じじぃの「韓国向け輸出管理強化・実はこんなところにも!世界シェアトップの日本企業」

日韓、WTOルールで攻防 勝算はどちらに

2019.7.23 産経ニュース
半導体材料の輸出管理厳格化をめぐる日韓の対立は、世界貿易機関WTO)に持ち込まれた。韓国は、日本が「ホワイト国」から韓国を除外することを警戒し、「WTO提訴も検討する」としているが、立証は極めて難しい。
https://www.sankei.com/world/news/190723/wor1907230038-n1.html

世界シェアトップの日本企業と製品。実はこんなところにも?地味すぎる化学素材メーカーまとめ

2017/4/21
世界トップシェアの日本企業をまとめます。今回は化学素材メーカー編。
メーカーにとっては「商品」がその企業の全て。それ以外のことは大した問題ではないのです。そこで、世界で戦える事業を持っている会社をチェックしておく必要があります。●高機能化学品・フィルム分野
製品      世界No.1   %   世界No.2    %  コメント

                                    • -

半導体用の
シリコンウェハ 信越化学工業 35%  SUMCO     30%  半導体
フォトレジスト JSR      27%  東京応化工業 23%

韓国向け輸出管理強化で

2019年7月17日発行 夕刊フジ

これが買われる銘柄 より

日本政府による半導体素材などの韓国向け輸出管理強化について、東京株式市場でも関心が高まっている。文在寅ムン・ジェイン)大統領は「日本経済により大きな被害が及ぶ」と脅すが、追い風を受ける銘柄もあるというのが市場の見方だ。
有機ELディスプレーなどに使われる「フッ化ポリイミド」と、半導体基板の回路配線パターンを転写する際に塗布する「レジスト(感光材)」、半導体基板の回路に溝付けする「エッチングガス(高純度フッ化水素)」の3品目の日本からの輸出に関して、韓国は今後、個別契約ごとに日本政府の許可を取る必要がある。8月には優遇措置のある「ホワイト国」の指定も除外となる見通しだ。
安全保障上の観点から不適切な事案があったと日本側の指摘を受けた韓国側だが、輸出管理を強化するどころか逆ギレしている。文大統領は「結局は日本経済に、より大きな被害が及ぶことを警告しておく」と批判のトーンを強めており、かえって危機感を際立たせている。
文大統領は、韓国企業が日本への依存から脱し、技術の国産化を進めるとしているが、目先の対象品目の在庫は、サムスン電子が「1ヵ月程度」、SKハイニックスは「3ヵ月未満」との報道もあり、対象の3品目に関連する日本企業の動向が注目されている。
市場で名前が出るのは、フッ化ポリイミドでは三菱ガス化学、レジストではJSRや東京応化工業、住友化学信越化学工業エッチングガスではステラケミファなど。準大手証券のストラテジストは「発表直後に急落した後、持ち直している銘柄もある」と指摘する。
一方で、韓国企業の半導体の供給が滞れば、シェア拡大を狙う日本や米国、中国などの半導体メーカーが生産能力増強を目的とした設備投資につながる。前出のストラテジストは「東京エレクトロンSCREENホールディングスアドバンテストなど半導体製造装置を手掛ける企業にとっては追い風となりそうだ」とみる。
ファーストリテイリングが運営するユニクロなど日本製品不買運動が起きているとの報道があるが、「親大統領勢力による官製運動に過ぎないとの見方もあり、影響は限定的」(前出同)という。