じじぃの「科学・芸術_465_ローマ・クラブ『成長の限界』」

【閲覧注意】恐怖!2050年までに世界人口10億人へ削減せよ。そして家畜化に。裏世界を支配する秘密結社「300人委員会」が目指す新世界とは…Unknown World 動画 Youtube
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『新版300人委員会 [上] 支配される世界』 ジョン・コールマン/著、 太田龍/訳 成甲書房 2008年発行
300人委員会」とはなのか? より
ローマクラブ300人委員会の執行機関の1つだ。その任務は、アメリカにおけるキリスト教会の分断である。彼らは、アメリカのキリスト教会を、カリスマ派、原理主義福音派など、さまざまな分派や宗派に切り崩し、分裂させることに成功している。故アーマンド・ハマーは、非宗教的「特別プロジェクト」として、有名なキリスト教宗派に数百万ドルをつぎ込んでいる。
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全能の300人委員会に仕えている計画者と陰謀者は誰か。情報に通じている者であれば、陰謀が存在し、その陰謀がイルミナティフリーメイソン、円卓会議、ミルナー・グループ、王立国際問題研究所(RIIA)といったさまざまな間のもとで進められていることに気づいている。
外交問題評議会(CDR)と3極委員会(TC)は、アメリカ国民が自国の内外政策としてとても支持できないようなことを一手に引き受けている。国民のなかには、円卓会議がワシントンのイギリス大使館を通して、アメリカに深刻な影響を与えていることに気づいている人もいる。問題は、秘密政策のメンバーが反国家、反人民的行為を行なっても、確実な証拠となる情報が非常に得にくいことである。ここで、旧約聖書から預言者ホセアの深遠なる言葉を引用したい。「悟りのない民は滅びる」
読者のなかには、私が暴露した政府開発援助(ODA)スキャンダルを既にご存じの方もいるだろう。そのなかで、私は無数に存在する謀略機関をいくつか挙げている。こうした機関はアメリカに合衆国憲法を放棄させ、そのうえで「ワン・ワールド国際共産主義=新世界秩序政府」を実現するための指導的役割を果たさせようと画策している。彼らが目指す残酷で抑圧的な世界が実現すれば、共産主義に厳格にもとづいた新世界秩序が敷かれ、この世は中世ヨーロッパの暗黒時代よりさらに酷い隷属的封建社会に引き戻されてしまう。
歴史をひもとくと、300人委員会がこれまで幾度も、「ムダ飯食い」(300人委員会の高位の政治化バートランド・ラッセル卿が使った呼び名)という何億人もの過剰人口を排除しようと試みたことがわかる。彼らはとうの昔から、今より遥かに小さく、より良い新世界を実現するために「人口過剰」の国々をターゲットとして選び出し、対策を施してきたのだ。委員会にとって、この世に無数に存在する「ムダ飯食い」は、限りある天然資源を食いつぶす存在でしかない。工業が発達すれば人口も増加し、ムダ飯食いの数も増える。したがって、無駄な人口は淘汰しなければならないのだ。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ」という創世記の教えなど彼らには通じない。かくして、新世界計画が持ち上がったのだ。

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『ヒトはなぜ争うのか―進化と遺伝子から考える』 若原正己/著 新日本出版社 2016年発行
ローマ・クラブと持続可能性 より
最近でもさまざまな分野で「持続可能性」という言葉が使われている。この言葉は、1972年に行なわれたローマ・クラブによる報告者が最初だ。
そのローマ・クラブの報告書『成長の限界』では、今後「世界人口と工業投資が幾何級数的成長を続けると地球上の天然資源は枯渇し、環境汚染は再生の許容範囲を超え、成長は限界に達する」ことが、多様なデータに基づいて鮮明に示された。このレポートによって、人類の成長には地球という器の限界があることが強く認識され、経済活動を含めた地球規模での人間活動が維持・発展することができないと指摘された。そこで、今後「持続可能な開発」の可能性がありうるかが議論されるようになった。
石炭や石油などの化石燃料は有限な資源だし、今や大々的に開発されているシェールガスやメタン・ハイドレードも無限にはない。原子力燃料もいずれ枯渇するだろう。こうした有限の資源に依存した人類社会はいずれ行き詰まる。それに代わる代替エネルギーの開発が間に合うかどうかが焦眉の課題だ。太陽光、風力、水力、潮力などすべての自然エネルギーを生かす科学技術の力を発揮することが大事だ。
ローマ・クラブはさまざまな提言をしている。具体的な実例をあげて、現存技術を使った省エネを有機的に組み合わせて実施することで、人類の現在の生活の質の低下をさせることなくエネルギーと資源の消費を5分の1にすることが可能であることを説明している。しかし、これまでにその実現を阻んで来たものも数多くある。代表的なものは、先進国を基盤とする国際金融資本に支配された大企業の既得権益と、経済活動への一切の制限や民主的な規制を認めない新自由主義の考え方だ。
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特に、地球上に生育できる人口をどうやってまかなうのかが1番の問題だ。
地球サミットで宣言された「持続可能な発展」は、同時に採択された「気候変動枠組(地球温暖化防止)条約」および「生物多様性条約」と併せて考えることが必要だ。