倍です。主な任務は自然科学系の研究開発や高等教育です。再生医療の鍵と言われる幹細胞(iPS細胞など)に関する研究所も公開しこの分野での中国の存在感を強調しました。中国科学院は1949年の中国建国直後に設立されました。直径約500m世界最大の電波望遠鏡が中国科学院の傘下にある国家天文台により製作されました。137億光年以上離れた宇宙からの信号も捉えることができると言われています。

2016年、直径500メートルの世界最大電波望遠鏡「天眼」が中国に誕生した。
「天眼は、規則正しい周期で光を放つ『パルサー』という天体の観測に成功。2018年9月時点で44個を発見しているが、科学的に目新しい成果はまだ出ていない」
昔読んだ、『シフト――2035年、米国最高情報機関が予測する驚愕の未来』という本には「中国からiPhoneは生まれない」というようなことが書かれていた。
どうなのだろうか。