じじぃの「科学夜話・巨大ブラックホールは生命との深い繋がりがある!本当は怖い宇宙のはなし」

ブラックホールの想像図

128億年前のブラックホール

観測史上「最も明るい天体」が130億光年先の初期宇宙に発見される

2018/07/10 ナゾロジー
VLBAの観察によって、このクエーサーが3つの明確な部位に分かれることが示されており、それについて2つの解釈が考えられます。一つ目は、ブラックホールが一端にあって、他の2つが1つのジェットを構成しているというもの。2つ目はブラックホールが真ん中にあって、ジェットが一つずつ両端にあるというものです。
https://nazology.net/archives/15191

NHKスペシャル スペース・スペクタクル 第2集「見えた!ブラックホールの謎」

2019年7月28日
【司会】和久田麻由子 【ナビゲーター】櫻井翔 【解説】村山斉(東大カブリ数物研)
櫻井翔アインシュタインが夢の共演? 人類初のブラックホール直接観測に密着、姿が見えた瞬間とは!
従来の「見えない」「何でも吸い込む」「レアな天体」という常識は覆った。最新科学はブラックホールのおかげで私たち生命が生まれたという。遙か138億年の時空を超え、ブラックホールが巻き起こした大激動を、リアルCGで映像化。
世界の科学者が力を合わせ、初めて見ることができたブラックホール
科学者たちは、さらに大きな謎に挑もうとしている。
私たちの住む天の川銀河の中心にある超巨大ブラックホールを直接見ようという計画。
そもそも、ブラックホールがいつどのように生まれ宇宙の始まりとどうつながっているのか。
その手がかりを見いだそうというのです。
さらに、新しい観測衛星の打ち上げ計画も進められている。
従来の30倍以上の性能を持つ日本のX線観測衛星。2年後の打ち上げを目指している。
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586030/index.html

『本当は怖い宇宙のはなし---宇宙旅行に出かける前に読んでおく本!』

スペース探査室/編 KAWADE夢文庫 2013年発行

ブラックホールが放つ「銀河嵐」の恐るべき影響 ブラックホールは地球の母だった? より

あらゆる物質を引き寄せて飲み込んでしまうブラックホール。この恐怖の天体はひとつだけでなく、多数存在する。どの銀河の中心にもブラックホールがあるとされているのだ。もちろん、私たちの天の川銀河にもあり、地球から2万6000光年先に巨大なブラックホールが存在すると考えられている。
天の川銀河の中心のブラックホールは非常に大きく、なんと太陽の約400万倍もの質量をもつ。そして、強大な引力で近くの複数の恒星を凄まじい速度で振り回しながら、周囲の物質を飲み込んでいる。
じつに恐ろしい存在だが、この超巨大ブラックホールの活動が地球の生命を育んだともいわれている。
ブラックホールは周囲の物質を飲み込むだけでなく、膨大な量のエネルギーを放出している。それが地球の生命に大きな影響を及ぼしてきた。もしこうしたエネルギー放出活動がおこなわれていなかったら、人類は存在していなかったかもしれないのである。

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どうでもいい、じじぃの日記。
7月28日、NHKスペシャル スペース・スペクタクル 第2集「見えた!ブラックホールの謎」を観た。
「今から129億年前。宇宙が生まれて間もない時代のものでした。驚くべきは その明るさです。129億年前のブラックホールはたった1個で 初めて姿を捉えたM87銀河のブラックホールの1万倍もの明るさでエネルギーを放っていました」
129億年前のブラックホールだって。
「太古のモンスターブラックホールから驚くべきものが見つかりました。エドアルド・バナドスさん。ブラックホールハンターの一人です。去年、発見したのは128億年前 宇宙が誕生して間もない頃のブラックホールブラックホールは 中央の光の中にあり、そこから左右に巨大な光の塊が放たれているように見えます。差し渡しの距離は5000光年にも及んでいました。発見された この光の放出。ジェットと呼ばれています」
我々の身体を構成している炭素とかカルシウムなどは、ブラックホールが出す強力なジェットが宇宙をかき混ぜて出来たのだとか。
2021年に、日本が開発した高性能 X線観測衛星を乗せたロケットが打ち上げられる予定だそうです。