じじぃの「日本にご招待・ぬか漬けの味は乳酸菌に左右される!理系の話」

【日本へ行きたい!】ぬか漬けを愛するドイツ女子 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=cbbhF2tvE78
和食 発酵食品


世界!ニッポン行きたい人応援団 「本物のぬか漬けを食べたい!」ぬか床の香りが大好きだというリトアニア出身の女性をご招待! 2018年1月29日 テレビ東京
【応援団長】織田信成 【出演者】眞鍋かをり高橋茂雄(サバンナ) 【ナレーション】武田広、増田明美
"ニッポンに行きたくて行きたくてたまらない"外国人を世界で大捜索!世界4ヵ国でニッポン大好きな外国人を大捜索スペシャル!
●ぬか漬けを愛するルテーネさんを日本にご招待。
リトアニア出身でドイツの美術学校に留学中の女性(26)。
ぬか床の香りが大好きで、香りを嗅ぐと食欲がとても湧いてくるという。3年前発酵食品に興味を持ちニッポンのぬか漬けを知った。
ぬか床をおばあちゃんから孫へ家族代々守り続けていく文化にも魅了されている。
ぬか漬けの原料の米ぬかは野菜の栄養素を増加させる。彼女は麦ふすまを使いぬか床から自作している。
福岡の千束に行きたいと語ったルテーネさん。福岡は古くからぬか漬けが根付いた土地。小笠原忠真がぬか漬け作りを奨励、小倉を中心に広まった。千束に到着し従業員と挨拶。千束は200年以上受け継いできたぬか床の味と文化を後世に伝えたいと敏子さんが約40年前に始めた。
ルテーネさんは店の2階に案内された。千束は地元の主婦7人で切り盛りしている。鯖のぬか炊きなどが食べられるぬか漬け定食を味わった。嫁入り道具として受け継がれてきたぬか床。下田さんの母は戦時中もぬか床を枕元に置いて守ったという。ここでルテーネさんがドイツから持参したぬか床を見せた。下田さんはよくできているが混ぜすぎだと指摘。ぬか漬けの味は乳酸菌に左右される。そして千束のぬか床を見せてもらった。
http://www.tv-tokyo.co.jp/plus/entertainment/entry/2018/015514.html
『世の中の裏が面白いほど見える理系の話』 話題の達人倶楽部/編 青春出版社 2011年発行
ぬか味噌の裏 かき混ぜたほうがおいしくなる秘密とは? より
ぬか味噌は、乳酸発酵を利用してつくられる一種の発酵食品だ。最近、発酵食品が体によいといわれるようになり、その健康ブームに乗って、ぬか味噌もそのよさが見直されている。
とはいっても、おいしいぬか味噌をつくるには、たいへんな手間が必要なのも事実で、初心者が手を出すには、いささか敷居が高い。
まず、ぬか床は、毎日かき混ぜなければならないし、ぬかが減ったら足したり、定期的な塩加減の調整も必要だ。
さらには、そのなかに野菜を漬けるには、ナスなど変色しやすい野菜は色どめにみょうばんを入れるなどの”おばあちゃんの知恵”も必要だ。
ぬか味噌が、ひんぱんにかき混ぜないとおいしくならないのは、乳酸発酵を起こすバクテリア(乳酸菌)が、酸素を必要とする「好気性バクテリア」だからだ。
乳酸菌の生育、つまり漬け物をうまく発酵させるには、酸素供給が欠かせない。そのため、毎日、ぬか床の底までひっくり返してかき混ぜ、空気を送り込まなければならないというわけだ。
一方、空気の供給が少なくなると、好気性バクテリアの増殖が抑えられ、代わりに嫌気性バクテリアが増殖して、悪臭を発生させる。なかでも、嫌な匂いを発する筆頭は、酪酸菌と呼ばれるバクテリア
これは、銀杏の実が熟したときの臭気を発生させるバクテリアでもある。あの強烈なにおいを創造してもらえればわかりやすいが、ぬか床をかき混ぜずにいると、この嫌気性バクテリアが増殖して、漬け物の風味を落とす原因になるのである。

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どうでもいい、じじぃの日記。
職業別に寿命を調べると、一番の長生きはお坊さんだ。
お坊さんといえば、精進料理。
「最近、発酵食品が体によいといわれるようになり、その健康ブームに乗って、ぬか味噌もそのよさが見直されている」
そういえば、子どもの頃、朝食にはいつも漬け物があった。
毎日、朝 漬け物を食べる、という生活もいいなあ。