じじぃの「メチル基・お酒・エタノールとメタノールの違いとは?身近に潜む危ない化学反応」

Morphine: What You Need To Know 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=UjIJd2J2c7M
Morphine

メチル基って なんですか? 2017/2/28 Yahoo!知恵袋
回答
CH3のことです。メタン(CH4)が他の原子と結合するために水素を一つ取り除かれた形のことです。(これは基になることと同じです)
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13171128863
『SUPERサイエンス 身近に潜む危ない化学反応』 齋藤勝裕/著 シーアンドアール研究所 2017年発行
飲食物で起こる反応 より
酒を飲むと、胃に酒が入ります。すると酒の中のエタノール(CH3-CH2-OH)が吸収されます。エタノールは胃からも吸収されます。吸収されて血液に混じったエタノールは、血液中にあるアルコール酸化酵素(アルコールデヒドロゲナーゼ)によって酸化されてアセトアルデヒドCH3-CHOになります。
実はこれが有毒物質であり、二日酔いのもとになっている物質なのです。しかし、ありがたいことに、血液中にはアルデヒド酸化酵素アルデヒドヒドロゲナーゼ)が入っており、これがアセトアルデヒドを酸化して無毒の酢酸CH3-COOHに変えてくれるのです。その結果、私たちは苦しい二日酔いにならずに済むのです。
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エタノールは飲料になるので酒税が掛り、価格が高いです。しかし、メタノール(CH3-OH)は飲料にならないので酒税は掛かっていません。そのため、外国では一部の悪徳商人が合成酒を作るときにエタノールの代わりに安いメタノールを使ってボロ儲けを企むというわけです。
メタノールを飲んだ場合の体内での変化はエタノールと同じです。酸化酵素によって酸化され、ホルムアルデヒドH-CHOを経て蟻酸H-COOHになります。ところがこのホルムアルデヒドと蟻酸が強烈な毒を持つのです。ホルムアルデヒドは、ある種の建材や接着剤にふくまれるので、それが空気中に沁みだして、シックハウス症候群の原因になります。このような物が体内に発生したら、タダで済むはずがありません。命も危なくなるでしょう。それにしても、なぜ最初に目がやられるのでしょうか?
それは、目の周囲には酸化酵素が多いからです。というのは、目の周囲では酸化反応が重要になっているのです。ビタミンAが目に大事なことはよく知られています。ビタミンAを取るためには、カロテンを含む有色野菜を食べるとよいといいますが、それはカロテンが体内で酸化分解されるとビタミンAになるからです。
このビタミンAは、さらに酸化されてレチナールというアルデヒド誘導体になります。レチナールは視覚分子といわれるほど視覚にとって重要な働きをする分子です。レチナールは光が当たることによって立体構造を構造変化します。この分子構造の変化を周囲のタンパク質が感知し、その情報を脳に伝えるというのが視覚の概要です。
このようなことから、目の周囲には酸化酵素が多く、そのためにメタノールを摂取するとホルムアルデヒド、蟻酸という有害物質が目の周囲に優先的に生じるのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
図書館で、『身近に潜む危ない化学反応』という本を見つけたら、おもわず手に取ってしまった。
遺伝子を複製する際に、コピーミスが発生するが普段は修復酵素が修復してくれる。
作られたタンパク質にメチル基(CH3)がくっつくことがあり、これをメチル化という。
メタンの化学構造式はCH4だ。
私の体の一部はそろそろメタン化しているのだ?