じじぃの「米国中国の覇権争い・強い動物ほど大きななわばりを持つ!人間を科学する事典」

China's trillion dollar plan to dominate global trade 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=EvXROXiIpvQ
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米中通商協議、中国が経済政策刷新しなければ合意困難=ナバロ通商局長 2018年12月22日 ロイター
ホワイトハウスのナバロ通商製造政策局長は21日、中国が抜本的に経済政策を刷新することに合意しなければ、米中が先に合意した90日間の対話継続期間内に通商問題で合意に至ることは難しいとの見解を示した。
https://jp.reuters.com/article/navarro-idJPKCN1OK2D2
『人間を科学する事典―心と身体のエンサイクロペディア』 佐藤方彦/著 東京堂出版 2005年発行
ヒトもなわばりにマーキングしている? より
なわばりについては、空間と時間の双方に関わる概念として、古代ギリシャに始まる西欧哲学の思想の中で息づいてきました。日本における「間」の捉え方もこれによく似ており、視聴覚に働きかけ、武道や美意識に通じるものがあります。
動物行動学は比較的新しい学問であり、なわばりに関する実証的な研究が始まったのは1930年代になってからのことです。研究者たちは、鳥や哺乳類などの脊椎動物が捕食者に出会ったとき、距離によって反応が異なることに気づきました。
さらに、相手が敵ではないにせよ、鳥類の中には「めじろ押し」や「羽づくろい」などを許す種と許さない種があること、あるいは相互に許すことができる最低距離には違いがあることがわかってきました。こうした動物のなわばり行動については、ローレンツによるカラスの研究や、ティンバーゲンによるトゲウオの研究などが有名です。
人間の集団や個人もお互いなわばりについて意識しています。世界のいたるところで土地を占有し、優先権を主張します。いざという時にはこれを防御する用意があり、いろいろなレベルで他と自分の間に線を引く傾向があります。人間に備わるなわばり意識は、採集狩猟生活であれ農耕牧畜生活であれ、生きて行くためにはあるまとまった広さの土地が必要であることに由来すると思われます。恐らくは、進化のかなり早い段階で同種内闘争を緩和させる方法のひとつとして出現し、それが現代の私たちにまで尾を引いているのでしょう。
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一般に強い動物ほど大きななわばりを持っています。それは、餌や獲物の捕獲や生殖活動をする上で有利となるからであり、いわば種の保存と結びついています。一方、現代の人間関係におけるなわばりは、地位や役割に深く関わっています。つまり、地位が高く権力を持った者は、それらが低い者に比べ、より広い空間を占有するのが普通です。

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どうでもいい、じじぃの日記。
「一般に強い動物ほど大きななわばりを持っています。それは、餌や獲物の捕獲や生殖活動をする上で有利となるからであり、いわば種の保存と結びついています」
超大国の覇権争い。
16世紀 ポルトガル⇔スペイン 19世紀 イギリス⇔ドイツ 21世紀 アメリカ⇔中国。
中国については2つの見方があります。
チャイナ・オプティミズム・・・中国の経済が成長するにしたがって民主化も早期に進んでいくはず、と容易に期待すること (楽観論)
チャイナ・ペシミズム・・・中国はこれからも共産党一党独裁が続く (悲観論)
2019年は、中国の未来を方向づける重要な年になるような気がします。