じじぃの「科学・芸術_885_世界の秘密都市・米空軍の極秘基地(エリア51)」

古代の宇宙人 - ロズウェル事件の真相 1/4

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=nYkfGlB4aGo

The coveted Area 51 (Groom Lake).

An Eye on Area 51, Nevada

The coveted Area 51 (Groom Lake). Notice how the ubiquitous Google copyright (usually located all over the image) is missing here, meaning images are all archived ones.You can probably find better, more detailed images of Area 51 if you so choose. I'm just travelling around.
http://www.rioleo.org/images/images/area51/area51.html

『ビジュアルストーリー 世界の秘密都市』

ジュリアン・ビークロフト/著、大島聡子/訳 日経ナショナル ジオグラフィック社 2019年発行

エリア51陰謀論者の見る夢 より

ネバダ試験場を含む広大なネリス試験訓練場には、さまざまな「エリア」がある。グルーム・レイクという塩湖に近いエリアはまさに人里離れたところにあり、そこで行われる活動はすべて極秘にされている。だからこそ、地球外生命体の存在を信じる者たちにとって、そこは聖地のような場所で、数々の噂がまことしやかにささやかれている。
実はエリア51は、1950年半ばに米空軍がU2スパイ用偵察機の飛行実験を始めた場所だ。この新鋭機はソ連のレーダーに探知されないよう、高度1万8000メートルもの高高度を飛行できた。同じ頃、ネバダ砂漠の上空に、光を放ちながら飛ぶ未確認飛行物体を見たという人が続出した。そしてそれは、ほかの地域の真偽のはっきりしない事件、例えば1947年にニューメキシコ州ロズウェルで円盤の残骸が発見された事件などと関係があるらしいという噂がたった。
それでも米政府は、つい最近までエリア51に何かがあるということを認めていなかった。絶対に侵入されないよう警告看板を設置し、フェンスを張り巡らせ、厳重に警戒していたにもかかわらずだ。その結果、正しい情報が公にされないまま、人々の疑念と想像だけが膨らんでいった。ロズウェルで捕獲した宇宙人を政府が連行していった先が、エリア51だという説。アメリカの月面着陸は捏造であり、その撮影が行われたのがエリア51だという説。ちなみに、この月面着陸についての噂をもとに作られた映画が、『カプリコン・1』(1977)だ。自然は真空を嫌うというが、歴史もまた真空である時期を作りたがらないものだ。この秘密エリアの存在理由が完全に明らかになるまで、このような陰謀説はなくならず、今後も新しい説が続々と出てくるだろう。