じじぃの「疑似科学・酵素ジュース・トマトでダイエット?中央公論」

体力回復;発酵食品 健康の為の必需品 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=u3rZcr5mC2k
納豆やヨーグルトなどの発酵食品 新たな健康効果が続々と判明 保健指導リソースガイド
発酵食品は、それぞれの土地の気候風土から生まれ、育まれ、受け継がれてきたものだ。日本にも伝統的な発酵食品は多い。醤油、味噌、納豆、みりん、かつお節、漬物、米酢などの食品は全て発酵食品だ。
 発酵食品とは、微生物の働きで人間にとって有用な食べ物へと変化した食品。発酵させることで、風味が増し、おいしさに深みが出るなど、もととなる食材以上の魅力をつもようになる。さらには、保存性や栄養成分も高まり、体内への吸収率が良くなる。
http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2014/003449.php
京都大学「トマトの成分でマウスが痩せた」? 2012/2/15 Yahoo!知恵袋
回答
そもそも河田教授ら痩せるなんて言ってないですよ。
マウスの場合、血液の中性脂肪が下がって高脂血症が改善される、ということです。体重が減るなんてどこにも書いていないのです。
もともとトマトには高い抗酸化成分があって、がんの発生率を下げる効果が知られていて、つまり老化しにくい+がんにかかりにくいという事です。
私個人でいえば、年に300日はトマトのMかLを1個食べて、年に120本くらいトマトジュースや野菜ジュースを20年間飲んでいます。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1081527640
中央公論 2015年12月号
氾濫する怪しい健康情報 科学ジャーナリスト 松永和紀 (一部抜粋しています)
酵素ジュース、酵素ダイエット……。ご存じだろうか。酵素を食べて体の代謝を高めれば、ダイエットや疲労回復に効果があるという説。昔から唱えられていたが、2012年ごろから女性誌などで盛んに取り上げられブームになった。
科学的にはとんでもない理論で、典型的な疑似科学だ。酵素はタンパク質なので、口から入れても消化されアミノ酸に分解される。食べた酵素が体内で活性を保ち代謝を助けることなどあり得ない。
ところが、「野菜などの自然の酵素で体の活性化を」というのは、自然大好き系には魅力的らしい。野菜や果物を数日から1週間発酵させ、酵素を増やして飲みましょう、などというインチキレシピが、雑誌やネットにがんがん掲載されていた。
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疑似科学ニセ科学の裏側には往々にして、医師や科学者が存在する。儲けを狙って医学的に確立されていない療法をクリニックの売りにしたり、健康食品の広告塔を務めたりする科学者も少ないない。こうした”確信犯”が描くストーリーは単純でわかりやすく、テレビや雑誌にも取り上げられやすい。
まじめな研究がメディアで報じられるうちに変質し、とんでもない疑似科学に化ける、というケースもある。京都大学研究チームが12年に発表したトマトの研究が典型だろう。「トマトでダイエット」などと雑誌やテレビ等で取り上げられ、トマトジュースが店頭から消えるほどのブームとなった。カゴメの調査によれば、11年は116億円だったトマトジュースの市場規模は12年には250億円に膨らんだ。
では、トマトジュースを飲んだら痩せられる? そんなことは論文には書かれていなかった。実験でわかったのはトマトジュースに含まれる特定の成分を合成してマウスに与えたところ、血中の中性脂肪が下がり脂肪の代謝系が活発になったということのみ。体重減少効果はなかった。
ところが、血中中性脂肪が低くなり脂肪代謝系が活発になっている→脂肪が燃えてなくなる→体重減少という三段論法で、「トマトやトマトジュースを摂れば、痩せられる」となってしまった。研究チームによれば、記者会見に集まった新聞記者たちは比較的落ち着いた記事を書いたという。ところが、そこから伝言ゲームのように拡大解釈が広がり、テレビのワイドショーやインターネットメディアではダイエット効果のニュースになった。
トマトは、植物繊維やビタミン類等が豊富な野菜だから、消費量が上るのは悪くない。しかし、さらに大きなビジネスチャンスにつなげたのは、サプリメント業者だった。

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どうでもいい、じじぃの日記。
疑似科学とは、いかにも科学的であるように見えるが論理的根拠がなく実証も反証もできない信念のこと。
たとえば、血液型と性格の関係など。最近では、STAP細胞もその範疇に入るらしい。
酵素ジュース、酵素ダイエットなども疑似科学なのだろうか。
味噌、納豆、漬物などは発酵食品だ。
これらは、昔から食べられ、体にいいと言われている。
私は夕食時に味噌汁をたっぷり作って、次の朝は再び火で温めて食べている。発酵した匂いもまた食欲をそそる。