じじぃの「未解決ファイル_309_光・E=mc2のからくり」

E = mc2 | Einstein's Relativity

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=uTO1kxxlkpw

Einstein's Theory of Special Relativity

How to Understand E=mc2

March 29, 2019 wikiHow
https://www.wikihow.com/Understand-E%3Dmc2

『E=mc2のからくり エネルギーと質量はなぜ「等しい」のか』

山田克哉/著 ブルーバックス 2018年発行

「真空エネルギー」のからくり より

第4章の末尾で、「不確定性原理を真空に適用すると、『とんでもない現象』が起こります」と予告しました。第5章では、E=mc2を通じての、「物質のエネルギー化」と「エネルギーの物質化」という驚くべき現象を詳しく見ましたが、真空空間においては、さらに摩訶不思議な出来事がE=mc2を介して生じています。
いったいどんな減少が起こっているのか、それを知るためにはまず、「真空とはなにか」について話さなければなりません。
「えっ、『真空とはなにか』だって? そんなの簡単だ。何もない空間に決まってる!」
そんな声が聞こえてきそうです。当然ですね。真空とは、「空気をはじめとするあらゆる物質やエネルギーを完全に取り除いた、完璧に空っぽの空間」ということになっているのですから。
ところが、真空はそれほど単純な構造をしてはいません。この一文に違和感を覚えた人は、物理学のセンスに富んだ方かもしれません。そうです、「何物も存在しない、空っぽの空間」であるはずの真空に、”構造”があるのです。
実は真空には、”発生源のないエネルギー”が存在します。より正確にいえば、空間から一切合切――すなわち、あらゆる物質とエネルギーを取り除いても、どうしても真空に取り残されてしまうエネルギーがあるのです。さらには、真空のいたるところで、無数の粒子たちが、生じては消え、消えては生じを繰り返しています。厄介なことに、この両者はいずれも、私たちには決して見ることができません。観測不能なのです。

実はこの、「発生源のないエネルギー」と「生成消滅を繰り返す無数の粒子たち」が、同一のものだというのです。エネルギーと粒子が同一……!? 勘のいい人にはもうおわかりですね。E=mc2の気配が漂っています。

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おバカな、じじぃの日記。
「何物も存在しない、空っぽの空間」であるはずの真空に、”構造”があるのです。

E = mc2。

アインシュタインの理論を利用して質量をすべてエネルギーに変換できるものとすると、どのぐらいの質量がいるだろうか。
m = E / c2。
1ジュール(1ワット)は質量2キロのものが秒速1メートルで進むときのエネルギーと定義できる。
この計算で100ジュールでは、100ジュールを秒速3億メートルの2乗で割ったものになる。
この計算でいくと、1都市に電力を供給するのには、毎秒たった1マイクログラムの物質を破壊すればい。1世紀は約30億秒なので、わずか3キログラムの物質があれば、その年を100年間維持できる。
とか、ある本に書かれていました。
「真空のいたるところで、無数の粒子たちが、生じては消え、消えては生じを繰り返しています」
物質のすべては「光」なのです。